不理解理解

文末にはすべて必ず(※個人の考えです)が付きます

No.103, No.102, No.101, No.100, No.99, No.98, No.977件]

Yuzuru Hanyu ICE STORY 2023"GIFT"at Tokyo Dome supported by 雪肌精 』見た!

以下一周回って面白かったな感想


作家性強すぎて笑った。
作家性が強いこと自体は問題ないけど、それと面白さがトレードになってないとほよよ~となるな。
やりたいことはわかるけど、やりたいことの明確さに対して演出が不明瞭かつえぐ味が強くて集中できなかったぜ!
リアルタイムに生きている人間をコンテンツにすることに苦手意識を覚えている人間なので、その行為を本人から「『辛かった』けど『暖かかった』」と言われてもやっぱり生きてる人間につらいを与えた事実は、例え同じバランスの暖かみを提示されても不均衡に感じる~し、バランスはやっぱりお前らの与えた辛さのが大きいように感じるぜ……。
全体的に受け手より語り手のための物語って感じだし、本当に自分のことしか語らないで終わるので私小説的だ……。
なんか自己完結さに関して『アド・アストラ』を思い出した。
ここまで

感想

#xoxo
なんとてがろぐだとこういうTwitterで流しておくよしなし設定をメモしておくことが出来るんだ!素敵!

■『xoxo A to M』読み方
意味的にはキスハグで○×にもかかっています。読み方は特に決めていません!

■学校は高校か大学か
一応高校(学園)設定です。雲雀ケ丘ノドカさんは学力的にも大学で良いんだけど、本人が何を思ったか高校に行きたいと言い出したので須藤くんのお父さんに相談して捻じ込んでもらいました。
須藤くんのお父さんは割と涙もろい人なので、なんか須藤くんの話とひっかけて交渉したらしい。

■斑鳩ピースさんのカップは何?
「相手に無理やり紅茶を飲ませてはいけない」などイギリスで提唱されている性的同意についてのたとえ話のアイコンとして引きました。


■ヒヨリさんの転校元
『だいすきなあのこがまったく振り向いてくれない』の学校から転校してきました。
佐藤ちゃんとおんなじ制服です。

メモ

#xoxo
雲雀ケ丘ノドカさんのスチルでやってるペットボトル実験はこれになってます!イエイ!
平松式ペットボトル人工雪発生装置
雪を作る実験だ~!
私がやった時はなんか氷の形が埃みたいんであんまりきれいな形にはならなかった記憶があります。

メモ

#game
パラノマサイト FILE23 本所七不思議 』大体クリア!
滅茶苦茶楽しかった~!

以下ネタバレ感想。

総括としてはノベルゲームとしての遊び心があふれているし、プレイヤーが介入する構造がシナリオに組み込まれているのでとても楽しかった~!
楽しい楽しい。

■システム
私はもともと『街』とか『428』とかのザッピング式のノベルゲームが大好きなので超楽しい。
メタ構造入っているうえで、プレイヤーの介入がメタ的に意味があるので滅茶苦茶嬉しい~。そしてそれが明かされた時点で、キャラクターはプレイヤーのもとを去って各々の人生を歩んでいく様が描写されるのが超好き。プレイヤーとキャラクター間の突き放しが最後にあるのが好き。
彼らは私が手を貸さなくとも彼らなりの人生を生きて行ってくれる~~~!最後にプレイヤーが離れることで物語が収束するのは美しいね。
加えて、作中で約子さんのかなりわかりやすい憑りつかれる事象があるおかげでそこまで唐突な感じにもならないような構成になっているのが憎い~。
それはそれとしてスキップ機能は欲しかったぜ!

■キャラクター
立ち絵が可愛い。太めの縁取りに細い線で細かい表情を拾うイラストっていいな……。特に表情が分かりやすい喜怒哀楽ではなくて曖昧なものが多いので好きだ。男たちのアヒル口が滅茶苦茶かわいいし、約子さんの歯を見せて笑う表情も好き。
可愛い絵だと思っていたら、『すばらしきこのせかい』のイラストレーターさんなんだ!すばせかだと頭身もうちょっと低めだけどがっちりした人の立ち絵が好みで良い。というかすばせかでもヒガシザワよかったからな……。
エリオのあのなんかエッチなクロスのベルトは何。後ろ姿がすごい好き。ミヲちゃんもシルエットが丸くてカワイイ~。
後ろ姿や横顔の立ち絵がある時点で良いノベルゲームだと感じられる。リヒタが机越しに話しかけてくるのも好き。
立ち絵の選び方が参考になるのでメモしておきましょう。
カメラワークのおかげで似たような立ち絵でも奥行や動きの表現幅があるので視界も楽しいし、これは参考にできそう~。
あと視点カメラ固定のパノラマだからこそジャンプスケア系の驚かしが効いていた気がする。

■シナリオ
現代和風怪異譚特殊能力頭脳戦バトルロワイヤルだ――――――――――――!
こんなの開始時点で楽しくなっちゃうよね!
興家君が最初にこちらの命令を全無視してくるのと速攻で死んだのでまぁミステリの定跡として最初に死ぬやつは怪しいし綺麗な伏線回収感を出すためにラスボスか回収になるとは思っていたけど、福永さんが思ったよりさっくり勝利したのでびっくりしちゃった。
5人殺害した先で死んじゃったのは、福永さんを生き返らせて返り討ちにあったってことでいいのかな。かわいいね~♡
出会って1か月くらいの女の子のためにサクサク人殺しができる興家君好きだよ。例えそれが前世の因縁であっても。
にしても福永さんの霊感の例えがお酒の強さなのはミスリードなんだろうけどどこから来たんだろう。
全部終わった後の興家君が滅茶苦茶冷めた人だったの、約子ちゃんが途中江戸っ子が抜けていたのと同じ事象だと思うので最後までいって初めて私は興家君を見たんだな~。感慨深いね。
キャラクター同士の会話も良い感じに適当で良かった。
刑事同士のラノベに出てくる高校生みたいな会話と、探偵と奥さんのツッコミ不在型のシリアスっぽいふざけた会話が好き。
ちゃんとプロタンって呼んでくれるし駄菓子屋にもついてきてくれるしシールも一緒に探してくれる奥さん好きだ……。
私は逆転裁判の調査パートの脚立と梯子みたいな不要な会話が大好きなので、この二組の会話がめちゃ好き。
話が進むほど全部のキャラクターの情報が集まっていくのはザッピング型ゲームのだいご味だけど、それがとても楽しめるゲームでした~。

まだトロコンしてないのでまたしばらく遊ぶぞ。
ここまで

感想

佐伯祐三 自画像としての風景 』行ってきた!
知らん人だったけど良かったし、東京ステーションギャラリーの学芸員さん好きだ~。

以下感想。

総括としては情報の取捨選択と構図の取り方がシャープでカッコよかった!風景画も静物画もかっこいい~。
そして作品の展示の仕方と解説が論理的+冷静で良かった。今まで見た展示の中で一番好きな構成だったと思う。

■佐伯祐三
デフォルメというよりは重要な要素を拾って絵を構成する書き方をしていると思ったんだけど、その取捨選択に知性感じて滅茶苦茶格好良かった。
あと私が油絵の日本風景画をあまり見たことがないのもあって新鮮だったし、日本時代の思考錯誤が見れてとても面白かった。
西洋と違って高い建物がないため、電柱を描くことで画面上部のバランスを取る。それはそれとして電線は邪魔なので描かない。
これで画面が滅茶苦茶しまっているんだよな~!
2回目の留学の時の街の風景に黒い電灯がちゃんと描かれているのも、たぶん電柱での画面構成を踏まえた奴なんだろうなと思って勝手にテンションが上がってしまった。
あといろんな画家の描き方を取り入れているという解説に沿ってみると、確かに遠近法の取り方とか建物の直線の取り方に反映されているし、それが後々の画風にも影響しているッポイので、絵も技術的な勉強を踏まえて描くのがかっこいいな~と思いました。
特に2回目の留学の時の壁の絵が全部格好いいんだ~!
壁のポスターを取り入れているところとかが割と現代的で私の今の感性に近いからかもしれない。
扉だけの絵がどれも格好いい~。ポストカード欲しいね。

■展示
私は佐伯祐三のことを知らなかったんだけど、解説が分かりやすいおかげで頭の中整理しながら見れて良かった。
全体は佐伯祐三の人生を追う形の展示順なんだけど、最初の解説に展示の全体概要が書いてあるのでそれになぞって見れるのが良い。研究論文における概要が最初にちゃんと書いてある!
前述のほかの画家の勉強をしたという解説の近くにそれらを反映した絵がちゃんと飾ってあるのもありがたい……。
あと私は解説文に「まるで○○のようではないだろうか。」「○○のような××を感じる。」みたいな恣意的な文章があると「あなたはそうかもしれないですね……」と引きがちなんだけど、今回それが全然なかった。(たぶん
でも意思がない訳ではなく、情報量と丁寧さで構成されているところに意志を感じるので良い。全部の展示そうしてほしい。絵にどういう感想を抱くかは私に決めさせてください。
特に勝手に唸ったのが、東京ステーションギャラリーって2階だけ壁が赤レンガになってその階の展示が「ヨーロッパの壁」というタイトルで佐伯祐三のレンガ造りの壁の絵ばっかりになってるところ!!!!!!!!!!滅茶苦茶かっこいい!!!!!!!!!!!オシャレスギル!!!!!!!!
展示の解説も良ければ作品展示順も良ければ展示のまとめ方もタイトルの付け方も額縁の選定も全部オシャレだった……。
東京ステーションギャラリーの学芸員さんの解説を読むために展示通うのありだな~ってなるくらい素敵な展示でした。
学芸員さんの構成によって、おんなじ絵の展示でもいくらでも満足感違うの面白~。

ここまで

感想

#eiga
BLUE GIANT 』2回目見た!
音響自慢の川崎チネチッタで見た!
1回目の感想こっち

以下感想。

総括としてはシナリオの構成が丁寧なことを再確認出来て良かった!
それはそれとして一番好きな曲がどれなのかわからないし音が大きいので終わった後しばらく頭痛に苛まれていて音楽適正無ッッと思いました。

私にSoBlueの人が初めて聞きに来たライブの曲名を教えてほしい。何もわからない。トムがかっこいいことしかわからない。

初回の雪祈の演奏が片手演奏なのが最終ライブに繋がっているのとか、雪祈の「1回死ねよ」と大の「死んで来い」とか才能があれば踏み台にすると言っていた雪祈が大のことを後押しする行動をとるところとか、So Blueの客席に登場していた人がたくさんいたりとか気付けて良かった~。
原作ではラストライブがないらしいので、映画としてかっこいいの再構成していると思って唸っちゃった。

そしてライブ映画なので音楽は何度見ても良いし、前回とはまた違った曲でぐっと来たりして楽しかった。
前は玉田にうぉぉぉってなりがちだったけど、今回は雪祈のサビが良かった~。
でもやっぱり私は玉田がかっこいいよ……。
ここまで

感想

花粉しか飛んでないのかこの世の中

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