不理解理解

文末にはすべて必ず(※個人の考えです)が付きます

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#hon
あなたは今、この文章を読んでいる。パラフィクションの誕生 』読んだ
メタフィクションについて勉強している時に買って積んでいた本を読んだ。

以下感想。

総括としては語り手論+その語り手は作者とイコールではないというのがベースで進むので私の肌に合った。
あとゲームと本のメタフィクションの扱いの違いについての資料を引用してくれているのでそこも面白かった。それはそれとしてパラフィクションはゲームにも流用できそう。

個人的にメタフィクションを本でやるのって難しいな~と思ってたけど入れ子を繰り返すことで作中世界だと思われていた部分を非現実に落とし込む奴とか面白そうだからやってみたいな。私が作る場合はゲームだけど。これ選択肢含めた場合どうやれば面白いのかな。
メタフィクションについての定義というより、それを用いた複雑な構造の解説がメインなので面白かった。いろんな作品が紹介されているので今度それも読んでみようと思いました。
全体的にいろんな資料を引用しながらさらっと触れる感じなので読みやすかった。
ここまで

感想

#game
後妻打ちの七七日 』やった!
冬のいもうと作品は面白いというのだけ聞いていて、新作が出た時にセールになっていたので買った。

以下ネタバレ感想。

総括としてはインモラルだがそれはそれとして短編のどんでん返しとしてよくできていたので良かった。
2周目での読み返しが面白かった。

議論部分は感情任せかつ妄想かつ論点ずらしが多く、どっちかというと相手の陣地踏み荒らすことを主眼に置いた口論だった。うみねこの親族会議の優しいバージョン。
あと俗物的な罵倒言葉と歌舞伎やら海外古典からの高尚な引用の落差が激しくてちょっと面白かった。
でも2周目だと親子ロールプレイをした上での口喧嘩+煽りだと分かるので、まぁキャットファイトにもなるか!という塩梅。
主人公は自分のことをコントロールできない+自分に父子関係であるということを思い起こさせたから地の文でも実際とは異なることを言う=信頼できない語り手になるというのは面白い~。
こういうのもいいのか~と思って参考になった。いつかやりたい。
そもそも私が地の文ありのちゃんとしたノベルゲームを作ったことがないので、ノベルで信頼できない語り手やるの楽しそうだな~と思った。
選択肢ありでどうやろうかな。

1周目の時点でもうわ~……となる部分が多いんだけど、2周目の写真に母親が映っていたこととかパパ活という単語が掛かっているところとか読み味が変わる箇所がかなりたくさんあって伏線を忍ばせるのがうまい~!
短編ながら情報の開示するタイミングとかが滅茶苦茶勉強になる。参考にします。

母親に関しては、死んではどうにもならないから自分のプライドをかなぐり捨ててでも反逆をしよう!と思ったのは完全に個人の趣味!
私は死んだとて他人にそんなに傷は残らんよ思想なので、死ぬことで誰かを傷つけようとするのは命がもったいないよ~……。
あんまり母親に関しては運が悪かったねなどとはあんまり言いたくないな……。いや別に息子は好きな人を好きになっただけなので別に悪くないんだけど……。
もともと恋愛感情で理性が擦り切れる人間は大好きなんだけど、一度結婚という契約を挟んでいる場合は話が変わって来るらしいんだよな私!
でも嫡子扱いだから結婚はしてないのか。じゃあ良いかもしれない……。
いまいちスッキリしていないのはこれたぶん母親が舞台装置になっているのが気になっているんだろうな。
なぜかそこが引っかかり続けている。なんでだろうね。
そんな感じなのでギミックが面白かったです。
ここまで

感想

#eiga
映画刀剣乱舞-継承- 』見た!
刀剣乱舞黎明を見たので見た。配信。

以下ネタバレ感想

総括としては滅茶苦茶面白いじゃん!!!!!!!!!!!!!!!!!!(黎明と比較した感想
黎明の雑さが際立ってしまった。

まず登場する刀剣男子に軒並み選ばれた意味がある!夜の狭いところでちゃんと短刀の薬研藤四郎が闘う!舞台では蘭丸が死ぬのが我慢できなかった不動が違った感じで出てくる!
多分初期刀である山姥切と近侍の三日月以外はもうみんな織田信長明智羽柴と関係があったり、記憶がないというところで意味がある!
これがちゃんと設定を踏まえた作品を構成するということ!
この作品単体で十分良いが、黎明を見た直後なので比較しちゃうぜ……なぜなら黎明は刀剣が選ばれた理由も関係も曖昧だし清明も頼光も使い捨てだし……。
一応継承を見た結果、表の歴史では酒呑童子を殺したと言われているが裏では一般人を鬼と言って殺していたという形に収めているんだなという感じに納得した。
それにしてもウィッグの感じ継承の方が綺麗じゃないですか!?私黎明の時「まぁ舞台でもウィッグこんな感じだし映画もそれ踏襲しているんだろうな」って思っていたけど、継承でこのふわふわの髪の毛出来るんなら黎明でもやってよ!?!?!?
歴史上の人物たちも全員格を落とさないように扱われているので楽しい。
伏線などもちゃんと拾われるし、これが全キャラ躍動なんだな~。
黎明、審神者ほとんど活躍してないしな~。男性審神者必要だった?などと思うことがあったので……。

刀剣乱舞の映画だったら継承を問答無用でおすすめする感じだ……。
ここまで

感想

#eiga
ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り 』見た!

以下ネタバレ感想

総括としては楽しい―――――――――――――――!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!ファンタジー世界は最高!キャラクターも可愛い!嬉しい!見て!
久しぶりに何も小難しいこと考えず気持ちよく終われる映画を見た。

■シナリオ
よく考えれば最近ちゃんとしたファンタジー物を見ていないため、久しぶりに良質なファンタジーを見れて大変ニコニコしている。
超有名TRPGを元にして映画にした作品らしいんだけど、主人公パーティの構成が良い。
話としては問題発生→仲間集め→おつかいパート→解決編というダレがちな構成なんだけど、どの話でも毎回中心になる外部キャラが入ってきたりキャラクターの成長があるのでずっと楽しく見れました。これすごくないか!?
それでいてキャラクターごとの活躍の場もちゃんとあるし、そこにギャグも良い感じに挟まって来る上にそのギャグがジェンダーとかそういうのに引っかからない感じのいい塩梅だったのでストレスフリーでした。すごい。
世界観設定上登場人物が自然と多様になるのも良かった。モブキャラクターにも当然のように獣型がいるのが嬉しいね~。
登場人物が全員過去に何かしら失敗したと自分が思っている人の集まりなことも良かったし、主人公が最後に「俺が一番この中で失敗している!」で彼がリーダーになることに説得力を持たせているのが面白い。
ちょっとした情景描写でキャラクターの心情を表現しているのも良いな~。

■映像
魔法が超絶贅沢~~!タイムストップ系までかっこいい。
別生物への変身シーンも超かっこいいしバトルも大満足です。
いやシナリオ差し引いても映像ですでに充足感が強い。
あと私は馬に乗るシーンが大好きなので、それがいっぱい見れるのも嬉しかった。
世界描写も良い+その世界の文化が垣間見えるところも良いね~。設定資料集欲しい~。

とりあえず楽しい映画が好きな人には手放しでおすすめできる映画だ~!
ここまで

感想

#eiga
オマージュ 』見た!
気になっていたので見た。なんで気になったのかは覚えていない。

以下ネタバレ感想

総括としては後半のテープ集まり始めるところが良かった。それはそれとして全体的にしっとりやるのと画面の変更がないので眠い。
私、画面が似たまま動かないとすぐ眠くなるので良くない……。
この作品の中心になっている女判事という映画やなくなったテープが見つかったこと自体は事実らしく、監督の半自伝的作品らしい。

映画界だけでなく現実世界でも女という枠組みで見られるのは批判されてはいようとも改善はあんまりされていないというスタンスなのか、最後まで主人公がそれらを直接批判することはなく、それでも真っすぐその道を行くよという感じで終わった。
社会批判というより社会の有様を淡々と描くという話なので、この温度感で良いのだと思う。(それはそれとしてそういう話だと私は眠くなってしまうが…………
あと主人公が勝手に女判事の監督の気持ちを類推したり自分の感情を直接モノローグしない塩梅も良かった。
にしてもあの父親との関係はお互い妥協しつつやっぱりお互いの希望は100%叶わないみたいな感じなのかな……。病院の荷物は持ってくれるが速足で先に行ってしまう様など。個人的にはもうちょっと怒っていい気がするけど、主人公が家庭を顧みないから差し引きなのかな。
いやでも夫の省みなさの方が強くないか?収入の違いによるバランスとかそういう話なんだろうか。そういう詳細でバランスを取るならもっと話合ってくれ……。
ここまで

感想

#eiga
逆転のトライアングル 』見た!
サバイバルに適用できない金持ちをサバイバル能力バリ高い清掃員のおばさんが無双する話と聞いたので見に行った。

以下ネタバレ感想

総括としては話が長い!!!!!!!!!!!思ってたのと違う!!!!!!!!!!!
2時間30分で笑った。2時間30分!?!??!?!

映画の説明が「代の超絶セレブを乗せた豪華客船が無人島に漂着。そこで頂点に君臨したのは、サバイバル能力抜群な船のトイレ清掃婦だった――。」だったので、金持ちの奴らが見下していた清掃員のざまぁ系俺TUEE展開ものなんだろうな~って思っていたら、船が沈むまで体幹2時間。説明にそう書いてくれない!?!??!そうだったら行ってないんですけど!?!??
なんなら最初の10分くらい船の話関係なさ過ぎて、入る映画のブース間違えたのかと思ったよ。見ながらずっと早く舟沈まないかな……って思っていたし、途中舟が沈み始めた時に「最後にヒエラルキー逆転して終わりってことね!」って納得していたレベルに船が沈むのが遅い!早く沈め!
舟沈んだ後に「Phase3:無人島」が出た瞬間「まだ続くの!?!?」となった。
残りの30分でも清掃員無双は3分くらいであとは無人島内のヒエラルキーに関する中途半端なワチャワチャがあるくらいなので、映画全体ずっと疲れた……。
まぁこれエンタメ映画ではなく風刺映画なのでそれでいいのかもしれない。いやでもfunnyでもinterestでも面白くないよ……。
舟が沈むまでのセレブの挙動も気持ち悪ければそれに対するカタルシスもなく、船が沈没するまでの船酔いで登場人物がみんなゲロ吐いてる15分くらいのフェーズも、ヒエラルキーのラインが曖昧になっているというのを表現していることは理解しているが……。
途中の共産主義とかの話は私が分かってないせいで早く終わらないかなと思っていた側面もある。いや……でも酒飲んだ奴らの気持ち悪い管巻きに主張を詰められても……
いや、もう何もわからない……。

それもたぶん消費される男性の話が風刺としてあるんだけどそこが雑な気がする……。
女性よりも値段が安い男性モデルとか金や権力さえあれば性別関係なく立場が逆転するよねという話とかデートでは例え経済的に女の方が強かったとて男がお金を払うとかの話をしているのでなんか男性側の不平等さに何かしら投げ掛けている形をとっているっぽい。わからん。
それを踏まえて無人島で貧困層と富裕層の立場が逆転したことで露骨に男性の方が消費される構造ができるという話なので、たぶん男女間の格差は性別という二分した物ではなく権力の勾配によるもので起きているんだよね~みたいな話をしているような気がするんだけどどうなんだろう。
この映画のベースは境界線を曖昧にすることだと思うんだけど、男性消費の側しか描かない/そちらばかり描くのは現実の権力の不均衡に対して不誠実かつフェミニズムに対する雑ないっちょ噛みに見えるからあんまり好みではない。
というか曖昧にするなら無人島で男が動物捕まえてきたあとにもう一回立場の逆転ないと駄目じゃないか?と思うし、それをやらなかった理由は男性が狩猟(一般的な男性的役割)により上にたつ話をしたくなかったんだろうなとなって、そうなるとやっぱフェミニズムにいっちょ噛みしたいん……だ……?となるんだよな。
さらに着地点的には権力の傾きは決してなくならないよね~仕方ないよね人間だもの!みたいな感じなので、そうなると現実の不平等さを受け入れる方向に行くっぽいんですけど……い、いやすぎる……。
そもそも権力の不均衡があるから不平等さがあるまではそうだと思うけど、現実はその不均衡の起因に性別が絡まってること自体が問題なので、別に性別って関係ないよね!男女逆転してもどうせ女もおんなじことするぜ!は今出してくる問題提起としては後退してないか?と思うよ。
みんな性別ではなく個人を個人として扱ってくださいと言えば良くないか!?!?!?私にはわからないよ。

本懐はいっちょ噛みではなく消費するされる立場はいつでも変わり続けるしする側の人間はたとえされることの辛さを知っていたとてそれにしがみつくみたいな人間の話をしたいんだろうけど、フェミニズムは十分騒がれてるから女性の消費部分はスキップしていいでしょ!って感じなんだろうなたぶん。2時間30分あんならやれよと思うが……。
90分にしてほしかったね。
ここまで

感想

#eiga
ワース 命の値段 』見た!
なんとなく見たかったので見た

以下ネタバレ感想

総括としては後半の畳み方が雑なのでよくわからなくなったぜ!
まぁノンフィクション作品なので、事実をベースにしているゆえに物語の盛り上がりと必要な説明のテンポ感の取捨選択をした結果なのかな~とは思う。

主人公は国に貢献するために効率的な命の値段の計算式を提示したけど、被害者と話すことで1人1人に寄り添った金額を計算するようになったよ!本当の意味の貢献・誠意というものがわかったよ!という話の流れは分かるんだけど、どうして後半に計算方法を変えることが出来たのか?(議会で却下されるという懸念点は?)とか増える予算については指摘されなかったの?(賠償金の基礎金額をあげるのに渋ったのは何故?)という第2以下の課題の解決方法がカットされているのでいまいち納得感はなかった。
まぁ主人公がみんなに寄り添った結果状況が良くなったんだな!
それはそれとして救えなかった人も確かに居たよというのを描写しているのは偉いと思いました。

というかメンバー4人達成率80%必須24か月長期プロジェクトを無償で受けた主人公見て「は!?!?!?」となったんですがここノンフィクションなんですか!??!?!??!本当に!?!??!?!??!?!
国のためという理屈はわかるけど、それを受け入れる国のためには働かなくていいです。
そしてそんな無理なプロジェクトを持ってきてそのスケジュール立てる上司の下で働きたくない……働きたくないでござる……。
ここまで

感想

#eiga
映画刀剣乱舞-黎明- 』見た!
ゲームは配信最初の頃にちょっとやっていたくらい。
舞台は全部見てミュージカルは見てない。

以下ネタバレ感想

総括としては全体シナリオはすごい雑だけど小ネタと最後のプレイヤー肯定の最大瞬間風速で「ま、いいか!」となる感じ
私はへし切長谷部が可愛くて好きなので、長谷部が出てくるだけでニコニコしました。かわいいね。

結局山姥切が消えた理由も2012年が選らばれた理由もわやわやだったし、精神世界への語り掛け部分とか歴史の扱いとかもノリとテンションでごまかしてくるし、全キャラ終結するまでが長いので割と眠い。
あとわかりやすい鬱要素が突然入って来るところとかも雑演出あるあるではわ~となった。

なんだけど長谷部が可愛い~~♡
バスに乗るとき長谷部もハイッッ★でウィンクしてたのかな

そして最後のモブキャラクター全員が審神者の力を持っているというので、プレイヤーのあなたにも審神者の力があるんだよ~!っていうのにつなげてくれるところが良かった。
あと殺陣はエフェクトが掛かるので舞台とはまた違ってかっこいいね~!

原作と言うかキャラクターが動いてたら嬉しい人は行って損ないと思うけど、シナリオ求めている人にはおすすめしない塩梅
ここまで

感想

#manga
はねバド! 』読んだ!
以前から芹ヶ谷薫子さんが好きそうで気になっていたのと、セールになっていたので買った。

以下ネタバレ感想

総括としては性格が悪い人間が大好き!!!!!!!!!!!!!
4巻以降のスポーツのシーンの絵とコマ割りが格好良~!
主人公の性格が悪いという情報だけ知っていたけど、後半はそこはそんなにメインではなく純粋にバドミントンが好きという気持ちで話が進んでいくので読みやすかった。
あと母親のことを執拗なまでに「おかしい」というフォローを入れてくるので逆に安心する。
そして芹ヶ谷薫子さん全然出て来なくてびっくりしたよ!!!!!!!!いや最後までライバルでいてくれたんだけど!!?!?
4巻のイラストから線が細くて揺れるような物になって超かっこいい。

にしても電子書籍だと目が滑ってしまうぜ。
ここまで

感想

#game
2064: Read Only Memories 』やった!
Twitterでおすすめされていたのとセールだったからやった。
とりあえずエンド1だけ見たので、ぼちぼちエンドと実績回収するぞ~。

以下ネタバレ感想

総括としては分岐と実績がたくさんあって集めるのが楽しい~!
ドット絵も可愛いし、マップの調査可能箇所が多くてテキストもかなりの量あるのでクリックするのが楽しかったです。

知人の誘拐を追っていたらAIによって世界がディストピアになるのを防ぐ大冒険になるのは面白いね~。カワイイ絵柄に反してたくさん人が死ぬが……。
あとキャラクター設定が人種差別とかジェンダー論とかにも繋がって来るキャラクター配置になっているのも興味深かった。
チューリングが可愛い。ヘイデンの嫌な側面についても言及したうえで、それでも彼に会いたいと思いますという台詞を載せてくれるのも嬉しい。
完全に趣味だけどレクシーとお姉さんの関係が好きだよ……。

またいくらかエンド回収したらコメント追加するかも。
ここまで

感想

#eiga
100日間生きたワニ 』見た!
アマプラに入っていたのが目に入ったので見た。
原作はTwitterで流れていた時に最終話まで見た。

以下感想。

総括としては原作の日常をやった上で踏み込みを追加してそして日常に戻って来る構成美しすぎる。カエル君を追加する選択が素晴らしい。
これが1時間映画として滅茶苦茶美しい。

原作が1日1本ワニの日常を4コマで覗く形になっていたので、映画でやるとなるとどうするんだろうな~と思っていたけど、間をたっぷりとったり声優も俳優さんを多めに配置したりことでアニメっぽさを押さえて日常ものにしているの良いな~!紙兎ロペみたいなテンポとテンション。
それはそれとして私は日常ものに入って来る、言いたいけど言えないモダモダした恋愛模様を見ると痒くなる体質なので、ワニ君とセンパイの会話は痒がっていました。

そしてその淡々とした日常回が終わってからの今までのローテンションを破壊する腹から声を出すカエル君!!!!!!!!!流れ変わったぞ!!!!!!!!
死ぬのなんて突然でそれは日常の延長線上にあるんだよというのをやった原作。そして原作にはないワニ君の死が来た後にも周りのひとの日常は続いていく映画!踏み込みとして最高だよ。
日常は続いていくけど、それは今までの日常ではないし世界は自分を置いてどんどん変わっていくよねというのをやるし、それを感じさせるためのカエル君がすごい。
今までの日常回でチューニングされた耳ではカエル君の話し方ってすごい耳にキンキン来る嫌な喋り方かつ空気を読まない姿勢なので異物感が強い。
でも実際はワニ君とやってること違わないんだよな!気のない返事する先輩にずっと好意ある態度で話しかけたり面白くない冗談で笑ったりとか。ワニのこと嫌いか?いや、内輪ノリが強いと思っているけど、内輪だからいいんだよ。内輪になっていないカエルがそれをやることで順当につまらないし乗りにくいと評価されているだけです。
カエル君は見た目がワニ君に似ているらしいので、カエル君を受け入れるのはワニ君の死を受け入れるのと同じになっちゃいそうで壁があるネズミとか、柔らかい心の機微がすごい……好きだよ……。
そしてカエル君はどっちかというとワニ君じゃなくて自分に似ているんだということに気付いてからの流れが私は~~好きなんだよな~~。
全体的にバイクの使い方とかスタンプの踏襲とか、原作のネタを踏まえた昇華の仕方がうますぎる……。
ワニ君は帰ってこないけど、ワニ君のいない日常はこれからも続くし、これから続く自分の生活にワニ君がいたという事実は確かに残っていくのだという塩梅。
第一話のラインの会話を踏まえて「夏がやってきました!」というニュースキャスターの台詞につなげるの綺麗だよ~!
エンドロールもその後の世界の話でそれだけで割と泣いていたんだけど、エンドロール後の演出が憎い~~。
1時間で見れるしおすすめできる映画だ。好き。
ここまで

感想

#game
Cult of the Lamb 』やった!
前Twitterでおすすめされているのを見たのとセールになってたから買った。
最後の神様と目玉集めまで終わった。

以下感想。

総括としては時間が溶けてしまう……。邪神ちゃんは我が配下になっても不遜で可愛いね……。配下なのにね……。

最初は難易度ハードにしてたんだけど、ダンジョンクリアに滅茶苦茶時間を喰ってしまうので結局イージーにまで落としてしまった。
ダンジョン自動生成もの楽しいんだけど、ゲーム自体そんなにうまくないので反復練習がやりにくいから超時間が掛かる。私は平日にゲーム時間をぶっぱできないので、こういう時悲しさを覚えるね。
操作感が気持ち良くて好きだ~。
未だにイカが釣れずにトロフィー終わってないんだけど……。魚釣りの教条を開けていない……。
ここまで

感想

#eiga
仮面ライダーアマゾンズ 』のシーズン1・2・最後ノ審判流し見した。
作業しながら見ていたから本当に流し見なんですけど……。やっぱり配信は集中して見れないね~。
シン・仮面ライダー見たのともうすぐアマプラの無料公開が終了するらしいので見た。

以下ネタバレ感想。

総括としては滅茶苦茶真面目に人間によって改造されたライダーの悲哀と生きることと生きる者が闘う理由の線引きの思考実験を強いてきて面白かったです!
滅茶苦茶暗いし重いし戦闘シーンが重苦しいけども。比較的理詰めで私は見やすかった。
私はゴア描写が苦手なんだけど、出血描写は多めだったけど具体的な痛さが想像できない奴だったので大丈夫だった。

シン・仮面ライダーは仮面ライダー論の発表会なんだけど、アマゾンズはエンタメをする上での見せ方を考慮したロジックって感じでした。
なぜ戦うのか?がキャラクターごとにきっちり設定された上で、全キャラそれを捨てざるを得ない状況になって情緒をメタメタにされる様を何度も見せてもらえるので良かったです。
金のために闘う部隊が、最後に5円玉のために闘うと宣言するのこてこてだけど良い~。
主人公は「守りたいものを守る」で線引きが曖昧なまま行くんだけど、それは目の前で何か選択を迫られる度に毎回悩まなきゃいけないというのと一緒なので、思考実験の餌食なんだね~!!!!!!!!!!!!!!!!!!
何かを守りたいから戦う!→人を虐げるアマゾンズを倒す!→アマゾンズが人間の姿の時だとどうですか?→人を殺さないアマゾンズはどうですか?→人を殺さないアマゾンズを殺す人間はどうなの?→アマゾンズをすべて殺そうとするアマゾンズはどうなの?→そもそもあなたはアマゾンズが人間になった存在なんだけど、許されるの?
酷いよ!!!!!!!!!!!!!

初代仮面ライダーをちゃんと見てないんだけど、初代は確か組織に改造された人間が敵と戦う話だった気がする。
アマゾンズはそれをちゃんと踏襲した上でちょっと裏切りも入れるというのをやっていてエンタメ―!って感じだ。
ジンさんが自主的に改造した人間だという対比もっていてよい。
というかシン・仮面ライダーは力が欲しいと思っていた人間に仮面ライダーという力を与えるという形になってるんだな。(与えられた力が想定していたのより過剰だったけど……
変身ベルトがアマゾンズに変形するのを制御するための薬品投入用のツールという解釈になっているの面白かったな。

それにしても主人公よりジンさんの追い詰められ方がえぐすぎてすごいエッチだったな……。
最後ノ審判のジンさん、自分の意志と関係なくアマゾンズを生まされているのは………………はい……………。
最後の最後までナナハさんをよすがにして生きていた様も良いよ。
なんなら息子も最後の最後までイヨに執着していたので、この家系の男ども……となりました。どっちも好きです。
ここまで

感想

#manga
野球場でいただきます 』読んだ!
WBC優勝記念の全話無料公開。
こういう全話無料公開が最近多いけど、買う人増えるんだろうな~。

以下感想

総括としては料理だけじゃなくて人間関係についても言及してくれるので読みやすかった~。
あと絵が可愛い。
野球は漫画しか見ないけど、こういうの見ると球場飯を食べる為だけに野球見に行きたくなるね。
野球に詳しかったら楽しくなれる描写が多いんだろうな~と思ってそれもまた楽しかった。
関係ないけど百合に挟まる男っていくらでも殴っていいテンプレになっているんだな~となって面白いな。私は女2人男1人の関係性が好きなので。
ここまで

感想

#game
Little Inferno 』プレイした!
Twitterでおすすめみたのとセールになっていたので買った。

以下感想。

総括として私はこういう時間経過を待つゲームをずっとやってしまうのでマジで良くないね!コンボを探すのが楽しい。
待機時間が苦ではないどころか、普通にぼーっと待ってしまう質なので本当に良くない。チケットを使え。
全体的にブラックユーモアが強めなのかな?1/f揺らぎとは程遠いぜ。

コンボ考えるのが楽しすぎて最後の4つの贈り物のうち磁石のことを完全に忘れていた。
たぶん磁石だけなにに使うか行ってくれなかったからストーリー記憶できなかったんだと思うんですけど、何に使うか言ってくれているならもう完全に私はコンボを探すことに執心していました。

これは関係ないけどインフェルノって単語見るとリンフォン思い出してしまうのちょっとでウケちゃう。
ここまで

感想

#eiga
エスター 』見た!
続編が出るので配信で見た。

以下ネタバレ感想。

総括としてはどんでん返し系だったんですねあなた――――!?どんでん返し好きなので嬉しいです!!
下手なネタバレを踏んでいなくてよかったです。
それはそれとして配信は集中して見れない!

■シナリオ
ずっと嫌な感じが続いていてよかった。
公園で同級生が突き落とされるシーンも、音響がずっと風邪を引いて耳が過敏になっている感じっぽくて嫌さが倍増してよかった。
親どもちゃんとしろ!!!!!!!という気持ちはずっとあるよ!!!!!!!
特に息子がICUに入れられた後に帰宅して速攻で飲酒をする父親、現実逃避するのは息子と妻が退院してからだろ!!また緊急連絡があったらお前タクシー呼べるのか!?!?!?
電気消えた後に真っ先にマックスを助けに行かないところもどうなんすかと思いますし……。
子どもを守る人間でありたいという立場から、最後まで子どもの味方をしていたいという父親のスタンスも分かるが、信頼することとと何も考えずに許容することは別だからね!?!?!?
まぁエスターは周囲の人間の証言も込みで抑えてくるから厄介ですが。
そもそも吹き抜けの家のど真ん中でヒステリックに喋るのってどうなんだ。理性的な話し合いができないなら家の構造を間違えているぜ!と思いました。
周りの大人に対するフラストレーションと酷い目にあうのが大概子どもなのでストレスはすごい。
それはそれとしてエスターに対して「子ども扱いしているからではなくお前がお前だから愛されない」まで言ってやってくれ。

■ホラー要素
割とジャンプスケアと思わせて違う驚かしは多かった。でも本来はサスペンスなのでこれくらいで良いんだろうな。
それよりも落下とか撲殺とか滑落とかのシーンが多くて目を逸らすシーンが多かった。私は痛いのが苦手。

◆追記
エスターの扱いにもやもやしていた理由について考えていたけど、なんかこれ『羊たちの沈黙』のせいで性的マイノリティーの人への偏見が強まったみたいな話が、
エスターの身体的障害に接続されそうでそこら辺のフォローアップがないのがなんか納得いってない要因の一つだなと思った。
ヤバいのはエスターの性格や彼女がそのままだと社会で生きていくのが難しいという社会制度の方なんだけど、身体障害がギミックの一つになっているせいでそこが一番注目される故バランス取れているのだろうかと思う。いやどんな理由であれ人を殺してはいけないので情状酌量の余地はないんですが。
続編のファーストキルでエスターが「私ヤバい?」って言ってる奴、あんまり好きじゃなかったんだけどヤバいのはエスターです!という演出の補強であるなら……許す……!くらいの塩梅まで来ている。
ここまで

感想

#game
春ゆきてレトロチカ 』プレイした!

パラノマサイト』が面白かった+前から気になっていたけど内容が全然わからなかったので二の足を踏んでいた+セールになっていたので買った。
以下ネタバレ感想

総括としてはすごい真っ当な犯人当てミステリーノベルゲームでした。面白かったよ。
そして新本格を名乗る作品の最後の畳みかけは気持ちいいね~!やっぱりどんでん返しは1回かと思わせてから3回くらい回ってなんぼですね!

一応不老という要素が入って来るけど、順当な推理部分には掛かってこないから推理はできる。
主人公の推理に対して「証拠なくないか!?」とか「それ犯人の自供しか証拠なくないか!?」とか「裏取りはしないのですか!?」とかはあるけどまぁ大体OK!そこらへんは逆転裁判的なノリで行きます。

ノベルゲームかと思っていたけど、話は基本的に動画で見る形になっている。
形式的にはやったことないけど『Death Come True』が近いのか?
私が配信系の映画を見れない理由が自分が何もせずに画面を見る集中力がないからなので、割とドラマパートはぼーっとしていました。
私の作るゲームで1回のテキストにおけるボタン押下要求回数が多い理由、多分私がボタンを押す行為が好きだからだなと分かって面白かった。
ボタンを押していないと集中できない体。
後半の疑問と推理フェーズは操作性の関係でちょっとかったるいなとは思ったけど、こういうのは推理部分が楽しくなれればヨシなのでヨシ。
推理部分はすげぇ手堅い火曜サスペンスでした。ドラマの雰囲気とか推理の内容とかも込みで……。
あと作中で「滅茶苦茶香川先生(女流棋士)っぽい人いるな~」って思っていたら香川先生で面白かったです。

最初に過去の物語を別のキャラクターに置き換えてみてね!と言われた時点で叙述への意欲を感じてウケました。
実写で叙述をやってくれるのは素敵だね~。ここは1回目くらいのどんでん返しかな~くらいで見ていた。良かったぜ!
私はミステリーで推理する時、最終結論だけ合っていて途中のトリック部分全然わからんというのがほとんどなので、推理パート完答できたの1つだけで楽しかったぜ!

キャラクター的には如水が好きだよ。そうだね……。
でもまぁほかの人に勧めるかと言われるとそこまでではない感じだ。
ここまで

感想

#eiga
わたしの幸せな結婚 』見た!
恋愛映画見よう年間。
原作・漫画共に未読!

以下ネタバレ感想

総括としては恋愛ものとしてちょうどいい塩梅な上に、アクションシーンが滅茶苦茶かっこいいので満足度が大変高い映画だった~!
こういう冷酷無比な男に嫁ぐ系って、主人公が健気な姿をみせた結果冷たい人格が氷解して主人公にだけ優しくなるがテンプレートだと思って行ったんだけど、これDVを受けていた少女を少し不器用な主人が介護して段々と自信をつけていくお話でびっくりしたよ~~。久遠さん最初から滅茶苦茶いい人だよ~~。

背景美術周りも良かったし見ていて楽しい画面作りだった。
あとこれは個人的にびっくりしたんだけど肌のメイクの表現幅が広くないか!?
主人公の手のあかぎれが治ったり髪の毛がぼさぼさじゃなくなることで大切にされていることの表現になるのはたまに見るけど、肌が荒れているのが綺麗になるのがちゃんと見た目で分かったので勝手に感動していた。帝も死ぬ間際に肌の色が浅黒く油でテカっていたのでメイクさんのこだわりがすごい。
他にも主人公の料理するときに野菜の処理がただ生きるために料理しているのではなく、誰かに食べてもらう前提の包丁の処理を入れていて使用人として真面目にやっていた様が分かるなどの細やかな手つきがすごい良い~~。

そして何よりアクションシーンがかっこいい~~!
CG使いながらカメラアングルも工夫しているので大変楽しくみられる。
殺陣も楽しいよ。

バリバリ続編匂わせをしていたんだけど、ぜひとも同じクオリティーで続編を見せてほしい~!
ここまで

感想

hololive SUPER EXPO 2023 』1日目に行ってきた!

私はこういうイベントに行ったときに、参加者層をざっと確認するのが趣味なんだけど、今まで参加したイベントの中で一番グローバルだし性別も年齢もぱっと見バラバラで面白いね~。
今回はコスプレもたくさんいたんだけど、VTuberって細かい衣装がたくさんあって三面図も公開済み+髪型や小物が違うので人によって同じ衣装でも小物が違ったりして面白い。
あとホロスターズのおしゃべりイベントの列を見た時に、並んでいるファンの雰囲気がキャラクターによって全然違うのが面白かった。
アルランディスの列の人、服みんな緑だったんだけど配信で何か言われたんですか!?!?自主的!?!??!
食べ物の単価が高くてウケてたんだけど、どれもおいしくて良かった!チキンとか温かいし柔らかいので今まで食べたコラボメニュー系の中で一番良かったかもしれない。
イベントの購入回りも事前購入があってスムーズだったので全部のイベントに導入してほしい。

生憎ライブには参加できなかったんだけど、XRみたいなライブになっていたらしくって見てみたかった~~~~!!!!!!!!!

感想

#hon
見えないものを探す旅 』読んだ!
ゲームさんぽ』で紹介されていた本。

以下感想。

総括としては知識を持ってさんぽするとより深く世の中を見ることが出来るよ(見れるといってもあくまで自分で無理やり引いていることにも自覚すべきだよ)というスタンスなので読みやすかったです。
作者の方が能楽師・大学教授・ゲームのプロデューサーというすごい肩書なのでその時点で面白い。この人ゲームさんぽに呼ばないんですか!?
私が能に全然詳しくないんだけど、解説が読みやすいのでとりあえずするすると読めて良い。
こちらの本でも、知識があると逆に見えないものも出てくるよねという話を触れていて最近の摂取しているものに通じるところがあって面白い。
色んな参考書を読んだ結果要点が分かりやすくなる現象が起きている。
ここまで

感想

Yuzuru Hanyu ICE STORY 2023"GIFT"at Tokyo Dome supported by 雪肌精 』見た!

以下一周回って面白かったな感想


作家性強すぎて笑った。
作家性が強いこと自体は問題ないけど、それと面白さがトレードになってないとほよよ~となるな。
やりたいことはわかるけど、やりたいことの明確さに対して演出が不明瞭かつえぐ味が強くて集中できなかったぜ!
リアルタイムに生きている人間をコンテンツにすることに苦手意識を覚えている人間なので、その行為を本人から「『辛かった』けど『暖かかった』」と言われてもやっぱり生きてる人間につらいを与えた事実は、例え同じバランスの暖かみを提示されても不均衡に感じる~し、バランスはやっぱりお前らの与えた辛さのが大きいように感じるぜ……。
全体的に受け手より語り手のための物語って感じだし、本当に自分のことしか語らないで終わるので私小説的だ……。
なんか自己完結さに関して『アド・アストラ』を思い出した。
ここまで

感想

#game
パラノマサイト FILE23 本所七不思議 』大体クリア!
滅茶苦茶楽しかった~!

以下ネタバレ感想。

総括としてはノベルゲームとしての遊び心があふれているし、プレイヤーが介入する構造がシナリオに組み込まれているのでとても楽しかった~!
楽しい楽しい。

■システム
私はもともと『街』とか『428』とかのザッピング式のノベルゲームが大好きなので超楽しい。
メタ構造入っているうえで、プレイヤーの介入がメタ的に意味があるので滅茶苦茶嬉しい~。そしてそれが明かされた時点で、キャラクターはプレイヤーのもとを去って各々の人生を歩んでいく様が描写されるのが超好き。プレイヤーとキャラクター間の突き放しが最後にあるのが好き。
彼らは私が手を貸さなくとも彼らなりの人生を生きて行ってくれる~~~!最後にプレイヤーが離れることで物語が収束するのは美しいね。
加えて、作中で約子さんのかなりわかりやすい憑りつかれる事象があるおかげでそこまで唐突な感じにもならないような構成になっているのが憎い~。
それはそれとしてスキップ機能は欲しかったぜ!

■キャラクター
立ち絵が可愛い。太めの縁取りに細い線で細かい表情を拾うイラストっていいな……。特に表情が分かりやすい喜怒哀楽ではなくて曖昧なものが多いので好きだ。男たちのアヒル口が滅茶苦茶かわいいし、約子さんの歯を見せて笑う表情も好き。
可愛い絵だと思っていたら、『すばらしきこのせかい』のイラストレーターさんなんだ!すばせかだと頭身もうちょっと低めだけどがっちりした人の立ち絵が好みで良い。というかすばせかでもヒガシザワよかったからな……。
エリオのあのなんかエッチなクロスのベルトは何。後ろ姿がすごい好き。ミヲちゃんもシルエットが丸くてカワイイ~。
後ろ姿や横顔の立ち絵がある時点で良いノベルゲームだと感じられる。リヒタが机越しに話しかけてくるのも好き。
立ち絵の選び方が参考になるのでメモしておきましょう。
カメラワークのおかげで似たような立ち絵でも奥行や動きの表現幅があるので視界も楽しいし、これは参考にできそう~。
あと視点カメラ固定のパノラマだからこそジャンプスケア系の驚かしが効いていた気がする。

■シナリオ
現代和風怪異譚特殊能力頭脳戦バトルロワイヤルだ――――――――――――!
こんなの開始時点で楽しくなっちゃうよね!
興家君が最初にこちらの命令を全無視してくるのと速攻で死んだのでまぁミステリの定跡として最初に死ぬやつは怪しいし綺麗な伏線回収感を出すためにラスボスか回収になるとは思っていたけど、福永さんが思ったよりさっくり勝利したのでびっくりしちゃった。
5人殺害した先で死んじゃったのは、福永さんを生き返らせて返り討ちにあったってことでいいのかな。かわいいね~♡
出会って1か月くらいの女の子のためにサクサク人殺しができる興家君好きだよ。例えそれが前世の因縁であっても。
にしても福永さんの霊感の例えがお酒の強さなのはミスリードなんだろうけどどこから来たんだろう。
全部終わった後の興家君が滅茶苦茶冷めた人だったの、約子ちゃんが途中江戸っ子が抜けていたのと同じ事象だと思うので最後までいって初めて私は興家君を見たんだな~。感慨深いね。
キャラクター同士の会話も良い感じに適当で良かった。
刑事同士のラノベに出てくる高校生みたいな会話と、探偵と奥さんのツッコミ不在型のシリアスっぽいふざけた会話が好き。
ちゃんとプロタンって呼んでくれるし駄菓子屋にもついてきてくれるしシールも一緒に探してくれる奥さん好きだ……。
私は逆転裁判の調査パートの脚立と梯子みたいな不要な会話が大好きなので、この二組の会話がめちゃ好き。
話が進むほど全部のキャラクターの情報が集まっていくのはザッピング型ゲームのだいご味だけど、それがとても楽しめるゲームでした~。

まだトロコンしてないのでまたしばらく遊ぶぞ。
ここまで

感想

佐伯祐三 自画像としての風景 』行ってきた!
知らん人だったけど良かったし、東京ステーションギャラリーの学芸員さん好きだ~。

以下感想。

総括としては情報の取捨選択と構図の取り方がシャープでカッコよかった!風景画も静物画もかっこいい~。
そして作品の展示の仕方と解説が論理的+冷静で良かった。今まで見た展示の中で一番好きな構成だったと思う。

■佐伯祐三
デフォルメというよりは重要な要素を拾って絵を構成する書き方をしていると思ったんだけど、その取捨選択に知性感じて滅茶苦茶格好良かった。
あと私が油絵の日本風景画をあまり見たことがないのもあって新鮮だったし、日本時代の思考錯誤が見れてとても面白かった。
西洋と違って高い建物がないため、電柱を描くことで画面上部のバランスを取る。それはそれとして電線は邪魔なので描かない。
これで画面が滅茶苦茶しまっているんだよな~!
2回目の留学の時の街の風景に黒い電灯がちゃんと描かれているのも、たぶん電柱での画面構成を踏まえた奴なんだろうなと思って勝手にテンションが上がってしまった。
あといろんな画家の描き方を取り入れているという解説に沿ってみると、確かに遠近法の取り方とか建物の直線の取り方に反映されているし、それが後々の画風にも影響しているッポイので、絵も技術的な勉強を踏まえて描くのがかっこいいな~と思いました。
特に2回目の留学の時の壁の絵が全部格好いいんだ~!
壁のポスターを取り入れているところとかが割と現代的で私の今の感性に近いからかもしれない。
扉だけの絵がどれも格好いい~。ポストカード欲しいね。

■展示
私は佐伯祐三のことを知らなかったんだけど、解説が分かりやすいおかげで頭の中整理しながら見れて良かった。
全体は佐伯祐三の人生を追う形の展示順なんだけど、最初の解説に展示の全体概要が書いてあるのでそれになぞって見れるのが良い。研究論文における概要が最初にちゃんと書いてある!
前述のほかの画家の勉強をしたという解説の近くにそれらを反映した絵がちゃんと飾ってあるのもありがたい……。
あと私は解説文に「まるで○○のようではないだろうか。」「○○のような××を感じる。」みたいな恣意的な文章があると「あなたはそうかもしれないですね……」と引きがちなんだけど、今回それが全然なかった。(たぶん
でも意思がない訳ではなく、情報量と丁寧さで構成されているところに意志を感じるので良い。全部の展示そうしてほしい。絵にどういう感想を抱くかは私に決めさせてください。
特に勝手に唸ったのが、東京ステーションギャラリーって2階だけ壁が赤レンガになってその階の展示が「ヨーロッパの壁」というタイトルで佐伯祐三のレンガ造りの壁の絵ばっかりになってるところ!!!!!!!!!!滅茶苦茶かっこいい!!!!!!!!!!!オシャレスギル!!!!!!!!
展示の解説も良ければ作品展示順も良ければ展示のまとめ方もタイトルの付け方も額縁の選定も全部オシャレだった……。
東京ステーションギャラリーの学芸員さんの解説を読むために展示通うのありだな~ってなるくらい素敵な展示でした。
学芸員さんの構成によって、おんなじ絵の展示でもいくらでも満足感違うの面白~。

ここまで

感想

#eiga
BLUE GIANT 』2回目見た!
音響自慢の川崎チネチッタで見た!
1回目の感想こっち

以下感想。

総括としてはシナリオの構成が丁寧なことを再確認出来て良かった!
それはそれとして一番好きな曲がどれなのかわからないし音が大きいので終わった後しばらく頭痛に苛まれていて音楽適正無ッッと思いました。

私にSoBlueの人が初めて聞きに来たライブの曲名を教えてほしい。何もわからない。トムがかっこいいことしかわからない。

初回の雪祈の演奏が片手演奏なのが最終ライブに繋がっているのとか、雪祈の「1回死ねよ」と大の「死んで来い」とか才能があれば踏み台にすると言っていた雪祈が大のことを後押しする行動をとるところとか、So Blueの客席に登場していた人がたくさんいたりとか気付けて良かった~。
原作ではラストライブがないらしいので、映画としてかっこいいの再構成していると思って唸っちゃった。

そしてライブ映画なので音楽は何度見ても良いし、前回とはまた違った曲でぐっと来たりして楽しかった。
前は玉田にうぉぉぉってなりがちだったけど、今回は雪祈のサビが良かった~。
でもやっぱり私は玉田がかっこいいよ……。
ここまで

感想

#hon
翻訳文学ブックカフェ 』読了!
最近翻訳について考えていたから読んだ。
確かなんかのブックフェスの時に買った。若島正先生(面白い詰将棋作る人)がいたから買った。
積読はするもんですね!

以下感想

総括としては言うまでもなく翻訳者によってスタンスは全然違うし、こりゃ翻訳者によって合う合わないが発生するわ!がよくわかって面白かったです。

■翻訳は二次創作的という私の考えについて
全体を読んであながち間違ってはいないなと思ったけど、あんまり正確でもないと思った。
どっちかっていうと楽譜を貰ってそれを演奏するが近いんだろうな。与えられた音階を元にどう表現するのかを試行錯誤する作業っぽい。
二次創作だと余白を足したり引いたりしすぎるイメージが強くなる。
そして私は楽譜を貰ったら自分で演奏したい!という風に言った方がしっくりくるかも。

土屋政雄先生の「文学作品の場合、原作者にどういう意図があろうと、翻訳者が勝手に訳せばいい」[p.211 l.18]とかはその傾向が強くて勝手に補強になった。
多分この思想は翻訳という行為をしている時点で意図を完璧に受け取ることが出来ないという前提があっての「勝手」という話なんだろうなと思っている。
もちろん作者の意図を訳すことを念頭に置いている人もいる。バランスのとり方が人によって全然違って面白い。
何を基準にするかが人によって違うのも面白い。
作者に会いたい人会いたくない人とかも違うし、それによって翻訳の質が上がる人もいる。
インタビューはうけてないけど、もともとの翻訳文はクールな感じだったけど、作者にあってみたら温和な人だったから翻訳を全文温和な感じに書き換えた人とかいるらしい。(私はそれをされたら切れると思う
翻訳する際にも、本文や作者と全く別軸で、出版される時代に合わせた翻訳をするというのも面白かったな。
改めて考えると、今風じゃない表現をターゲット層に合わせて変える作業を受け入れてくれるのってすごいよな~。
日本の作品でも古い作品はやっぱり読みにくいもんな……。
南総里見発見伝とかの、マジの古典とかまで行くと現代語訳があるけど、近代文学ってあんまりそういうの出ているイメージないもんな。軽く調べてもこれ くらいしか引っかかってこない?また調べてみよう。
そう考えると日本文学よりも翻訳された本の方がストーリー重視で長く読み継がれそう。
時代性を保ったままの作品はストーリーより古典・学問として親しまれるというか。
翻訳文学ってストーリーを重視するのか表現を重視するのかそれ以外を重視するのかがマジで翻訳者次第だ……というのが強まった。

■音楽的な話
面白いのが、多くの人が「ダイナミック」「リズム」「スピード」を大事にして翻訳していると言っていたこと。
これに関しては、私が最近の漫画原作を忠実に再現するアニメを「漫画の時とテンポが合わね~」と感じることがあるので勝手にシンパシーを感じている。
作品内の重要な要素そうじゃない要素に含まれるテンポやスピード感や空気感を保とうとする姿勢自体は滅茶苦茶好ましい。
ただ、村上春樹が海外文学は読むが戦後文学は読まない「いわゆる文芸日本語が読めないから。」「戦後文学って感覚的に弱いですね」[p.242 上 l.15]って言ってるのと逆に、私は翻訳文学が感覚的に文書として重くて読めないからこう……どうしょっかなぁ!って感じです。
たぶんその大事に再現しようとしているテンポやスピードが私にとって重いんでしょうかね!?村上春樹も割と読めないし。

あとこれは本文に関係ないけど、注釈に書いてある翻訳文がどれもこれも目が滑ったので本当に……読めないんだね……!って思って面白かった。
読んでください。
ここまで

感想

#manga
K2途中まで読んでいるけど、医療というか何かしらに従事する・継承する者たちへの賛歌の漫画なので読んでいて気持ち良いし、何より漫画として超絶読みやすい。
光の漫画だ……。
あと医療漫画って症状の伏線があってからの診断結果開示という流れがあるからミステリーっぽくて肌に馴染む。だから医療漫画好き。

感想

#hon
ゲームさんぽ 専門家と歩くゲームの世界 』読了!
知らない人がTwitterで勧めていたので買った。

大変良い。
以下感想

総括するとゲームさんぽ自体は楽しく拝見していて、本書もとても面白かったです。
対談形式だったり講演式だったりで、個人的にゲームさんぽをそのまま本にした感じがして良い~。
ゲーム以外の先生自身のバックボーンや思想について触れられるし、それらも含蓄があって楽しいんだ。

■注釈
ゲームさんぽ自体、寄り道をすることで見える世界という思想で作られているというのが述べられているんだけど、注釈がそれを体現していてよかった!
本文では登場した先生とインタビュアーの人との対談がまとまっているんだけど、ページの下1/5が注釈スペースになっていてまず広い。
そして注釈も、言葉の解説だけではなくてその言葉に関連する書籍やニュースについての説明があるのがとても楽しい。
それも注釈を書いている人が解説の人だったりインタビュアーの人だったりで、みんなで一緒に書いている感じと雑談的脱線って感じで良い。
解説してくれる先生によって語り方も全然違って楽しい~。
丁度注釈で言及されていた本を並行して読んでいるところだったのでウキウキしちゃうね。

■ゲームと知識
読む前は、知識や専門性があると世界が変わるよねというのを前提にやっているのかと思っていたんだけど、本文を読むと「あなた自身も専門性を持っている」というのが大前提にあるのが驚いた。
ここにおける専門性は体系的な知識ではなく、個人に紐付いた体験や感想、感覚のことです。
何を見ても自分が思い出すことがらがあって、それをあなただけの気持ちとして扱ってくれているし、自分以外の人の気持ちや知識があるとまたあなたの気持ちが出てくるというスタンスでいてくれているのありがたいな。
たしかに最初のゲームさんぽがなむさんのお子さんとゲームをする奴なんだもんな、そうだよな~。
あと建築・景観に出てきた「作り手と使い手。情報の送り手と受け手。両者のあいだに上下の関係はなくて、肩を組みながら、目線は合っていないけど、同じモノを見ながら考えているみたいな、そういうコミュニケーションがあるべきかと思います。」[p.74 l.6]がとても良い。
ゲームっていうツールを使って、プレイヤーと作者が同じものについて考えるというスタンスが私の目指したいところなので、勝手に喜んでいました。別に正解なんてなくて、それについて考えること自体が嬉しい。
そういう話をした後に、法律の話でゲームは法的に「映画の著作物」という「作った人よりもお金を出した人が強い」[p.258 l.9]話が出てくるのも楽しい。
いろいろな視点があって、どの人もほかのジャンルに対するリスペクトがあった上で自分の考えを述べているように見える語り口なのもあって、とても楽しく読めました。
特にゲームさんぽの立案者のなむさんの小論が、学び方を体系化して論じているのでとっても楽しい。企画自体が気の向くままに歩いてみるのに対して、基本思想がしっかりしているから見ていて安心できるし楽しいんだろうな。
いいな~~~~。

■関係ないこと
子どもの視点について話す時
「僕たち大人はすでに言語で世界を分けてしまっていて、赤ちゃんにしか見れない未分化であいまいな世界認識にはもう戻れない。」[p.27 l.21]
を見てこの前言語学ラジオで見たところだー!って思って面白かった。
多分この回?あとで確認します。

私は言葉で物事をカテゴライズすることに関しておもしろがっているので、最近見ているコンテンツでこういうところがつながると面白い。
ついでに言語学ラジオで「友達を情報量で選ぶ/個人の体験に基づく話をされても面白くない」(意訳)って言っている駄弁り回を見たばっかりだったので、そこの温度差にもウケた。

ここまで

感想

『ヒトラーのための虐殺会議』の事前予習spotify 聞いた!

歴史が苦手なので今までこういうの聞いたことなかったけど、時系列や時代背景と合わせて解説してくれるので聞いていて楽しいね。
前に行った「エゴン・シーレ展」で、同じ年にシーレとヒトラーが同じ美術大学受験していたことに言及されていたのも思い出した。
どっちでもヒトラーの絵を扱き下ろされているね……。
映画にはヒトラーは出てこないので直接的に関係する話ではないけれど、ヒトラーがそこにのし上がれるような社会的背景を押さえられる構成。
暗い話なのでそれを重すぎる話にしないように気を使って話してくださっている感じもあったね~。
絵を描いたりコード移植するだけの作業だと並行して聞けるから、またほかのも見てみよ~。

感想

#eiga
金の国 水の国 』見た!
面白そうだったのとそろそろ放映終わりそうだったから見た。
漫画未読。

以下ネタバレ感想。
総括するといい人たちによる勇気と理知と優しさがベースにあるけど、ちゃんとそれだけではない政治の話として綺麗にまとまっていてよかった。

登場人物全員いい人~!
勧善懲悪の役割を担わされるんだろうなと思っていたピリパッパでさえ最後まで宮殿に残るから、最後まで人間の優しさに掛けてくれる話なんだなと思った。
ただ100優しい訳ではなく、政治のために家族を人質にしたり、二人を殺そうとしたり、相手国を下に見て戦争の引き金になる行動をしたり、人のことを試すようなことをしたり、本人の目の前でバリバリ差別発言したりで人間の嫌な部分もちゃんと書いているのでその塩梅が好きです。
そういうことをするのは許されないしそれでも人間はそういうことするけれど、その行為のベースには誰かを思う気持ちだってあるんだよ!という眼差しがあるのかなぁ。いやそういう気持ちがあっても全然許されることではないが。
なんか最後まで誰も突き放さない姿勢があったのかな。なんだろうね。
どっちかというと人間の嫌な部分やえぐみを強調すること自体を作品のフックにしていないという方が正しいかも?作品として表現したいのは善性であるという姿勢があるのかなぁ。
あと何かを救うために何かを選ぶ時、提示された二択のどちらかではなく両方を取るをやってくれるのが大好きなんだけど、
よく見る「私が両方を諦めたくない!」ではなくて、「選ばれなかった人が生まれるのが嫌」で両方選ぶという描き方がまた前述の眼差しと重なって良いなぁと思う。
国ごとによって文化や経済状況、価値観が違うよというのを3国以上出して話してくれるのも良い。
原作読みたいね~。
ここまで

感想

#eiga
ヒトラーのための虐殺会議 』見た!
確かTwitterで誰かが予告について言及していた記憶。

以下ネタバレ感想

総括すると嫌な『12人の怒れる男』/『ハイパーインフレーション』だし、全然自分の身に起こりうるしなんなら起こっている部分もあるしで、観ていて嫌な気持ちになる良い映画でした。

ユダヤ人虐殺の方法を頭のいい人たちがお互いに探り合いをしながら淡々と進めていく会議を見る映画なので、現代倫理から行くと受け付けないことが当然のこととして進んでいく居心地の悪さをちゃんとかんじさせてくれるちゃんとした映画でした。
大体同じ部屋での会議でBGMなし・回想なしなのは『12人の怒れる男』を思い出して楽しくなるね。
それはそれとして難しい用語や登場人物が多いせいで、知らない中規模プロジェクトの5回目くらいの会議に突っ込まれたくらいの気持ちではある。
勉強してからもう一回みたいな。公式でも勉強用のSpotifyの配信URL公開していたので手厚い……。

実際に行われていた会議の議事録を元に作成されている映画らしいのでモラルセンターがいないにも関わらず、言葉選びや演技が良くて全部嫌な気持ちになるのがすごい。
途中に「牧師の家なのでこういう行為に抵抗が……」っていう台詞でちょっと救われた気持ちになってからの消沈がすごい。いや議事録見てないから実際には逃れのための台詞だったのかもしれないけど、でも映画としては多分賺しからの突き落としだと私は解釈した。あぁぁ……。
どこかで議事録見れないのかな。探してみよう。

そしてこれは作品意図として完全にずれている感想だということは100承知なんですけど、登場人物軒並み頭がいいので会議のテンポが滅茶苦茶よいから聞いてて気持ち良い。
全員政治家気質なので、婉曲表現を使う・回答を濁す・揚げ足を取るのはもちろんあるんだけど会話をするとちゃんと会議が進行するので……本当にちゃんとしている……。全然ちゃんとしていないけど……。
戦略家・軍師タイプの頭のいい人間が好きなので、戦争物のこういう会議シーン好きなんだよな。頭の良さをこんなことに使うな。差別にも戦争にも反対です。
戦争は嫌いだけど戦争物のフィクション作品の登場人物が好きなので、こういうノンフィクション物を見る時にはしつこいくらいに自分の中で線引きをする必要があります。

流石にここまでではないけれど、こういう叩き込まれた・周りの人間も当然と思っている気付けていない・気付かないようにしている差別意識ってのは私も今も絶対にあるだろうから、こういう作品を見ると毎回二重三重に落ち込む。
定期的に見てわが身を振り返りましょうね……。
というかこの作品ドイツの作品なんだ……。本当にすごいな……。
ここまで

感想

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