不理解理解

文末にはすべて必ず(※個人の考えです)が付きます

2023年3月5日の投稿4件]

『ヒトラーのための虐殺会議』の事前予習spotify 聞いた!

歴史が苦手なので今までこういうの聞いたことなかったけど、時系列や時代背景と合わせて解説してくれるので聞いていて楽しいね。
前に行った「エゴン・シーレ展」で、同じ年にシーレとヒトラーが同じ美術大学受験していたことに言及されていたのも思い出した。
どっちでもヒトラーの絵を扱き下ろされているね……。
映画にはヒトラーは出てこないので直接的に関係する話ではないけれど、ヒトラーがそこにのし上がれるような社会的背景を押さえられる構成。
暗い話なのでそれを重すぎる話にしないように気を使って話してくださっている感じもあったね~。
絵を描いたりコード移植するだけの作業だと並行して聞けるから、またほかのも見てみよ~。

感想

『ヒトラーのための虐殺会議』と『金の国 水の国』を梯子したんだけど、ポケットモンスター 嫌な政治/いい政治すぎて温度差がすごい。

#eiga
金の国 水の国 』見た!
面白そうだったのとそろそろ放映終わりそうだったから見た。
漫画未読。

以下ネタバレ感想。
総括するといい人たちによる勇気と理知と優しさがベースにあるけど、ちゃんとそれだけではない政治の話として綺麗にまとまっていてよかった。

登場人物全員いい人~!
勧善懲悪の役割を担わされるんだろうなと思っていたピリパッパでさえ最後まで宮殿に残るから、最後まで人間の優しさに掛けてくれる話なんだなと思った。
ただ100優しい訳ではなく、政治のために家族を人質にしたり、二人を殺そうとしたり、相手国を下に見て戦争の引き金になる行動をしたり、人のことを試すようなことをしたり、本人の目の前でバリバリ差別発言したりで人間の嫌な部分もちゃんと書いているのでその塩梅が好きです。
そういうことをするのは許されないしそれでも人間はそういうことするけれど、その行為のベースには誰かを思う気持ちだってあるんだよ!という眼差しがあるのかなぁ。いやそういう気持ちがあっても全然許されることではないが。
なんか最後まで誰も突き放さない姿勢があったのかな。なんだろうね。
どっちかというと人間の嫌な部分やえぐみを強調すること自体を作品のフックにしていないという方が正しいかも?作品として表現したいのは善性であるという姿勢があるのかなぁ。
あと何かを救うために何かを選ぶ時、提示された二択のどちらかではなく両方を取るをやってくれるのが大好きなんだけど、
よく見る「私が両方を諦めたくない!」ではなくて、「選ばれなかった人が生まれるのが嫌」で両方選ぶという描き方がまた前述の眼差しと重なって良いなぁと思う。
国ごとによって文化や経済状況、価値観が違うよというのを3国以上出して話してくれるのも良い。
原作読みたいね~。
ここまで

感想

#eiga
ヒトラーのための虐殺会議 』見た!
確かTwitterで誰かが予告について言及していた記憶。

以下ネタバレ感想

総括すると嫌な『12人の怒れる男』/『ハイパーインフレーション』だし、全然自分の身に起こりうるしなんなら起こっている部分もあるしで、観ていて嫌な気持ちになる良い映画でした。

ユダヤ人虐殺の方法を頭のいい人たちがお互いに探り合いをしながら淡々と進めていく会議を見る映画なので、現代倫理から行くと受け付けないことが当然のこととして進んでいく居心地の悪さをちゃんとかんじさせてくれるちゃんとした映画でした。
大体同じ部屋での会議でBGMなし・回想なしなのは『12人の怒れる男』を思い出して楽しくなるね。
それはそれとして難しい用語や登場人物が多いせいで、知らない中規模プロジェクトの5回目くらいの会議に突っ込まれたくらいの気持ちではある。
勉強してからもう一回みたいな。公式でも勉強用のSpotifyの配信URL公開していたので手厚い……。

実際に行われていた会議の議事録を元に作成されている映画らしいのでモラルセンターがいないにも関わらず、言葉選びや演技が良くて全部嫌な気持ちになるのがすごい。
途中に「牧師の家なのでこういう行為に抵抗が……」っていう台詞でちょっと救われた気持ちになってからの消沈がすごい。いや議事録見てないから実際には逃れのための台詞だったのかもしれないけど、でも映画としては多分賺しからの突き落としだと私は解釈した。あぁぁ……。
どこかで議事録見れないのかな。探してみよう。

そしてこれは作品意図として完全にずれている感想だということは100承知なんですけど、登場人物軒並み頭がいいので会議のテンポが滅茶苦茶よいから聞いてて気持ち良い。
全員政治家気質なので、婉曲表現を使う・回答を濁す・揚げ足を取るのはもちろんあるんだけど会話をするとちゃんと会議が進行するので……本当にちゃんとしている……。全然ちゃんとしていないけど……。
戦略家・軍師タイプの頭のいい人間が好きなので、戦争物のこういう会議シーン好きなんだよな。頭の良さをこんなことに使うな。差別にも戦争にも反対です。
戦争は嫌いだけど戦争物のフィクション作品の登場人物が好きなので、こういうノンフィクション物を見る時にはしつこいくらいに自分の中で線引きをする必要があります。

流石にここまでではないけれど、こういう叩き込まれた・周りの人間も当然と思っている気付けていない・気付かないようにしている差別意識ってのは私も今も絶対にあるだろうから、こういう作品を見ると毎回二重三重に落ち込む。
定期的に見てわが身を振り返りましょうね……。
というかこの作品ドイツの作品なんだ……。本当にすごいな……。
ここまで

感想

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