不理解理解

文末にはすべて必ず(※個人の考えです)が付きます

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#game
Penultima 』やった

以下ネタバレ感想

■総括
縛りをノベルゲームのUIの世界観に接続する作りをしていて大変面白かった。
あとライバルキャラの子の悲痛さと主人公に救われた側面なども可愛くキャラクターゲームとしての満足度も大変高かった。

■概要
O2A2 2023jamの企画作品。1ポーズ立ち絵1枚背景1つBGM1000words以内縛りのノベルゲーム
優秀なパイロットである主人公が、先ほど自分で倒した死に際の反逆者かつ元同級生のキャラクターと会話するゲーム

■縛りをゲーム世界に落とし込む作り
1枚立ち絵なのは相手が負傷しており動けないからだし、1spriteをホログラムと解釈することで背景と画面に立体感を追加しているし、1BGMを環境音と解釈することで宇宙空間の表現かつ2人の緊張感を追加する要素にもなっているなど、O2A2を縛りでありつつ世界観に入れ込むためのフックにできている点がテクニカルで滅茶苦茶カッコいい!
こういう縛りをどう世界観に接続するのか考えるのが大好きなんだけど、このゲームはそれが全部効果的に組み合わさってて拍手しちゃった!
加えて、ライバルキャラの男の子が可愛いんだ~。戦争に巻き込まれてしまった中下流層の優秀な男の子が最後に学生時代に自分が一度も勝てなかった主人公に出会ってしまう……。
主人公と一緒に暮らすのであろうエンドでの会話も主人公に振り回されていそうなところも込みでかわいかったし、もう片方では自分で宇宙に投げ出されるところが責任感の強さと真面目さを感じてかわいいな……となりました。

ここまで

感想

#game
#daigyakuten
漱石さんの事件を黄色い顔ってワトソンちゃんが言ってたけど黄色い顔こういう話だっけ。何も覚えていない。
そろそろちゃんとホームズシリーズを読もうかな。コンプリート・シャーロック・ホームズ の存在は前々から知っているので、気が向いたときにぼちぼちと。

#game
#daigyakuten
そういえばホソナガ刑事はもう帰ってこないのですか……?
最後の裁判で日本からはるばるやってくれる枠?

感想

#game
#daigyakuten
イギリス最初の事件にオートロみたいな人をぶつけることで弁護士ってなに?という話をやってくれているのが良いというか、オートロをぶつけられて1話しか揺れないナルホドくんが異常なんだよな。
ナルホドくん、Fate/Stay nightのシロウのセイバールートと大体一緒。初手に異常事態を見せられている。

感想

#game
#daigyakuten
にしても猫を置いていった漱石に対して「連れて帰れないなら飼うな」というワトソンとか人の持ち物や日記を触ると「他人のプライベートだから勝手に見てはいけない」というスサトさんとか、フォローアップを入れてくれる倫理センターがいっぱいいるな大逆転裁判!
そこらへん時代に合わせたのかな。私は見やすくて好ましいです。
それでいて龍之介君とスサトさんは男女観は作中の日本時代に合わせつつ、女だからって舐めないでほしいという台詞をイギリス側の人間に言わせていたり、それを言える人たちが国籍でガンガンに差別してくるという塩梅を採用していて冒険する~↑↑とテンションが上がる。
私は自覚的に描かれた無自覚な暴力が大好きだから……。いろんな価値観の人が喋っているのを見るのが楽しい。
ワトソンとホームズは確か国籍の話した時も国関係ない友好が必要っていう台詞を言っていたから現代寄り倫理観の人という設定になっている気がする。面白。

感想

#game
#daigyakuten
大逆転裁判4話終わったので感想
今回はプレイしながら感想書いたので長い。

以下ネタバレ感想

■総括
また不穏に終わるお話だ!どんどん社会風刺や弁護士とは何か?という疑問提起が重なっていくのでいつもよりテーマ性がかなり強くとても楽しみです!
1話しか出ていないのに証言するキャラクターに対して愛着を持たせられる手腕がさく裂していて楽しい~

■トリック
4話にして初めての調査+裁判だ~!
その割に調査で全然情報が集まらない!1回目の調査パートは龍之介君が立ち直るための章扱いっぽいな。調査+裁判だとやっぱり全然推理はできない感じです。
奇跡と衝動が合わさって起きた悲しい事件でしたね……という感じ。証人や陪審員に夫婦が多かったのは一人で生きることが難しい大衆という話を強調するためなのかなとちょっと思った。
でも切っ先が折れたナイフって人体に刺さるもんなのかしらね。バロック検事が担当した意味もよくわかっていないので、この事件もまた絡むのかな?バロック検事は司法に不都合な事実を隠蔽する役割があるのか、隠ぺいしようとする人たちの対策をするためにそういう事件を担当しようとしているのかまだわかっていないので何がしたかったのかわからないね。
被害者について言及させないという役割だったのかなと思っているけど、そうなると前者なのかな~。そうだとしてもかなり苦悩しての選択というキャラクターなんだろうと勝手に思っている。今回の事件みたく望まざる行動というかなんというか。

■陪審員制度
陪審員に事件関係者を入れるな――――!!!!って思ってたら案の定証言台に引きずり出されてて笑った。
まぁ2日前に手紙が来て陪審員に決まるシステムならこうなるか……。でもこの人被疑者に仕立て上げようとすると、最初から有罪に1票入ることになるからやっぱり関係者は弾いてよ!そしてフェアプレイさんは1日おきに裁判所に呼ばれて可哀想だよ。3話の事件の時点で陪審員に呼ばれていたのか、証言台立った後に滅茶苦茶事情聴取されて帰宅した家に陪審員制度の手紙が来ていたのか考えただけで辛いよ!仕事どうなってるんですか!?借金もあるんですよって思ったけど借金は蒸発したんだった。よかったね。良くない。
でも今回の陪審員は少なくとも2人は論理的に話してくれる人がいるから好き♡理屈をちゃんと説明してくれる人を見ると結論があっていようと間違っていようと嬉しくなるね。というかたぶん段々参加する陪審員は理論的な人と面白い人の割合で前者が増えていくんだろうなと思う。それの方がプレイヤーの群衆に対するフラストレーション管理ができるし何より群衆に対する評価があがるからです!
なんでこんなライブ感たっぷりの陪審員による判決方法にしたのか考えてたけど、こうすると大衆の意見を採用した体を取りつつさくさく30分程度で裁判を終わらせられるからだな。
そう考えると逆転裁判の裁判システムは退化ではあるけどこの時期よりマシなのか……。人類は前には進んでいる……。
ナルホドくんは裁判員制度を取り入れるより爆速序審制度を直した方が良いよ。3日で裁判員裁判はこの時代に逆戻りだよ。
逆転裁判の方だと一つ一つの事件の間隔が長かったからそんなに感じてなかったけど、大逆転裁判だと1日も置かずに殺人事件がサクサク起きるし名探偵が毎月面白い事件を元にした小説を出せる世界観として出されるとさすがにそうもなる……なるかぁ……と思って面白かった。全世界米花町化!名探偵もいる!世界の終わりですよ……。その世界の大衆を信じろ!というの、人類への信頼が厚い。
今回の事件で面白かったのは、証拠が全然ない中陪審員の人の案「凶器を投げたのかもしれない」を龍之介君が採用することでみんなで話し合った形で新しい道筋が出てくる点だ。
弁護士が一生懸命陪審員の意見を引き出して、陪審員が分からないなりに自分の意見を出したことで裁判が進む。実際の陪審員制度では全くないけど、これによって法律や裁判はすごい人が一人で解決するのではなく、みんなで考えて作り解決するんだよ!というところに持っていく感じになるんだろうなという気持ちが高まりますな!バロック検事あたりが意見がコロコロ変わる陪審員を衆愚扱いしている辺り、最後は検事と弁護士と陪審員みんなで何かの答えを探す裁判になるのかな~と思っているけどどうでしょう。
バロック検事、一人で全部抱え込んでしまう上に能力が高いせいでなまじっかうまくいってしまいどんどん人に頼るのがうまくできなくなった造詣な気がするので、みんなで一緒に!に着地することが成長として描かれる気がする。全然今のところその様子はないですが。
あと陪審員が大衆性とイコールになる話で、バロック検事が「お前たちは特別ではない」と言いつつも「真実を語るために証言台に立て」と言うのが大変好きだ。
告発されたからという側面もあるけど、あくまで「本当は何があったのか知りたいから」という理由で証言台に立つような話運びになっているのも憎いね~。疑われたからではなく、真実を知るために裁判に参加する真摯な1人の人間であれかし!その姿勢を見せたことで龍之介君も弁護士としての在り方を見つけるようになるんだ~。
そしてその時の証言台に立つのは陪審4号ではなくジョーンさんただ一人!と言う構造!美しい~。ちゃんと名前表記もバイシン4ゴウからジョーンに変わっている。特に調査パートでは自分の言葉で語ることをせず妻と言う役職も世間体のために隠してきた彼女が、たった一人で真実を知るために証言台に立つ!美しいよ~!
でも一人で喋るのは怖い!ここで初めて震えるモーションが入るのが超絶憎いッッここ大好き!
だから自然とガリデブさんが隣に立つ~うわぁ~~~!!!!!!!!!!人は一人で立つのは苦しいし辛い時もあるからね―――!って思っていたらガリデブさんの足が悪いことに言及されてうわ――――――――一人で立つのが苦しいし辛い人たち―――――――――――となってひとりで喜んでいる。

■キャラクター
ワトソンが登場!面白い・安全なように物語を再編する話をやっている!
ホームズっていう物語に登場する人物を、裁判っていう検事と弁護士がそれぞれの物語を語って人々を納得させる物語に出してくるの今思うと構造として超かっこいいな~って思った。
探偵はみんなが面白がる事実を、検事は被疑者が最も不都合な事実を、弁護士は被疑者が一番有利な事実を語る役職だと思っている。そしてナルホドくんは実際にあったことを開陳する役職だったんですよ!(なるほどくんに肩入れしている人
逆転裁判のホームズは雑誌連載上だとみんなが面白がる事実を開示する人だけど、本人は実際にあったことを開陳する役職で最後に龍之介君がそこに合流するのかな。
ワトソンの推理が龍之介君の納得する質の物だったけど、ワトソンはあくまでホームズの方がすごいという。キャラの立て方が良いな~。実際ホームズは間のロジックが変なだけで結論はあっている強キャラ枠なんだろう。裁判後に傍聴していないのに事件の全貌をしっていたところでさらっと強キャラっぽさを強化されていた。
そして帽子を脱いだホームズが頗るかっこいい……!!!!!!!!!!!!!顔が綺麗ですねぇ!
2年後くらいに指紋調査が取り入れられるという話があったけど、大逆転裁判は2年後の話なのかな。

今回は資本主義による中流から下流の人間の話だ。前回の被疑者が上流階級の人かつ被害者や証人が搾取される側の人の話だったので、今作は社会風刺の側面も強く入れていくのかな。すべての人を守るための法がお金のある人を守るものになってしまっている状態を告発する感じの話運びになるのかしら。
2話のニコさんも虐げられた結果衝動的に罪を犯してしまった人で、バッド夫妻もそうでで常に苦さを残していく話が多いので疑問提起の意味合いが強い感じ。
バロック検事もワインばっりんばりん割っていて、現状の法律に対してあんまり敬意払ってない挙動をしているのは現状に憂いているからなのかなと思っているけどどうなんでしょう。
検事が全然嘘つかないし意図的な証拠品の後出しによって弁護側の主張をはねのけない~!すごい!!!!!!!!!
あと逆転裁判だと割と手軽に関係ない人を告発していたけど、今回はバロック検事が「告発するということは相手を傷つけることだ」と毎回釘刺ししてくれるので偉い。搾取される人間の話をする予定というのもあるのか社会風刺を入れるからかフォローを丁重にしてくれるのは嬉しいね。
ついでバッド夫妻に関しても、これ以上いたずらに内面の踏み込みをさせないために早期退場させるしバロック検事はいい人として描かれている気がするな。
そして今回の犯人は一旦殺意も悪意もない殺人で、暴いたところでスッキリはしない事件なのでどんどん問題提起してくる。暴いたところで幸せになれない人がいるよ~という話なのかな。

夏目漱石可愛いね。3Dの動きの可愛さの恩恵を十分に受けている。あとおめめぐるぐるは可愛い。
にしても漱石もまた物語る人なので、また出てくるんだろうな~。龍之介君の物語を書いてくれるのかな。
人類万歳!!!!

関係ないけど龍之介君の「~かしらん」という喋り方、近現代文学にちょくちょく出てくる奴なので好き。小説の方は「~か知らん」が語源だと思うんだけど龍之介君は「~かしら」も「~かしらん」も使うので「らん」が遊びの響きになって良い。かしらん。

ここまで

感想

#game
#daigyakuten
にしても大逆転裁判の事件の次の日に裁判が始まる制度だと、陪審員の選定どうやってるんだろうね。
朝手紙来てそのまま裁判所に直行とか、朝裁判所の前を通りがかった人をその場で採用とかなのかな。

感想

#game
#daigyakuten
プレイしていると、大逆転裁判って逆転裁判の再話でありつつ総括をやろうとしているんだろうなというシナリオ運びで嬉しくなるね。
あってるかは知らんけど。

感想

#game
#daigyakuten
大逆転裁判3話終わったので感想

■総括
陪審員制度だ―――――――――――――――――――――!!!!!!!!!!!!!!!!!!!それも裁判が終わってから話し合う本来の陪審員制度ではなくライブ感を重視した話を聞き切らないで周りの反応を見ながら投票するタイプに変更されているおかげで衆愚さが強調されていてエンタメ重視だ――――!!!!!となって面白かった。証言コール最悪過ぎて衆愚!衆愚!
でも大逆転で陪審員制度が採用されているのは嬉しいな~逆転裁判4の最後にちょっとだけプレイヤーが参加した時に「嬉しいけどもっとがっつり入ってたら嬉しいな~!」と思ったので。というかたぶん4でがっつり採用できなかったのは現実の裁判員制度に合わせたからなんだろうなというのに今気づきました。
2話は蘇るの2話のダイイングメッセージの捏造が一緒だったけど、3話は証拠品の捏造っていう逆転裁判だとたびたび出てくる問題提起をやっているので、本当に逆転裁判シリーズの総括をやるんだろうな~という題材が出てきていて楽しい。
というかどの事件も後日回収されるんだろうなが多すぎて、大逆転裁判1は問題提起フェーズなんだろうな。問題提起から解答編を出すのに2年近くかかるの面白いな。

■トリック
何もわからないで終わったので終わりです。血痕があったかどうかも椅子の下に掃除用具があったかも覚えておりません!
証拠品に馬車を入れることで裁判パートだけなのに捜査ができる!というのは良いね~。馬車にナルホドくんの英語名のフェニックスなんちゃらがついててかわいかった。
被告人が有罪である場合、弁護士の仕事は被告人を無罪にすることか?真実を解明することか?という逆転裁判2「さらば、逆転」の語りなおしをしており良い。
今回は龍之介君が亜双義の遺志を継いで弁護士になろう!と決める物語なので弁護士とは何か?の確認がちゃんとできるのが良いよね。なるほどくんは弁護士になることは目的ではなく手段であり、御剣検事と会話して御剣検事の身に何があったのかという真実を知ることが目的という異常例外存在だからそこら辺の葛藤が割とショートカットされている人間だったから………………。なるほどくんにとって重要なのって(ちょっと悩むことはあっても)真実を解明することというのはずっと一定だからな……。
特に今回は陪審員制度が採用されて、裁判が「何があったのか?を明らかにする場」ではなく「勝ち負け・感情の良し悪しで二分化されている場」なのでより切迫感があって良い。

■システム
陪審員制度可愛い~~~!!!!!!!!!「みなさんは弁護士の言葉を一切聞きません!」衆愚がよ!!!!!!!!!!!!!!!
裁判全部聞き終わってから投票しろとか難しい言葉を使って説明した気になっている奴に何も食らわせられないところとかは滅茶苦茶イライラするけどこれは私が狭量だからです♡何にせよみんないっぱい並んでいて可愛い。
でも陪審員が説得の結果「本当は何があったのか知りたい!」に転ぶところを見るとなんか感動するので私はライターの手のひらコロコロしています。
今回は証言台にもいっぱい人が並ぶし、陪審員も6人並ぶので大衆というのはキーワードになるんだろうな~と思いました。システムとシナリオが一致しているのは素敵だ~。

証言台にいろんな人が立つ奴は、他の人が発言している最中の反応はかなりわかりやすくアイコン表示されるので驚いた。
わかりやすいのは最初の裁判だけだと思っていたけどずっとアイコン表示してくれるのかな?
逆転裁判4の最後の方の裁判の嘘を吐いたときの癖を見抜く奴は難しくて全然進めなかった記憶があるので、反応を見るタイプの奴が分かりやすいのはありがたいけど少し寂しくもある。
でもさすがに4人の反応毎回見るのは面倒だから今のシステムがいいな!

■キャラクター
死神の人来た!この人はパッケージにいたので知っている。バロックさん、覚えました。
3Dモーションは検事側みんなかわいいね~。ワイングラス破壊にもいろんな種類がある。掃除する人大変そう。謝れば何をしてもいいのか。
証拠品見ている時に「バロック検事が言及してこないなんて不思議だ……」って台詞を見て「検事は大抵こっちに不利益のある情報を後出ししてくるものだからな~」って思ってたらマジで知らなかったのでびっくりした。悪質な検事に慣れ過ぎている。
バロックさんが逆転検事時点の御剣検事みたいな感じのいい人なんだろうなというのはなんとなく伝わったけど、それ以外の人となりはよくわからないからこれ以降に期待だ~。楽しみ。
レストレイド姓の子が出て来たけどどういう立ち位置なんだ?グレグスン刑事のことは何も覚えていないんだけどこの人本当に緋色の研究と恐怖の谷に出ていましたっけ……覚えてない……。
今回ホソナガ刑事いないんだ……!?もう出てこない……?

ここまで

感想

#game
#daigyakuten
大逆転裁判2話終わったので感想
終わらせたの4日くらい前なんだけど、感想書かないと忘れるのでやっぱり終わった瞬間に書く必要があることが分かった。

■総括
前の感想で逆転裁判はあんまりミステリーのフォーマット取ってないって言ってたけど、今回は裁判がないせいかとてもミステリーだ!
私は原作のまだらの紐が原因でホームズシリーズを読むのをやめた人間なので、まだらの紐を滅茶苦茶ちょけながら密室殺人をやってくれたので超楽しかったです。
ホームズが出てきたけど結論は合っているが道筋がおかしいという、今までの私の逆転裁判のプレイングとかなり近い人が出てきて笑った。ハッタリは常套手段です!

■トリック
マダラの紐で私が納得していなかった部分をスサトさんが全指摘してくれて私は満足しましたよ!!!!!!!!!!!!!!
ミステリー部分は調査パートの時点で大体推理できる感じになっていてびっくりした。
ちゃんと密室だ密室だ密室だ~~!
証拠ないところは犯人の人のピアスのところとか生物が猫のところくらいかな。あとは大体捜査していたら証拠は引っ張れる気がする。
推理パートはホームズの登場によって論理の整合性を合わせるフェーズが追加された。
テンポは悪くなるけど、ホームズと一緒に推理する龍之介君のモーションめちゃ可愛い。
裁判がないのもあってか犯人の自供とか豹変とかが軽いのは、自分たちの望んだ事実を見つけるのではなく本当に起きた事実を暴くのが大逆転裁判だよ!というのをやっているのか後半もう一回この事件についての言及があるのか楽しみだ。

■キャラクター
前回の感想で亜双義死ななくてびっくりしたとか言っていたけど死にましたね!まぁ亜双義がいたら龍之介君導き人が多すぎるから仕方ないのかな……。
でも龍之介君死体を直接が見ていないからまだ分かんないよ!!!!!!!!!!!!
スサトさんが大変亜双義に入れ込んでいるけど、どういう関係なんだろうね。いやどっちかというと龍之介くんの立ち直りの速度が異常なだけなんですけど。まぁ逆転裁判シリーズの語り手のことを私は一切信用していないため、何も言ってないだけで立ち直ったとは思っていないが。
ホソナガ刑事は加虐嗜好の人を喜ばせる存在なのかな……。ひたすらに喜んでしまったので本当に良くないんですが……。
なんであんなに一生懸命でかわいいんだろう…‥‥。ぼこぼこになって出てくる意味が分からなかった。
ホームズがついに登場したけど、頓智気推理かと思ったら変な言動なだけで見通しはできているキャラっぽいのが分かって面白かった。
顔が綺麗だね~。3Dになると目鼻立ちというかEラインが強調されるので顔が綺麗だというのが情報として分かりやすくなる。
ホームズさんが頓智気するけど、龍之介君も割とノリノリなのが面白い。

■次の章
また密室だ!!!!!!!!!!!!楽しみ!!!!!!!!!!!!!!ここまで

#game
#daigyakuten
『大逆転裁判』やっていなかったので最近やっている。
1章終わったので感想。

■総括
逆転裁判のどんどん新しい謎が与えられる形のテキストゲームはやっぱり頭が気持ちよくなれて楽しい!
龍之介さんも亜双義さんも大変好印象でテキスト読むのが楽しいね~。

■トリック
ノックスの十戒第4条未知の薬品だ~!
逆転裁判の普通のミステリと違うところは、「会話によって新事実を開示していくことが支点(捜査パートの時点で全貌の推理が不可能)」だから「会話によって提示できれどんなトリックでも採用できる」ところだよな~!
プレイヤーに対するフェアさを一切考慮しなくて良いミステリーは簡単に作れるけど、プレイヤーがフェアじゃないと感じにくいミステリーを作るのは大変難しいと考えており、逆転裁判の会話を中心に回るというフォーマット+会話が面白いし作中キャラクターが「そうはならんやろ!!!!!!!!11」を言ってくれるエンタメとしての面白さからアンフェアさを感じにくいという地盤ができているのが強すぎるよな~。
逆転裁判をミステリーと呼ぶのに憚られるのもまたそれが一因なんだけどね!!!!!!私は大好き♡❤♡ミステリーはエンタメ♡❤♡
英国がガンガン出てくるらしいので、せっかくなら密室(秘密の抜け穴が2つ以上ある)とか中国人(超能力を使う)とか出してほしい♡楽しみ♡
双子もやってほしいけど、それはちいちゃんあやめちゃんでやっているからもうないかな。関係ないけど私はちいちゃんが大好き♡

■キャラクター
全員性質が善良でかわいかった。逆転裁判のキャラクター、基本的に生きぎたないし誠実じゃないけど一生懸命生きているから大変好感を持てる。
龍之介君と亜双義がずっと良い。龍之介君に対する好感度がなぜか序盤から高いんだけどなんでだろう。自分の気持ちが分からない。
あんまり龍之介君がツッコミ気質じゃないのが新鮮なのかもしれない。亜双義に対してのツッコミはツッコミっていうよりジャレというかダルがらみっぽくて可愛い。亜双義の最後の居合に対して、何を言われるまでもなく速攻でしゃがんでツッコミを入れない辺り、慣れを感じる、可愛いね。
3Dの動きが一番可愛いのもあるかも。
亜双義は快男児なので好きです。丁寧な喋り方をするが龍之介君に対しては「~だぜ!」と口調が砕けるところも好き。
2人とも学力が高い設定なので提出された英語資料を読めるし、証言者が英語で喋った内容をホソナガ刑事が翻訳したのを受けて「彼の翻訳は信用してよさそうだ」と会話できる……!ラブですね!
そしてホソナガ刑事が特に好きだ~。この世界のこの時代の警察の捜査方法が終わっているため、現場保存という大義名分で現場ドロボーをするんだけど、その基本姿勢はあくまでこれから来るであろう成長した警察組織の未来に託すというスタンスなのがあくまで未来は明るいと信じる人間で好き。
それはそれとして押収した証拠品に血痕があったら怪しく思ってほしかったです。あとガラス瓶奪われるのもしっかりしてほしい。
被告人は多分最終章当たりに再登場してくると思っているので楽しみだ。この世界の司法が終わっていることの象徴なんだろうけど、逆転裁判の世界を知っているとまだまだ世界の終わりは続くんじゃ!という気持ちになるので不思議ですね!いえ、作品世界の中では相対的に良くなっているんだと思います!はい!
ホームズが出てくるのは知っていたけど、ワトソンが速攻で死んで笑いました。たぶん最後の章まで引っ張る事件になるのでワトソンくらいの大役じゃないといけないんだろうというのは予想しているが、それにしてもワトソンを殺すのは面白いよ。
あと勝手に亜双義は死ぬんだと思っていたので、あくまで海外留学に行くだけらしく良かった~と思いました。この後すごい死にそうな退場の仕方をしたが大丈夫だろうか。

■次の章
まだらの紐じゃん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!1111
蛇!?!?!??!?もしかしてホームズネタいっぱいある!?!?!?!?
た、楽しみすぎる・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ここまで

感想

#game
ゴーストトリック 』やった!

以下ネタバレ感想

■総括
シナリオが素晴らしく良いし、キャラクターモーションも可愛い~んだこれが!DSの3Dモデルってこんなに可愛く動いてたっけ!?すごい可愛い。
それでもやっぱり随一はエンタメ作品としてのシナリオの出来だろうな~。滅茶苦茶勉強になる~と思いながら読んでいた。

■シナリオ
開始5分で「私は何者か?なぜ死んだのか?を明らかにする」というプレイヤーに最終目的を提示したうえで、章毎の小目標、序盤中盤終盤の中目標を段階的にキレイに回収していくお手本みたいな構成でちゃんと面白いというのが脚本の力……!
それでいて全キャラ躍動でどのキャラクターにも愛着が持てるようになっているのが剛腕だ。割とポップな絵柄だったり面白が強い見た目なのに、最後はみんなカッコよくて愛嬌あって人間臭くて好きだ~~となる。シセルのあの面白い見た目で今全力でシセルさんはカッコいいんだ……!ってなってますからね!?!?
キャラクター名もみんな死が関係するのに人名っぽいのが楽しい~。やっぱり頓智気ネームは最高だぜ!ジョード刑事が好き。
伏線がちゃんとしているから、リンネちゃんが最初の復活で自分以外の人の姿になっちゃったのを見た時にシセルの見た目は別の人なんだろうな~展開的にたぶん動物だろうな~と思っていたんだけど、それ分かった上で次どうなるのかな?が十分楽しかったので脚本力~~~~~!とずっとなっている。
いやだって序盤で肉体が別の人ということが分かった時点でたぶんその別の肉体の人の死んだ時間まで戻って自分の死を回避するんだろうなまで読めるのに、それでしっかりプレイヤーが楽しくシナリオに乗れるんだからも~~素晴らしいもんな~~~どんでん返しはあくまでブースターであって、基盤のシナリオの面白さあってこそ倍掛けになるということが分かる~~~うぎ~~~~それはそれとしてどんでん返しは入れれば入れるだけ良い。クネリのこと誰だろうと思っていたけど、ミサイルだとは思っていなかったよ。アホで元気でうるさい犬が好きなので、10年…………犬……。
あとこのゲームが死の4分前という、犯人やトリックを開示してスタートする物語だから出来る密室殺人事件が超絶に好き。最初見た時爆笑しちゃった。証拠も残らないという凶悪な仕掛けは、こういう答え合わせからスタートするゲームじゃないと許されない。
それでいてその密室が最初から最後までシナリオの中心部にあるというのが嬉しいよ~~~!

■ギミック
謎解き部分はタイミングゲーな部分もありつつ時間停止で進められるのでやりやすかった。キャラクターのモーションも全部カワイイのでトリツクフェーズ大好き。
ただ元がDSのゲームだからか点が密集しているところは若干の操作しにくさを感じたので発売当時にどうしてやっていなかったんだ……!とちょっと思いました。
途中でミサイルが加わるところは嬉しかったな~!新しいギミックが追加されるとテンションが上がるのは今も昔も同じ。
その反復でヨミエルが加わるシーンも熱いよ~~10年前のヨミエルが「体が勝手に動いてよかった」と言っているのも良い。
シセルでフォーカスするとできるアクションが表示されるので、そんなにヒントなくても次に行けるのが良いね~。
そういうシステムをさっと理解するジョード刑事を描写することで敏腕刑事であることをわからせる手法も良い。
あと結論逆引きだからどんな「そうはならんやろ……!」を「なっとるやろがい!!」で通せるのが気持ちいい。もともとコメディタッチなのでそこまでのツッコミも不要という意識合わせができるのもある。
それはそれとしてZLボタンのキャラクター一覧開くのになんであんなに時間かかるんだろう。私が最後までボタンの位置を覚えなかったせいで、定期的にZLを押してしまい3秒程度待たされるという事象が起こって若干ストレスだったぜ!

■キャラクター
キャラクターがそれぞれ全員自分の意志で動いていることが一貫していて大変良かったよ~~~~!
リンネさんがかなり最後までシセルのことを信じずに利害関係の一致で手を組んでいるところが好き。ちゃんと考えて生きている。
割とタイムリープもので過去を変えるというのは途中の言説によっては私は「言ってることとやってること違うのでは……?」となりがちなのですが、も~ゴーストトリックはキャラクターたちが今までの出会いを積み重ねて積み重ねて今新しい未来を獲得するという筋で一貫しているので良い。
みんな後悔していることがあって、それをどうにかできるのなら自分の一生や命をかけることが出来る人々。意志が強い。そういうのを踏まえて人生の再生がテーマなのかな~と思う。
ヨミエルが好きだ………………。ヨミエル、どうやって終盤好感度稼ぐのかな~たぶん最後に手伝ってくれるのと身を挺して何かから庇ってくれるのはあるだろうけどな~って思っていたらシセルとずっと一緒だったのはヨミエルだったんだ!はあまりにも強すぎる。Save the catだ……脚本のお手本だ……。その上フィアンセがいたという情報までくるのでもう無敵。あぎゃ―――……。
あとほとんど出番ないけど刑務所のトランプタワーやってる人が好き。あの人は何。
ここまで

感想

#game
Ori and the Will of the Wisps 』やった!
メトロイドヴァニアがやりたくてだいぶ前にセールで買って積んでいたし、どうやらこれ2作目だな?
Normalでクリア。

以下ネタバレ感想。

■総括
グラフィックは綺麗だったがイライラ棒と追いかけっこって需要あるの???????
多分ゲームとしての出来は良いはずなんですが、終わった後の感想が「やっと終わった……」になる程度にイライラするマップが多かったです!

■概要
森の妖精であるウィスプは友人であり行方不明になった梟を探しにある森を尋ねた。
やっとの思いで見つけ出した梟が死んでしまうが、妖精であるウィスプが力を無くした森の光を5つすべて集めれば、梟を生き返らせることが出来ると分かる。
光を集めていくうちに、その光はウィスプのような森の妖精が森に生命力を与えるための力を与える物だと分かる。
5つすべての光を集めたところで、ウィスプは森を守る樹に変身し、森と梟に生命力を与え、みんな幸せに森で暮らしましたとさ。

■謎解き
ギミックが多い!
というか途中で操作が難しくて大変なルートに行ったとき「難し~!でもこれで実績に絡むアイテム手に入るかな?」って思ったら正規ルートだったみたいなことが3回くらいあった。たまにゲーム内ヒントがまったくない状態で新しいスキルの変わった使い方の理解を要求されるからマジで?となった。

■ゲーム性
ホロウナイトの影響をとても感じるんだけど、ホロウナイトと差別化するための追加要素であるイライラ棒とか追いかけっことかのフラストレーションがたまりまくる……。
全体的に視認性が悪いというか初見殺し箇所が多かったりで、自然とそうなったなら仕方ないけどこれを難易度調整として意図的に設定しているなら製作者の性格が悪いと言わざると言えないマップが多くて!!!!!!!!11ウギィ!!!!1
死んだ後のリポップ位置が序盤だと対処に困る飛行突進する敵の湧きどころ+次の面に進むには一度もミスせずにジャンプで対岸まで行かないといけない場所だったり、迷路とかイライラ棒とか追いかけっことかは長い上に即死ポイントがあるのに中継地点がなかったり、ボスの中間セーブが体力と気力もセーブされるためたまに詰みセーブになったり、死ぬたびに「カスが……!」となりました。
私は割と死に覚えゲーが好きなんだけど、そういうゲームってちゃんと再チャレンジする際のフラストレーション調整がされていたんだな~と思えてよかったです。
あと操作性というか、ホロウナイトとかソルトアンドサンクチュアリとかのせいでダッシュに無敵判定がないのも嫌だ……。他にも着地した部分に主人公が挟まって死んだりとかするのが地味にストレス。死んだときに素直に自分の失敗だと感じにくい死に方をすることがたびたびある。いや私が悪いんですけどね!?!??!?!
でも敵の弾丸をはじくスキルの弾く対象に雑魚敵が入ることがあるのだけはどうにかしてくれ――――!せめて蜘蛛のボス戦でだけは雑魚にフォーカスするのやめてほしかった。蜘蛛の弾丸拾おうとしたときに雑魚にフォーカスが行って弾丸拾えないことが多すぎる。あと弾丸はじき返さないと大きいダメージ与えられない蝙蝠と蜘蛛に関しては逆に弾丸はじき返しのフォーカスを入れてほしい……。かなりの精度で綺麗に返さないと当たらないよ!
ボス戦も長いんだ……。
蜘蛛のボスの暗闇戦で、蜘蛛の吐く炎が発光物判定入らないのも意味わからないし、最後のボスの第三段階の背景が黒と紫の空中戦で敵が飛んでくる方向を示すエフェクトも黒と紫にしたのと画面上の雲の方向から飛んでくる時はオブジェクトの優先順位が雲の方が上なので見えなくなるとか本当に……何……!!!!!!!!!
イライラ棒もノーミス要求操作もマジで嫌いだったのでずっと悪口言えちゃうな……。
ついでにメインシナリオとサブクエスト終わったし、RTA系とかノーダメ系以外の実績集めようかな♪って思ったら、実績に絡むミニゲームでイライラ棒とスピードランのかけ合わせが出て来たのでキレながらやめました。
ここまで

感想

#game
Neo Cab 』感想続き。
親友と主人公について。

私は親友と口論するなら、「あなたのために動いている!だからあなたと他人の会話を盗聴してはいない」という部分に対して、後の会話で音声を聞いていなければ親友が知っているはずがない情報について言及した部分を引っ張り出して反論すると思うんだけどゲーム内でそれが出来ない理由について考えていた。
結論からいうとこのゲームでプレイヤーが操作できるのはあくまでも主人公の思考ではなく感情だからなのかな~などと思いました。

もともと主人公のことを感情優位の思考回路だな~と思っていたので、そういう主人公がいくら冷静になっても相手の矛盾をひけらかす話し方にはならないと思う。これはどっちがいいとか悪いとか言うのではなく、思考の手順が違うよねという話です。
ついでに言うなら、感情論に対して理論で殴っても勝ち負けのルールが違うのでただの殴り合いになってしまってあんまり意味がない気もする。喧嘩ってどっちかがどっちかの勝ち負けのルールにのるか、妥協点を模索する姿勢を両方が見せないと終わらないので……。
お互いに自分の得意分野で戦いたい!と思っているので、最終目標が自分がスッキリすることであるならばそりゃ折衷案の模索なんて道にはいけないのでゲームとして区切りをつけるなら同じ土俵に立って親友のメンタルを折るのが一番綺麗という感じなんだろうな~。感情をコントロールするというテーマのゲームでもあるし……。
私は喧嘩に勝つことよりも同じ土俵に引きずり下ろされた時点で負けた気持ちになるので、その方法だとカタルシス得られにくい人間だったんだと思う。
私の理論絶対視するテンションはインターネットのお気持ちや感想を冷笑する主義に近い部分もあるんだろうなと思うが、それでも私は感情が揺らいだ方が負けみたいなルールに乗りたくない~!!!!お前の感情はお前だけの物なので、感情マウントで勝った方が勝ちとかいう尺度で喋りたくねぇ~!!!!
いやこれ感情冷笑ではなくない!?!?!?むしろ私は感情優位であなたや私の感情を類推/冷笑/勝ち負けの材料にされたりしたりするのが嫌だからぜってぇ理論軸で殴り合いたいんだよ……。
でも1つ理論の誤りがあるから残りの論理も全否定できるはい論破方式も憎んでいるから、もう親友とはさっさと縁を切るか地道に話し合う道を探すしかないんだろうよ……。ギギギ

ついでに冷静になってもロジック選択肢が出てこない主人公のいう「私はいつもあなた(親友)の言うことを聞かされてきた」という部分に関しても、あんまり信用しないようにしている。
冷静になると相手のメンタル折る話し方が出来る人間が語る「この人は被害者だ!」と聞いた側から同情されるような理屈をすっと飲み込むのは危険だと思っているから~。
以前の2人のつきあい方は主人公からしか語られていないので、あなたがそう感じたことは事実かもね~くらいのテンションでいたい~。
はぁ……はぁ……。
親友のことはむかつくけど親友のいう悲しかったという感情自体を否定する権利は私にも主人公にもないんだよ……。
いうまでもなく主人公の傷ついた気持ちを嘘だといっていい権利はないし、なにかを理由にして主人公が傷つけられていい訳もないし。
主人公と親友のどっちも相手を傷つけたことに対する謝罪も後悔も表明されないからこんなにモヤモヤしてるんだろうな……。
あなたたちは自分のために他人の気持ちを蔑ろにした上、それに自覚的ではありません。仮に自覚していたとしても、傷つけられたことを理由にして自分に許していまるように私には見えます。私はそれに同調出来ません!おわり。

私は2人のこと苦手だけど2人ともどこかで幸せになれるといいね……。
ここまで

感想

#game
LOOPERS -ルーパーズ- 』やった!
たぶんループ物だったのとセールだったからやったのかな?

以下ネタバレ感想。

■総括
夏のティーン向け小説という感じでした。くどさも癖も控えめでさっと読める~。
根本テーマが仲間を信じて明日に進もう!宝探しは隠す人から見つける人への願いであり、見つける人は隠した人の気持ちを考えるその過程が楽しいんだ!は滅茶苦茶竜騎士07だな……と思いました。いやこういう肯定的なテーマはもっと広がっているけど、竜騎士07がこれを描くとまた来ましたね~と思う。

■概要
高校生の主人公はある日8月1日を繰り返す時の渦という現象に巻き込まれる。
ある程度の期間を過ごせば時の渦から脱出できることが分かっているが、主人公より先に巻き込まれた人間たちは何年もの間8月1日を繰り返したため精神を摩耗していた。
主人公は自身の趣味である宝探しに仲間たちを巻き込むことで全員の気力を取り戻すことに成功し、活動範囲の広さによって時の渦から脱出できる時期の特定に尽力した。
無事時の渦から脱出した主人公たちであったが、8月2日に成功率の低い手術を控えていた仲間の一人が時の渦に残ってしまう。
ループの中で培った宝物探しの経験によって8月1日に残った仲間を取り戻すための手がかりを見つけ出し、残った仲間も無事8月1日を脱出して終幕。

■ループ物
大抵のループ物は何かしらの原因があってそれを解明することでループを打開するというのがテンプレートとしてあるけど、ルーパーズのループ打開は2パターンあって、時期を待つのが1回目の解決方法でループが始まった原因のおまじないを実行するのが2回目の解決方法になっているのが珍しいな~と思いました。
1回目の解決方法が時期を待つということなので、テキスト中で実際ループ内で起きたことは主人公がみんなの気力を回復させて「大事なのは何かを手に入れることではなくその過程である!」というテーマを提示することくらいしか起きていないので、本当にやることのための舞台装置としてのループという気持ちが強い。テーマが明解ともいう。古めの映画の余計なことせずにテーマ一本でやってくれている奴も好きなので、嫌いではない。
ループ物の謎解き部分のカタルシスは低めなので、それを期待すると肩透かしは喰らうかも。謎解き部分もあることにはあるんだけど、最後の部分に勢いでガーっと説明されるので、ループ物にSFとしての面白さを求めていた人間はそんな雑に話をまとめるんですか!?!??と驚いたけども……。
でもまぁループする世界で自分の大切な物は何か?と自己を再確認するのもループ物の鉄板ではあるので、ループ物のSFとしての鉄板を欠いて自己との対話に絞ったというのを良い点と見るか悪い点と見るかは個人の好み~。
そこら辺のやることの取捨選択具合がマジで2時間くらいのジュブナイル青春映画っぽさとなって私の残っている。
にしてもループ世界に巻き込まれて、15年程度で世の中の知識をすべて回収してまったというサイモンは化物なの?

■キャラクター
本当に霊夢と魔理沙がすきなんだね……。暴力ヒロインと見せかけて、友情に接続するの剛腕で笑っちゃった。友情にすれば暴力ヒロインじゃなくなる!なぜならヒロインではないから!それでも普通に暴力キャラは嫌だぜ~。
もうちょっと仲間の描写欲しかったな~と思う。
先に巻き込まれている人間のうちの落ち込んでいる組の人物描写もっとあってもよかった気がするし、サイモン周りもうちょっと掘り下げてほしかった気もする。
せめて明日が来てほしくないと感じた部分の納得感は欲しかったけど、まぁ2時間映画ならこのくらいか……。
関係ないけど、作中で「子どもは親の期待に応えたい生き物だから」という論法が出て来た時、私がそうじゃなかったので子どもだからではなくその人が親の期待に応えたいと思ったからそうやったんだと思うよ……!ってなった。しいて言うなら子どもだから親の期待にこたえたいのではなく、衣食住生殺与奪の権を握っている相手の期待に答えないといけないと思ってしまう状況が子どもと親の間に成立しやすいだけだと思うよ!

■テーマ
テーマは一貫しているので読みやすい!
ライターが竜騎士07なせいでそれはそれとして仲間を信じて明日に進もう!はひぐらしだし、宝探しは隠す人から見つける人への願いであり、見つける人は隠した人の気持ちを考えるその過程が楽しいんだ!はうみねこだな……となってしまった。作家性……。
なんだかんだわかりやすい物が好きなので、仲間の気力を取り戻すための宝探し自体も描写が軽いけど好きなんだよな……。私は明解なキャラクターの感情肯定が好きなので。
動画作成者とイラストレーターが両方とも、人に認められたくて好きな物を書かなくなった方面なのはキャラ被りとは思った。誰かのために何かをすることが喜びのキャラは主人公とキャラ被りになるからなのかな~。
諦めないことが一番大事♪を2時間映画でやるので、主人公は最初から最後まで1度も折れない。
ここまで

感想

#game
SQUARE ENIX AI Tech Preview:『THE PORTOPIA SERIAL MURDER CASE』 』やった!
激烈なネタバレの存在は知っていて、すごい昔にプレイしたことはあるけど途中で挫折した記憶がある。
実績解除しきれてないけどとりあえず感想。

以下ネタバレ感想

■総括
推理部分に関しては原作準拠なのであのヒントからヤスに到達するのは無理じゃない!?!?とは思いました!
AIに関してはヤスがなかなか言うことを聞いてくれなくてやっぱり難しいよな!と思いました。フラグ管理はどうやってるんだろう。
それでも入力して遊ぶのは楽しかったです。

■概要
犯人はヤス!

■シナリオ
ミステリーとしては火曜サスペンスみたいな感じなので、突飛な部分があってもまぁ良いよ……と思える。
でもさすがに「104は電話番号案内で、電話番号だけ手元にある状態で京都の市外局番を聞こう!」はさすがにヒントくれよ!現代人わからないよ!確か前回の時ここで詰まった気がする。
あとヤスが文江の兄であることを確定させる要素は何なのよ!?!?
まぁ良いよと思えていないようです。
でも、ファミコンで主人公=ボスでプレイアブルキャラクターをヤスにしておきながら、犯人がヤスっていう構造自体は滅茶苦茶美しいよね~~~!その部分大好き。
にしても「捜査本部いけ」って入れているのに全く別の場所に行くのはなんなんだろうね。

■AIヤス
ヤスが言うことを聞いてくれない時が多々あり、ChatGPTは割と言うこと聞いてくれていたのでそこの落差を感じちゃった~けどファミコンの時はもっと完璧に入力しないといけなかっただろうから、そう考えると昔の人よくインターネットもなしにクリアできたな……。
それはそれとして言うことを聞いてくれない時のヤスがこちらを大変愚かしく見る目をしてくるのでウギィ!となります。
ヤスの顔、もうちょっと可愛いコメディタッチの三枚目くらいにした方が良かったのでは!?そのおかげで見下された目で見られた時のダメージと、言うことを聞いてくれないフラストレーションが強まったよ!
でもそうじゃないと新劇の歌手の人に気に入られないということなのか……?
あとヤスのクール顔のまま新劇に行って悪ふざけみたいな台詞吐いたり、人を殴ったりする挙動怖すぎて笑った。
そして現代で殴るコマンドは、選んだ時点で怒られよう!シナリオに関係ないからね!
ここまで

感想

#game
Neo Cab 』やった!
Twitterでおすすめされていたのでやった。
まだ周回していないけどとりあえず感想。

以下ネタバレ感想

■総括
車という移動する空間で一期一会の出会いをするタクシードライバーとマルチエンドシステムのゲームの相性が滅茶苦茶良い~ので構造として大変良い。
SFな世界観だけど、現代の労働問題や差別などに対する社会風刺の側面が強かった。

■概要
AIの普及によりタクシーのドライバーもAIにとってかわられた未来の世界、今もタクシードライバーを生業にしている主人公は過去に喧嘩別れした親友の声掛けでロス・オジョスという近未来都市に引っ越す事になった。
しかし親友が不穏なメッセージを残したまま行方不明となってしまったため、主人公は宿無しのままタクシードライバーとして働きながら親友の行方を捜すことになる。
客とコミュニケーションをとるうちに、親友が反テクノロジーの組織の幹部であること・テクノロジー会社にスパイとして侵入して機密情報を盗み出していたことが発覚する。
親友は何食わぬ顔で主人公にテクノロジーの社会を転覆させる手伝いをさせてくるが、主人公はそれを受けていつも自分は親友の言うことを聞かされてばかりだと気付き口論に発展する。
会話や感情のコントロールによって、ロス・オジョスの未来を変化させるゲーム。

■プレイヤーの立場
最後までプレイすることで、プレイヤーが選択肢で操作していたのは選択肢だけでなく主人公の感情でもあったのだ!というのが明かされて、作中で悪役として描かれていた存在とイコールになる展開が面白かった。
情報化社会によって個人の情報や感情が記号化され、それらの蓄積に価値が付与されるようになった現代社会に合わせて、こういうゲームが出てきたのだと思うのでそれ自体はめちゃ好き。
あと悪役とイコールにするなら、Feelgridつける前と外した後の主人公の選択肢はプレイヤーから奪ってほしかったな~とは思う。というかそうなってないので、プレイヤーの意思=主人公のまんまの方が正しいのか?と思わなくもない。どうなんだろうね。
プレイヤーがやっていたことに対するフォローアップは全然ないんだけど、個人的にフォローできるもんじゃないな……と思っているのでなくていいです。周回していくとフォローあったりするのかな。敷いて言えば、それらの選択肢が存在したことで主人公がウーナに出会うきっかけになったことくらいか?
プレイヤーが主人公を操作すること自体に対して暴力的だぜ!と思っている人間なので、これでいいんだけどね!むしろ一発きつめのもくれた方が嬉しかったかも!
でもどの人間でも他人のことをコントロールする挙動をしてしまうこともあるよねという均一化の話で、プレイヤーも主人公も親友も似たようなものだよ!と言う着地点だったらこれでいいのか?だから最後の口論でも、主人公は親友にされた挙動をそのままやり返すという、いいのかそれでと思う終わりになったのかな~~。

■UI
特に好きなのがUI~!
テキストノベルにある二人の立ち絵が正面を向いている状態を、タクシーの前方から見た時の構図に当てはめて提示してくるの滅茶苦茶好きですね!
お客さんが乗ってきたときにバックミラーに映るようになっているのも好き。カットインみたい。
基本操作もスマホのアプリを操作する形で提示されるので、スムーズに世界観に浸れるのがすごい良かった~!
ついでにスマホの連絡ツールの入力中表示やそれぞれのキャラクターのbioなど細かいキャラクター表現も好みだった。カワイイね~!

■社会風刺
お金が足りない!とかクソ客が多い!とかのゲーム内フラストレーションがそのまま現実社会の仕事を奪われる労働者層の辛さにスライドされている形なので割と納得はできる形になっているのが面白い。いや納得したくね~~!社会!!!!これはゲームではなくそうなっている社会への嫌っっという感情です。
AI周りについてはちょっと露悪的に描かれすぎているように感じたけど、社会風刺物はシナリオをわかりやすくするためにそうなりがちだからな……というので落ち着いた。
いやどうすればいいんだろうね……。ゲーム内で特に解決されないけど言及される人種差別とかもウギーとなる。

■親友
こんなに爽快感のない終わり方にしていいんだと思ってウケちゃった。
感情を他人に開示するアクセサリーを無許可で渡してくる時点で縁を切れと反射で思ってしまった程度に親友のこと初見から苦手だったんだけど、一切解消されないまま最後まで突っ切っていった――!
ついでに言うと主人公の理性より感情で言動がバチバチに左右されるところも割と苦手だし登場人物もクソ客が多いので、ハァハァっ……!ここはゴッサムシティ!?!?もうちょっと理性優位で生きられないか!?ニンゲン!?となっていた。これが人間なんだよ!って言われるの、わかるけど嫌~~^^いや別に自分が完璧にそれをできているという訳ではないんですが……ぉぉぉ……。
親友が主人公に対して、「あなたはこういう人間である」とか「私にも悪いところがあるが、あなたにもこういう悪いところがあるのでお互いの妥協点として私は××をするがお前は〇〇をしろ」とかの相手のため・相手に譲ると見せかけて主導権取るタイプの話し方をするので嫌だな~と思っていたら、最後の口論でそれのトレースをさせられて滅茶苦茶嫌でした!!!!ハンムラビ法典で生きるな未来人!!!!なぜ相手にされて嫌なことをそのまま相手に返す!?!?じゃあ論破するタイプの話でなら殴っていいと思っているんですか!?!?!?ゲゲゲ
口論部分の翻訳が若干怪しいので選択肢に迷ったけど、一撃で勝てたぜ!嫌だぜ!
まぁ親友との関係を見直したことで、主人公が自分を大切にできるようになりましたという話なのかな~。

ここまで

感想

#game
Strange Horticulture 』やった!
Twitterでおすすめされていたのでやった。

まだエンド2つくらいしか回収していないけど一旦感想。

■総括
壁にいっぱい植物並べて名前つけられるの気持ちい~!
一個一個の謎解きの難度も低めなので、ポンポン次に進めるのが楽しかったです。

■概要
薬草を集めながら植物の販売や薬の作成を行っている主人公が仕事のやり方によって未来を少しずつ変えていくゲーム。
店を経営してお客さんから話を聞くうちに、殺人事件を発端としたオカルトミステリーに巻き込まれていく。
道中自分の店に訪れる宗教団体のトップに薬と偽って毒薬を渡したり、魔術の封印を解く事で事件を解決したりできる。

■謎解き
謎解きは3軸あって、①お客さんの注文する植物は何か?②植物はどこにあるのか?③物語で何が起こっているのか?がそれぞれ違った謎解きになっているので楽しかった。
特に①の植物の解説を読んで、お客さんのいう特徴と合わせて選ぶという作業と、自分が見つけた植物の名前タグをつけて棚に一列並べて壮観!!!!となるのが楽しかった。
植物のグラフィックも可愛いので良い。

■周回
周回はやりづらい……!
セーブからやり直すと、今まで集めた植物の情報がリセットされた状態に戻ってしまい同じ謎解きをもう一度やらないといけないのでキツイぜ!
謎解きは1周目は良いけど、周回するには同じことの反復になるので飽きる!なんかうまいことできる方法があるのかな。

ここまで

感想

#game
Sweet Dreams 』やった!
Twitterでおすすめしてもらったのでやった。

以下ネタバレ感想。

■総括
Cro可愛いね~。人の愛とか恋とかを若干見下しているっぽいところも込みでカワイイ。
PCに直接手を出してくる展開はウキウキするので、自分のゲームにも組み込みた~~いしRen'Py便利!

■概要
電車で出会った車掌と喋るノベルゲーム。
大学を中退してから引き篭もりがちになった主人公は、母親からの命令で10年前に住んでいた田舎へ引っ越すことになる。
その道中で出会った車掌と選択肢によって友人になるか監禁されるかのエンド分岐が発生する。
エンドを回収した状態でゲームフォルダにプレイヤーが手を加えると、主人公が車掌の異常性に気付く√に分岐するが、最終的に車掌がプレイヤーのゲームの介入を阻害して二度とゲームがプレイできなくなる仕様になっている。

■演出
キャラクターの瞳がぐるぐるしたり、指切りげんまんのスチルのボカシを掛ける掛けないで簡易に立体感があるリッチな差分にしていたりと演出面で参考にしたい箇所が多かった!
メタ展開を把握しているキャラクターがプレイヤーに対して過去に何があったのか全く教えてくれないのも好きなので、続編でもうちょっとキャラクターの情報を掴ませてくれると嬉しいな~と思いました。
にしてもやっぱり登PCに登録してある名前を呼ばれる展開はテンションが上がるね……。

ここまで

感想

#game
plastic tape 』やった!
Twitterで紹介されていたのでやった。

以下ネタバレ感想。

■総括
1画面で完結するシンプルな物語で、時間の経過を感じながら相手が痛くないように祈るばんそうこう文化が受け継がれていく様子が見れるので良かったです。

■概要
携帯とばんそうこうの入ったケースが映った画面と主人公のテキストだけで物語が進行するゲーム。
最初は母親から心配されることを鬱陶しがっていた主人公が、成長して子どもができたことで立場が逆転する様をばんそうこうの数が減っていく様子と共に描くお話。

■感想
一画面な上に線がシンプルなので見やすいから楽しいね。英語にも日本語にも対応していて嬉しかった。
こういう一画面で物語進行するゲームやると、自分も作りた~い!ってなるので良い。
というか1週間チャレンジする時ってこういうゲームを作るべきなんだよ……。
ここまで

感想

#game
Where Ages Go 』やった!
Twitterで勧められていたのでやった

以下ネタバレ感想。

■総括
犬にあんなに一生懸命話しかけてくれる人間というだけで好感度が爆上がりした。周りに人がいない時に犬に対してはきはき喋れる人間を遠くから観測できるのは大変楽しい。
アニマルセラピー

■概要
最初に主人公の見た目と性格とジェンダーを選択してから、3人の攻略キャラクターから選択するタイプのほぼ一本道ノベルゲーム。
攻略対象の1人目は音楽作成を趣味と夢にしているが、自分に自信が持てない男の子。
2人目は眼鏡をかけた真面目そうな青年。
3人目は少し危なそうな雰囲気のあるお兄さん。
それぞれ短い期間で仲良くなり、自分たちの抱える問題について話してくれるようになるが、その問題を主人公に対する気持ちで乗り越えるという構成。
最後までプレイすると主人公が犬だったことが分かり、台詞を口に出さない主人公・攻略対象をなんと呼ぶかも自分で決められた理由にも納得する形になっている。

■感想
攻略順は剣呑お兄さん→眼鏡のお兄さん→ヘッドフォンの少年でした。
最初私は危なそうなお兄さんから行ったんですが、孤高のお兄さんが主人公と出会って雰囲気が優しくなるのとかけじめのために喧嘩をするとかあるあるだよね~って思っていたら、エンディングで主人公が犬だと分かった瞬間愛おしさが爆発してしまった。私は犬を拾うヤンキーが大好きなので……。
あんなに犬に対して照れたり真剣に話してくれる人間という時点で良い奴が確定するの面白いね。
もし眼鏡の人1人目にやっていたら、「こいつ初めてのデートにフリスビーを!?!??!」ってなって気づいちゃったかもしれないので良かったです。
乙女ゲームは主人公が攻略対象をカウンセリングするゲームとはたびたび言われるけれど、これに関しては本当にアニマルセラピーだね。
選択肢によってスチルの犬の姿が変わるのが芸が細かくて良いね~。
海外だと犬がリード無しで歩いていることはあるけど、捨てられている状態ってあるのかな。海外ペット飼うのに手続き面倒だった記憶がある。
ここまで

感想

#game
Sweetest Valentine 』やった!
Twitterでおすすめされていた+VNTranslationを使ってみたかったのでやった。
VNTranslationは【備忘録】日本語未対応のゲームを自動翻訳して遊ぶ方法 を参照した。

以下ネタバレ感想

■総括
ヤンデレゲームだったけど、ヤンデレだったのは主人公だったんだ―――――――――――――――♡♡♡
私の横恋慕三角関係でフラれた奴が全部滅茶苦茶にする性癖が直撃で満たされるとは思っていなかったのでプレイしながらずっとウケていました。
こんな作品がこの世にあるんだなぁ……。

■概要
バレンタインに告白をするためのケーキを作った主人公のアイミだったが、好きな相手のユヅキ君はクラスの人気者のなためいい結果が帰って来るとは思えない。
ユヅキ君に告白するか、幼馴染のイチゴに親愛の証としてケーキをプレゼントするのかでシナリオが大きく変更される。
イチゴ√ではこの街でたびたび起きていた殺人・行方不明事件の犯人がイチゴだったことが明かされる。アイミは幼少期から動物を殺す暴力性を持ち合わせており、加えて自分のために生きてくれる誰かを愛する存在なため、自分と一緒に居るために罪を犯したイチゴを肯定して共に生きることを決断するのがメインシナリオ。
ユヅキ√ではユヅキがアイミの告白を付き合っている人がいると断った結果、現実を受け入れたくないアイミがユヅキを殺し、プレイヤーは彼が死んだことを知らないままユヅキの幻覚を本人だと思いながら進行する。最後にユヅキの恋人であるハルトが現れることで現実を直視したアイミは警察に逮捕されるか死亡するシナリオになっている。

■キャラクター
全員キャラが立っていて素晴らしい!
特に序盤顔が見えないモブキャラクターとして登場するハルトは、乙女ゲームの「主人公のことを好きになって嫉妬のあまり町の人々を殺すが、攻略対象によって粛清される」わかりやすいヤンデレ舞台装置っぽいので、ユヅキ√でのユヅキにとって唯一無二の存在であったこと・自身のことを平凡なモブキャラクターだととらえていることが明かされた時の好感度の上がり方がえげつないです。sweetheart……♡
そしてモブキャラクターと自認している程度の能力なので、大抵全部手遅れというところもシナリオと噛み合っていて良かった。
あと個人的にユヅキはハルトのことを8年前から認知して憧れを抱いていたこと、ハルトの将来の夢が探偵だったことが大変私の趣味に刺さってもいます。Loveだ……。
私はイチゴ君True→イチゴ君その他エンド上から→ユヅキ君True→ユヅキ君その他エンド上からの順で回収したんだけど、私のテンション爆上がりポイントがユヅキ君√に集約されていたのでこの順番で良かったです。
イチゴ君は殺人鬼キャラクターなんだけど、両親から身を守るために親を殺す→自分の殺人を嗅ぎまわっている人を殺すの連鎖で、その犯行動機がアイミの近くにずっといたいという理由のある殺人であり、対してアイミが幼少期に理由なく動物を殺すタイプのサイコという殺人者としての切り分けがされているのが面白かった。イチゴ君は犯罪者だけど基本理性で動いているのでヤンデレではなく、そういう点では主人公が私個人の理屈だとヤンデレに振られる。可愛い……。
アイミにもユヅキ君√だと一応自分を愛してくれない存在を否定する目的があったように思うから、そこはまちまちなのかな。
イチゴ君の√に入るためには、一度彼からの告白を断って、その上でなおイチゴ君がアイミのために(狭義)殺人を行ったことで初めてアイミは「それくらい自分のことを愛している」のが分かってTrueに行けるようになるのが、納得感あって良かったですね~!
ユヅキ君√に関しては本当に巻き込まれ事故だよ……。ユヅキ君√入ってからのバグっぽい表現が入ってから、ユヅキ君が主人公の作った幻覚だったことが確定した瞬間のテンションの上がり方が尋常ではなかった。
ユヅキ君√に2年前シナリオが入っていたことがウルトラスーパー最高です。ハルト君とユヅキ君が付き合っているし、ユヅキ君がベタ惚れだったのが好きなんですが、それがイチゴ君True、ユヅキ君死亡後に明かされるこのどん詰まりテキスト開示順が気持ち良~~!やったー!絶対参考にしようと思いました。
さらに作者の追加テキストを読むと、Trueエンド後にユヅキ君が大学でちょっとやさぐれる+別の誰かと出会って前に進んだり進まなかったりするらしい続編が構想されていたらしく、私はそういう人間の出会いの重さが現在過去未来で変わっていったり√によって重みづけが変化する様が大好きなのでニコニコしちゃった。
ここまで

感想

#game
お前がデータを送信するんだよ 』やった!

unity1weekで面白かったゲーム。
私はニコニコ超会議とかなんでも同人バザールとかにあるモールス信号を打つ速度の競うゲームを黙々とやってランキングに入ろうとするタイプなので大好き。
もうこれは私の習性でしかない!!!!!!!!!!
終わった後すぐに画面に戻ってほしいのと、スペースキーでも開始できるようになったら周回が捗って最高になる。

感想

#game
輝け吟遊詩人 -愛の調べ- 』やった!
unity1weekの企画でいろんなゲーム遊んでいるけど、その中でも一番好きな作品なので記録に残しておきたい。

以下感想

■総括
反復して遊べる+リトライが容易+試行錯誤が楽しいで私が好きな要素がたくさんあって楽しかった!
未だに14万点には至れておりません!

■概要
吟遊詩人となって酒場を盛り上げるタワーディフェンス型のゲーム。
要求ポイントが異なる5つのコマンドの選択順やタイミングを吟味することで最後まで演奏をして会場を盛り上げよう!

■好きなところ
反復がしやすいのと思考錯誤が良い感じに点数にはねるのでやりがいがある。
メンバーが増えた時の画面のにぎやかさの調子やゲスト追加やビートの追加で合いの手が大きくなるのがゲームの進捗と繋がって気持ち良い。
ボタンを押す→変化が目に見えるというのはゲーム体験として超好きな物なので、そこの気持ち良さが大きいのがこのゲームのいいところだなぁと思います。
手順が板についてきたら後は運ゲーなんだけど、そこからは観客のハートの出し方で「今日の客ノリ悪いな……」「今日はのってるじゃん!」って気持ちになれるのが面白かった。盛り上がっていこうぜ!?!?
ここまで

感想

#game
後妻打ちの七七日 』やった!
冬のいもうと作品は面白いというのだけ聞いていて、新作が出た時にセールになっていたので買った。

以下ネタバレ感想。

総括としてはインモラルだがそれはそれとして短編のどんでん返しとしてよくできていたので良かった。
2周目での読み返しが面白かった。

議論部分は感情任せかつ妄想かつ論点ずらしが多く、どっちかというと相手の陣地踏み荒らすことを主眼に置いた口論だった。うみねこの親族会議の優しいバージョン。
あと俗物的な罵倒言葉と歌舞伎やら海外古典からの高尚な引用の落差が激しくてちょっと面白かった。
でも2周目だと親子ロールプレイをした上での口喧嘩+煽りだと分かるので、まぁキャットファイトにもなるか!という塩梅。
主人公は自分のことをコントロールできない+自分に父子関係であるということを思い起こさせたから地の文でも実際とは異なることを言う=信頼できない語り手になるというのは面白い~。
こういうのもいいのか~と思って参考になった。いつかやりたい。
そもそも私が地の文ありのちゃんとしたノベルゲームを作ったことがないので、ノベルで信頼できない語り手やるの楽しそうだな~と思った。
選択肢ありでどうやろうかな。

1周目の時点でもうわ~……となる部分が多いんだけど、2周目の写真に母親が映っていたこととかパパ活という単語が掛かっているところとか読み味が変わる箇所がかなりたくさんあって伏線を忍ばせるのがうまい~!
短編ながら情報の開示するタイミングとかが滅茶苦茶勉強になる。参考にします。

母親に関しては、死んではどうにもならないから自分のプライドをかなぐり捨ててでも反逆をしよう!と思ったのは完全に個人の趣味!
私は死んだとて他人にそんなに傷は残らんよ思想なので、死ぬことで誰かを傷つけようとするのは命がもったいないよ~……。
あんまり母親に関しては運が悪かったねなどとはあんまり言いたくないな……。いや別に息子は好きな人を好きになっただけなので別に悪くないんだけど……。
もともと恋愛感情で理性が擦り切れる人間は大好きなんだけど、一度結婚という契約を挟んでいる場合は話が変わって来るらしいんだよな私!
でも嫡子扱いだから結婚はしてないのか。じゃあ良いかもしれない……。
いまいちスッキリしていないのはこれたぶん母親が舞台装置になっているのが気になっているんだろうな。
なぜかそこが引っかかり続けている。なんでだろうね。
そんな感じなのでギミックが面白かったです。
ここまで

感想

#game
2064: Read Only Memories 』やった!
Twitterでおすすめされていたのとセールだったからやった。
とりあえずエンド1だけ見たので、ぼちぼちエンドと実績回収するぞ~。

以下ネタバレ感想

総括としては分岐と実績がたくさんあって集めるのが楽しい~!
ドット絵も可愛いし、マップの調査可能箇所が多くてテキストもかなりの量あるのでクリックするのが楽しかったです。

知人の誘拐を追っていたらAIによって世界がディストピアになるのを防ぐ大冒険になるのは面白いね~。カワイイ絵柄に反してたくさん人が死ぬが……。
あとキャラクター設定が人種差別とかジェンダー論とかにも繋がって来るキャラクター配置になっているのも興味深かった。
チューリングが可愛い。ヘイデンの嫌な側面についても言及したうえで、それでも彼に会いたいと思いますという台詞を載せてくれるのも嬉しい。
完全に趣味だけどレクシーとお姉さんの関係が好きだよ……。

またいくらかエンド回収したらコメント追加するかも。
ここまで

感想

#game
Cult of the Lamb 』やった!
前Twitterでおすすめされているのを見たのとセールになってたから買った。
最後の神様と目玉集めまで終わった。

以下感想。

総括としては時間が溶けてしまう……。邪神ちゃんは我が配下になっても不遜で可愛いね……。配下なのにね……。

最初は難易度ハードにしてたんだけど、ダンジョンクリアに滅茶苦茶時間を喰ってしまうので結局イージーにまで落としてしまった。
ダンジョン自動生成もの楽しいんだけど、ゲーム自体そんなにうまくないので反復練習がやりにくいから超時間が掛かる。私は平日にゲーム時間をぶっぱできないので、こういう時悲しさを覚えるね。
操作感が気持ち良くて好きだ~。
未だにイカが釣れずにトロフィー終わってないんだけど……。魚釣りの教条を開けていない……。
ここまで

感想

#game
Little Inferno 』プレイした!
Twitterでおすすめみたのとセールになっていたので買った。

以下感想。

総括として私はこういう時間経過を待つゲームをずっとやってしまうのでマジで良くないね!コンボを探すのが楽しい。
待機時間が苦ではないどころか、普通にぼーっと待ってしまう質なので本当に良くない。チケットを使え。
全体的にブラックユーモアが強めなのかな?1/f揺らぎとは程遠いぜ。

コンボ考えるのが楽しすぎて最後の4つの贈り物のうち磁石のことを完全に忘れていた。
たぶん磁石だけなにに使うか行ってくれなかったからストーリー記憶できなかったんだと思うんですけど、何に使うか言ってくれているならもう完全に私はコンボを探すことに執心していました。

これは関係ないけどインフェルノって単語見るとリンフォン思い出してしまうのちょっとでウケちゃう。
ここまで

感想

#game
春ゆきてレトロチカ 』プレイした!

パラノマサイト』が面白かった+前から気になっていたけど内容が全然わからなかったので二の足を踏んでいた+セールになっていたので買った。
以下ネタバレ感想

総括としてはすごい真っ当な犯人当てミステリーノベルゲームでした。面白かったよ。
そして新本格を名乗る作品の最後の畳みかけは気持ちいいね~!やっぱりどんでん返しは1回かと思わせてから3回くらい回ってなんぼですね!

一応不老という要素が入って来るけど、順当な推理部分には掛かってこないから推理はできる。
主人公の推理に対して「証拠なくないか!?」とか「それ犯人の自供しか証拠なくないか!?」とか「裏取りはしないのですか!?」とかはあるけどまぁ大体OK!そこらへんは逆転裁判的なノリで行きます。

ノベルゲームかと思っていたけど、話は基本的に動画で見る形になっている。
形式的にはやったことないけど『Death Come True』が近いのか?
私が配信系の映画を見れない理由が自分が何もせずに画面を見る集中力がないからなので、割とドラマパートはぼーっとしていました。
私の作るゲームで1回のテキストにおけるボタン押下要求回数が多い理由、多分私がボタンを押す行為が好きだからだなと分かって面白かった。
ボタンを押していないと集中できない体。
後半の疑問と推理フェーズは操作性の関係でちょっとかったるいなとは思ったけど、こういうのは推理部分が楽しくなれればヨシなのでヨシ。
推理部分はすげぇ手堅い火曜サスペンスでした。ドラマの雰囲気とか推理の内容とかも込みで……。
あと作中で「滅茶苦茶香川先生(女流棋士)っぽい人いるな~」って思っていたら香川先生で面白かったです。

最初に過去の物語を別のキャラクターに置き換えてみてね!と言われた時点で叙述への意欲を感じてウケました。
実写で叙述をやってくれるのは素敵だね~。ここは1回目くらいのどんでん返しかな~くらいで見ていた。良かったぜ!
私はミステリーで推理する時、最終結論だけ合っていて途中のトリック部分全然わからんというのがほとんどなので、推理パート完答できたの1つだけで楽しかったぜ!

キャラクター的には如水が好きだよ。そうだね……。
でもまぁほかの人に勧めるかと言われるとそこまでではない感じだ。
ここまで

感想

#game
パラノマサイト FILE23 本所七不思議 』大体クリア!
滅茶苦茶楽しかった~!

以下ネタバレ感想。

総括としてはノベルゲームとしての遊び心があふれているし、プレイヤーが介入する構造がシナリオに組み込まれているのでとても楽しかった~!
楽しい楽しい。

■システム
私はもともと『街』とか『428』とかのザッピング式のノベルゲームが大好きなので超楽しい。
メタ構造入っているうえで、プレイヤーの介入がメタ的に意味があるので滅茶苦茶嬉しい~。そしてそれが明かされた時点で、キャラクターはプレイヤーのもとを去って各々の人生を歩んでいく様が描写されるのが超好き。プレイヤーとキャラクター間の突き放しが最後にあるのが好き。
彼らは私が手を貸さなくとも彼らなりの人生を生きて行ってくれる~~~!最後にプレイヤーが離れることで物語が収束するのは美しいね。
加えて、作中で約子さんのかなりわかりやすい憑りつかれる事象があるおかげでそこまで唐突な感じにもならないような構成になっているのが憎い~。
それはそれとしてスキップ機能は欲しかったぜ!

■キャラクター
立ち絵が可愛い。太めの縁取りに細い線で細かい表情を拾うイラストっていいな……。特に表情が分かりやすい喜怒哀楽ではなくて曖昧なものが多いので好きだ。男たちのアヒル口が滅茶苦茶かわいいし、約子さんの歯を見せて笑う表情も好き。
可愛い絵だと思っていたら、『すばらしきこのせかい』のイラストレーターさんなんだ!すばせかだと頭身もうちょっと低めだけどがっちりした人の立ち絵が好みで良い。というかすばせかでもヒガシザワよかったからな……。
エリオのあのなんかエッチなクロスのベルトは何。後ろ姿がすごい好き。ミヲちゃんもシルエットが丸くてカワイイ~。
後ろ姿や横顔の立ち絵がある時点で良いノベルゲームだと感じられる。リヒタが机越しに話しかけてくるのも好き。
立ち絵の選び方が参考になるのでメモしておきましょう。
カメラワークのおかげで似たような立ち絵でも奥行や動きの表現幅があるので視界も楽しいし、これは参考にできそう~。
あと視点カメラ固定のパノラマだからこそジャンプスケア系の驚かしが効いていた気がする。

■シナリオ
現代和風怪異譚特殊能力頭脳戦バトルロワイヤルだ――――――――――――!
こんなの開始時点で楽しくなっちゃうよね!
興家君が最初にこちらの命令を全無視してくるのと速攻で死んだのでまぁミステリの定跡として最初に死ぬやつは怪しいし綺麗な伏線回収感を出すためにラスボスか回収になるとは思っていたけど、福永さんが思ったよりさっくり勝利したのでびっくりしちゃった。
5人殺害した先で死んじゃったのは、福永さんを生き返らせて返り討ちにあったってことでいいのかな。かわいいね~♡
出会って1か月くらいの女の子のためにサクサク人殺しができる興家君好きだよ。例えそれが前世の因縁であっても。
にしても福永さんの霊感の例えがお酒の強さなのはミスリードなんだろうけどどこから来たんだろう。
全部終わった後の興家君が滅茶苦茶冷めた人だったの、約子ちゃんが途中江戸っ子が抜けていたのと同じ事象だと思うので最後までいって初めて私は興家君を見たんだな~。感慨深いね。
キャラクター同士の会話も良い感じに適当で良かった。
刑事同士のラノベに出てくる高校生みたいな会話と、探偵と奥さんのツッコミ不在型のシリアスっぽいふざけた会話が好き。
ちゃんとプロタンって呼んでくれるし駄菓子屋にもついてきてくれるしシールも一緒に探してくれる奥さん好きだ……。
私は逆転裁判の調査パートの脚立と梯子みたいな不要な会話が大好きなので、この二組の会話がめちゃ好き。
話が進むほど全部のキャラクターの情報が集まっていくのはザッピング型ゲームのだいご味だけど、それがとても楽しめるゲームでした~。

まだトロコンしてないのでまたしばらく遊ぶぞ。
ここまで

感想

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