不理解理解

文末にはすべて必ず(※個人の考えです)が付きます

全年全月22日の投稿10件]

2024年4月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

わくわくわーく!出張が一日伸びたよ!

2024年1月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

PCの前にいるときずっとゲーム作ってて全く呟いてないな!?!?!?
一応ゲーム開発ほ進んでおり、その間に本を読んだり舞台を見たりしました。
まだ映画は見てない!

2023年12月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

ゆかりご飯
どうしてこんなに
うまいのか

呪術廻戦の呪術師の年齢層が若手と上層部が多くて中間層が少ないのを見ては「悲しき企業だ……」となるし残っている中間層がナナミンなどの真面目で責任感が強い人なのを見ては悲しくなるしありがとう……となる。

2023年11月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

キーボード買ったときはブラックフライデーの存在を完全に失念していたの……
モニターとPCワゴンはブラックフライデーまで待っている。

2023年4月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

#eiga
ミスター・ガラス 』見た!
配信で見た。
シャマランのヒーローシリーズ(と勝手に私がよんでいる)の最新作だね~。

以下ネタバレ感想。

■総括
嫌いじゃない!!!!!!!!!!!むしろ好き!!!!!!!!!!
今までの登場人物が自分をヒーロー/ヴィランと定義するに至った超能力はすべて本人の思い込みであるという観点で話を進行して、なおそれを否定する話、嫌いじゃない!!!!!
というか終盤のミスターガラスの上位グループの裏をかく件と超能力とは人間が自分を信じることで覚醒するという件が入ったおかげで最大風速がかなりでかいので、映画館で見ていたらかなり満足して退出していただろう程度には好き!!!!!!!!!!
ただそれはそれとしてヒーローの定義がまったく合わない上に、精神科医の「お前たちのそれは思い込みである!」の理詰めが温くてお前らもっとちゃんと反論せい!とは思ったけど、やっぱり私はこういうの嫌いじゃない!嫌いじゃない~
前半は「痒い所に手が届かないけどこれ好きな奴~」からの後半の「これは私の好きな奴です!!!!!!!!!!!!!」で満足度が確保されてしまった。(後半で前半の痒いところのフォローがされるわけではない
でも人には勧めません!

■概要
超人的な能力を持って隠れて街の自治を行っていたデイヴィッドと、多重人格の殺人犯のビーストは、対決の最中に警察に確保されミスターガラスもいる精神病院に収容される。
そこで3人は「お前たちの能力はあくまで一般人の範囲に過ぎない/自己認知が歪んだ勘違いであり、超能力ではない」という旨の治療を受ける。
それによってデイヴィッドやビーストたちは、自分たちの能力を疑うようになるが、施設を脱走したミスターガラスによって「お前たちの能力は真実である」と宣言される。
自分たちが実際に超人的な能力を使えることを再確認した二人は、それによって自身の超能力を確信し施設を脱走。
脱走しながらヒールとして道中に人間を殺すビーストと、ビーストにこれ以上人を襲わせないように人々を助けたデイヴィッドはお互い戦闘を始める。
しかし、ビーストの人格分裂の原因となった父親の事故が、8年前にミスターガラスがヒーローを見つけ出すために起こした脱線事故によるものだったことが発覚し、ビーストによってミスターガラスは殺害される。
また、戦闘によって弱った2人は警察によって殺害されるが、その警察組織は実際は「表立った超能力者をこれ以上増やさないように殺害する」ことを目的とした秘密組織だった。
3人を殺害したことで超能力者の出現を抑えたかに思えたが、ミスターガラスはその組織の存在をしっていたのか、3人の超能力を使った脱走や戦闘を映した監視カメラの映像をネットで配信していたのだった。
世間の人々が超能力の存在を知り、自身の能力を信じることでこの世界はさらに進歩するという予見を残して終幕。


■ヒーロー・ヒールについて
『アンブレイカブル』で、この人ヒーローを人を救うかどうかではなく超能力があるかどうかで定義してんな~って思っていたので、精神科医の「お前のその超能力は思い込みだ」で速攻でぐらついたのまぁそれはそうで面白かった。
でもビーストと対峙する時に、ヴィランは人を襲うこと・ヒーローは人を助けることを優先して動いていたあたりちょっとだけヒーロー側の解釈が変わってるっぽいんだよな~。
どっちかというと、自分たちの定義についてよく考えた結果、ヒーロー側はロジックを整理しなおせたという話なんかな。
でも話が途中でヒーロー・ヴィランではなく超能力は人間の力を持つことで覚醒するという話に挿げ替えられているのが、ズルいぜ……!とはなる。
でも人類の信じる力による進歩するという方向の肯定は好きなんだよな~。痒い所……。

■精神科医
対デヴィッドの犯罪者をビジョンによって見つける時の詰め方が「あなたは超有能な精神科医と同じような能力によってロジックを立てる暇もなく特定の人間を悪人だと予想した上にそれが全部正解だっただけ!」なんだけど、もうそれは超能力で良いだろと思いました。
というか未来予知もしているんだから、デイヴィッドはそこでももうちょっと暴れろよ!実験とかすれば一撃でしょう!
まぁアンブレイカブルでも主人公は自主的に自分の能力を信じた訳じゃなく、周りに言われたから信じているだけの能動的おじさんだから、押されたらすぐ倒れちゃうのかもしれない。よくそれで8年も哲学なくヒーローやってこれたな……。

■ミスターガラス
この人だけ超能力持ってないだろって思って前作から見てたけど、もう最後の奴みたらもうお前が一番だよ……!!!!!!!1111になっちゃった。
それはそれとしてミスターガラスは特殊能力持ってない上に責任能力クソあるんだから無期懲役で良いだろ。いえ、ミスターガラスがいないとビーストたちの統制ができないので映画的に必要なので良いです。はい。最初から責任能力なしと見せかけるために呆けた演技しているのかと思ったら、最初は普通に会話していた見たいなので彼が精神病院に入れられている意味がわからない。
それか特殊能力というのは特殊能力自体を指すのではなく、特殊能力は絶対にあるという強い信念があることを指すのかな~。
でもそうするとアンブレイカブルがそうなっている意味が分からないもんな。どっちかというと息子の方?

あと関係ないけど「MG」のピンバッチを用意していたのは笑った。自分用のサインを考えるの滅茶苦茶強い版だ。

■ビースト
この人が一番ズルいよな……。
両親から虐待を受けているというつらい過去があると能力が覚醒してヒールになるという、良くない偏見を助長させる設定+食人+犯罪者なので普通に強めに否定を入れてほしかった。
最終的に愛を知れたしその特殊能力を人類の進歩の行先という肯定を与えるなどの最後の畳みかけで、今までの罪をなぁなぁにされている感がある。
にしてもスプリットはサスペンスだと思ったらファンタジーだったので当時はキレていたけど、今見直したら普通に楽しく見れそう。もともと多重人格ものが好きなので……。
ここまで

感想

2023年3月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

#eiga
エスター 』見た!
続編が出るので配信で見た。

以下ネタバレ感想。

総括としてはどんでん返し系だったんですねあなた――――!?どんでん返し好きなので嬉しいです!!
下手なネタバレを踏んでいなくてよかったです。
それはそれとして配信は集中して見れない!

■シナリオ
ずっと嫌な感じが続いていてよかった。
公園で同級生が突き落とされるシーンも、音響がずっと風邪を引いて耳が過敏になっている感じっぽくて嫌さが倍増してよかった。
親どもちゃんとしろ!!!!!!!という気持ちはずっとあるよ!!!!!!!
特に息子がICUに入れられた後に帰宅して速攻で飲酒をする父親、現実逃避するのは息子と妻が退院してからだろ!!また緊急連絡があったらお前タクシー呼べるのか!?!?!?
電気消えた後に真っ先にマックスを助けに行かないところもどうなんすかと思いますし……。
子どもを守る人間でありたいという立場から、最後まで子どもの味方をしていたいという父親のスタンスも分かるが、信頼することとと何も考えずに許容することは別だからね!?!?!?
まぁエスターは周囲の人間の証言も込みで抑えてくるから厄介ですが。
そもそも吹き抜けの家のど真ん中でヒステリックに喋るのってどうなんだ。理性的な話し合いができないなら家の構造を間違えているぜ!と思いました。
周りの大人に対するフラストレーションと酷い目にあうのが大概子どもなのでストレスはすごい。
それはそれとしてエスターに対して「子ども扱いしているからではなくお前がお前だから愛されない」まで言ってやってくれ。

■ホラー要素
割とジャンプスケアと思わせて違う驚かしは多かった。でも本来はサスペンスなのでこれくらいで良いんだろうな。
それよりも落下とか撲殺とか滑落とかのシーンが多くて目を逸らすシーンが多かった。私は痛いのが苦手。

◆追記
エスターの扱いにもやもやしていた理由について考えていたけど、なんかこれ『羊たちの沈黙』のせいで性的マイノリティーの人への偏見が強まったみたいな話が、
エスターの身体的障害に接続されそうでそこら辺のフォローアップがないのがなんか納得いってない要因の一つだなと思った。
ヤバいのはエスターの性格や彼女がそのままだと社会で生きていくのが難しいという社会制度の方なんだけど、身体障害がギミックの一つになっているせいでそこが一番注目される故バランス取れているのだろうかと思う。いやどんな理由であれ人を殺してはいけないので情状酌量の余地はないんですが。
続編のファーストキルでエスターが「私ヤバい?」って言ってる奴、あんまり好きじゃなかったんだけどヤバいのはエスターです!という演出の補強であるなら……許す……!くらいの塩梅まで来ている。
ここまで

感想

2023年2月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

#hon
『タルト・タタンの夢』 読了!

Twitterでおすすめされたのを見て買ったのかな?
覚えていない。なんかkindleに入っていた。
料理とミステリの短編集。

以下ネタバレ感想


総括としては食にまつわるお話が好きなのと文体も軽かったのでサクサク読めました。登場人物も漫画的なので読んでて楽しいね。

ミステリとしては、食材の特徴や歴史などを知っているかどうかなので推理をするタイプではないです。特定のジャンルに絞ったミステリーはそうなりやすい気がする。それに短編だから知識一個知っていれば完答できるシンプルな謎が多い。
登場人物が漫画的なので、どうしてその事件が起こったのか?という動機の方にフォーカスして読む方が楽しく読めると思いました。
料理は相手にどう受け取ってもらうのかが重要だったりするし、全体的にそういう謎が多かった気がするな。
志村さんが可愛かったので「ガレット・デ・ロワの秘密」が一番好き。

食べ物の描写が美味しそうなので、そういうのを読んでいるだけで私は十分満足だったので楽しかった。
軽い読書とか息抜きに丁度良い作品でした。
ここまで

感想

#hon
『僕は令和で棋士になる 江戸前期に夭折した少年棋士が令和へタイムスリップ』 読了!

将棋題材小説シリーズ。
Amazonのアンリミデッドに入っていたので読みました。
将棋ものでラノベみたいな長いタイトルなの初めてみたかも。

以下ネタバレ感想

令和で棋士にならないんかいッッッ!!!!
総括としては江戸と現代の差を出しているので棋譜を並べるのは楽しかったです。SF要素は棋譜のためのギミックだったので期待するには肩透かしという感じ。

■棋譜について
最初に出てくるのが雁木でテンション上がっちゃった。
江戸時代からある+当時と型が少し違う+ちょっと前に流行ったので採用されていることに違和感が少ないというので雁木だったんだろうな~。
私は5三銀型しか指さないので、むしろ印達さんの気持ちに近かったけども。
ほとんどの対局が全部書いてあったので、並べるのが楽しい。
マイナビの方で買うと棋譜データ貰えるらしい。
本編では棋譜解説とほぼ同じ書き方なので、これ将棋知らん人からするとショートカットするページになるんだろうな~と思いました。
あと私は該当ページの棋譜を読み切ってから並べるので、毎回ざっと流し読んだら印達の勝ちがさらっと確定して笑いました。
特に最後の決勝戦くらいは、最終手5手前くらいまで図式で描いて、最後の5手は文章で書いた方がお互いにテンションぶちあがらないか!?
棋譜途中図まで全部描いてからその後に解説が付く形式だと、感想戦と似た感じになって印達に同調して読めないんだよ~。
そういう描き方に関しては漫画の方に部があるのかな~。でも絶対小説でもできるよな~。

■将棋じゃない部分
SF部分の解説フェーズいる!?!??!?!いや現代に来るきっかけの部分だからいるんだけど、それにしては長いし軽い。
なんの根拠もないSF小説好きたちが好き勝手言ったのを、何の根拠もなくこっちがいい!で採択していくので、「まぁじゃあもうそれでいいんじゃない……」となった。
本当かどうかはわからないけど、それの方があなたのことを忘れなくて済むのだからそうであってくれと願う様と恋愛を絡めている部分なのかもしれない。私はそういう機微がわからない。
途中の入院時のSF解説フェーズのタッチが軽いので、真面目に読む必要があるのかないのかわからず、結局何がきっかけて戻ったのかもわかっていないので本当にいる!?!?!?
なんとなく後味としてはバタフライエフェクトの最後みたいにしたかったんだろうなとは思う。
SF部分も恋愛部分も人間関係部分もかるいタッチで進んでいくので、人によっては読みやすいといえば読みやすいと思うが、私は情報量が少なくて読み応えがないと受け取っちゃったな。
コロナの話を絡めてくるのかと思ったらそうでもないし。これは年代を合わせて没入感高めるためなのかな。
結核の話をすることで、今も昔も病気の危機は同じようにあるけれど、将棋のように医療も進歩しているよ!という話なのか?わからない。
色んな将棋じゃないフックを作ろうとしたのかと思うけど、フックにしては私は邪魔だなと思ったので私向けではなかった。
かといって将棋知らない人が読むには棋譜部分が多すぎるので、なんかもうどっちかに振り切ればよかったのではとは思う。

そんな感じなので将棋が好きな人は棋譜部分はオススメするけど、シナリオ部分では将棋好きにもそうじゃない人にもおすすめはしないくらいだった。

ここまで

感想

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