不理解理解

文末にはすべて必ず(※個人の考えです)が付きます

No.145, No.143, No.142, No.141, No.140, No.139, No.1387件]

#eiga
ノック 終末の訪問者 』見た。
映画の宣伝で見て面白そうだったのと、オチがどうなるのか知りたかったから見た。
以下ネタバレ感想。

総括としては「世界と大切な人の命どっちが大事ですか?」の思考実験的問題提起の、問題提起部分を信じさせるフェーズに滅茶苦茶時間を割いてくる映画だったので、最後まで見てもそうだね……となって終わった。
後味の悪さにも振り切らないミストだ~。どっちかというと切ないエンドなんだろうか。
訪問者たちの話を信じるか信じないかは決断する人たちの心持にしか影響はせず、最後に世界が救われるか救われないかは本当に監督の匙加減だからあんまりしっくりこなかったです。
あとバシバシの津波描写があるので注意書きは入れろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!これは日本の広報にいっています。

世界規模のトロッコ問題を提示してきた人間がいたとして、そもそもトロッコで大事な人が轢殺される状態が本当かどうか質問された人間はすぐに信じられないよね!?からスタートする話。
提示されたのがあなたの常識からかけ離れたものであればテレビの外部情報や目の前で人が死ぬ様を見ても、それを信じようと思わなければどこまでも疑ってしまって選択をすることもできないよね~!決断する際のあなたの判断材料ってなんなんだと思う⁉で話を回している。
現在の陰謀論に対する姿勢で、あなたがそれを信じないのはあなたが信じたくない物だからですか?ちゃんと冷静に判断していますか?という疑問提起もあるのかな。
それにしては4人の襲撃者はもうちょっとこちらが信じられるような下準備をしてほしい!みんなテレビしか証拠くれないのでテレビを疑うと全部疑うことになっちゃうから弁護士の方の主人公の気持ちめちゃ分かるよ……。
もし私が同じ状況で、パートナーが「あの4人は黙示録の四騎士を表していたんだ!」とか言い始めたら普通にキレるもんな……。外に人影が見えただったらまだ了解するけど、考察厨を始められたらそれはもうお前の見たいものを見たいだけだよ。というか神が人間程度が作ったテキストに則った4人を派遣をしてくるの、ダサすぎて嫌だろーが……!これは神はちゃんと人間の埒外にいろという一人類の面倒くさい奴。
あとビジョンとかの内輪用専門用語を使うのもよしてください。

弁護士の方の主人公はちょっとでも疑える箇所があるとそれを理由に全否定する。もともと男性のカップルだというのをフックにしてヘイトを向けられた経験もあって、4人の警告者のことを全否定する。
逆にもう一人の主人公は脳震盪もあってか4人の警告者と似たビジョンのようなものを見た結果ふわっとそれを信じる。多分選択から逃げていた生い立ちから選択をすることを目的にして世界の滅亡を信じるという流れを追っているのか?わからない。
なんか極限状態に居る人間が信じるものを選ぶ基準が揺れ動くさまを描く映画であって、選択をするからどうとかいう映画としての結論は特にないっぽいんだよな。
しいて言うなら選択をするということは、選択をするということなんだぜ!ということだと思う。わからん。
だからエンドロール後にノックする音入れることで「見ている皆さんはどんな選択をしますか!?!?!?」がこの映画の投げかけて来た事なんだと思う~。受けとった結果「私は○○を選ぶ予定だけど、それはこの映画を見た結果とはあんま関係ないよ!」なのでこう……映画から得たものではない!!
受け取ったのはそれについて考える機会なんだけど、個人的にはそういう問題提起してきたなら映画なりの解答例とそれによって描きたかったものの提示をしてほしいな~と思う。個人の趣味。
まぁ問題提起ものは嫌いではないので私向けではないというほどでもない。

途中までこれ創造主(神)の気まぐれから選択を強いられているゲームキャラクターを題材にしたメタ作品なのか?と思ったけどそういうことでもなかった。
それはそれとして作中で「神」の存在に言及することでデウスエクスマキナを良しとしているのズルなのか発明なのか!?

ただ映画見る前だと4人の襲撃者が並んでいるように見えていたポスターが、視聴後だと何かしらの使命感と覚悟を持ってそこに来た人々(勇者ではない)に見えるようになっているのはとても好き。
ここまで

感想

今やってるデスゲーム系のノベルゲーム、見るからに裏切りそうな糸目が顔のない死体になって出てきた上に主人公以外全員殺されてるのに最後主人公が撲殺されて「いったい犯人はどこから来たんだ!?」と回想された。逆に新鮮。

好きな糸目キャラって誰がいたかな~って思い出してたけど、案外少ないな。頭が良くて性格が悪くて噛ませにならない糸目。
開眼する人もいます。
・ハザマ(BLAZBLUE)色は06が好きです
・市丸ギン(BLEACH)
・ミツクリ(ガチ恋粘着獣)
・内海(パトレイバー)
・関(ダンガンロンパTheAfter)
・ゼロス(スレイヤーズ)
・ビショップ(CLOCK ZERO)

#hon
あなたは今、この文章を読んでいる。パラフィクションの誕生 』読んだ
メタフィクションについて勉強している時に買って積んでいた本を読んだ。

以下感想。

総括としては語り手論+その語り手は作者とイコールではないというのがベースで進むので私の肌に合った。
あとゲームと本のメタフィクションの扱いの違いについての資料を引用してくれているのでそこも面白かった。それはそれとしてパラフィクションはゲームにも流用できそう。

個人的にメタフィクションを本でやるのって難しいな~と思ってたけど入れ子を繰り返すことで作中世界だと思われていた部分を非現実に落とし込む奴とか面白そうだからやってみたいな。私が作る場合はゲームだけど。これ選択肢含めた場合どうやれば面白いのかな。
メタフィクションについての定義というより、それを用いた複雑な構造の解説がメインなので面白かった。いろんな作品が紹介されているので今度それも読んでみようと思いました。
全体的にいろんな資料を引用しながらさらっと触れる感じなので読みやすかった。
ここまで

感想

#game
後妻打ちの七七日 』やった!
冬のいもうと作品は面白いというのだけ聞いていて、新作が出た時にセールになっていたので買った。

以下ネタバレ感想。

総括としてはインモラルだがそれはそれとして短編のどんでん返しとしてよくできていたので良かった。
2周目での読み返しが面白かった。

議論部分は感情任せかつ妄想かつ論点ずらしが多く、どっちかというと相手の陣地踏み荒らすことを主眼に置いた口論だった。うみねこの親族会議の優しいバージョン。
あと俗物的な罵倒言葉と歌舞伎やら海外古典からの高尚な引用の落差が激しくてちょっと面白かった。
でも2周目だと親子ロールプレイをした上での口喧嘩+煽りだと分かるので、まぁキャットファイトにもなるか!という塩梅。
主人公は自分のことをコントロールできない+自分に父子関係であるということを思い起こさせたから地の文でも実際とは異なることを言う=信頼できない語り手になるというのは面白い~。
こういうのもいいのか~と思って参考になった。いつかやりたい。
そもそも私が地の文ありのちゃんとしたノベルゲームを作ったことがないので、ノベルで信頼できない語り手やるの楽しそうだな~と思った。
選択肢ありでどうやろうかな。

1周目の時点でもうわ~……となる部分が多いんだけど、2周目の写真に母親が映っていたこととかパパ活という単語が掛かっているところとか読み味が変わる箇所がかなりたくさんあって伏線を忍ばせるのがうまい~!
短編ながら情報の開示するタイミングとかが滅茶苦茶勉強になる。参考にします。

母親に関しては、死んではどうにもならないから自分のプライドをかなぐり捨ててでも反逆をしよう!と思ったのは完全に個人の趣味!
私は死んだとて他人にそんなに傷は残らんよ思想なので、死ぬことで誰かを傷つけようとするのは命がもったいないよ~……。
あんまり母親に関しては運が悪かったねなどとはあんまり言いたくないな……。いや別に息子は好きな人を好きになっただけなので別に悪くないんだけど……。
もともと恋愛感情で理性が擦り切れる人間は大好きなんだけど、一度結婚という契約を挟んでいる場合は話が変わって来るらしいんだよな私!
でも嫡子扱いだから結婚はしてないのか。じゃあ良いかもしれない……。
いまいちスッキリしていないのはこれたぶん母親が舞台装置になっているのが気になっているんだろうな。
なぜかそこが引っかかり続けている。なんでだろうね。
そんな感じなのでギミックが面白かったです。
ここまで

感想

現行連載中の好きな男キャラクターがミツクリ(ガチ恋粘着獣)満島(HITS)鈴木(バンオウ)なんだけど、
現在ミツクリ君と満島君が本当に気持ち悪いので面白い。
いや最初から気持ち悪くはあるんだけど、マジ物の加害者になってきたぜ!楽しくなってまいりました!
いやガチ恋の人たちは全員加害者なんだけど、加害者度が突き抜けてきたという意。
自覚があるのかの描写が来て最高になりたい。
ワタシは加害の自覚がある男が振るう加害が好きだからです。
鈴木も加害者に翻る可能性はなきにしもあらずだからちょっと怖い。

#てんがいちかく
#もんだいがある▼
#成れず者ども

エイプリルフールの質問企画の回答まとめ

①由里タイガ君はゲーム後お元気ですか?

元気ですし、懲りてないです。

②由里タイガ君の好きな女の子のファッションはなんですか?

由里タイガ君への個人的な回答は全部由里タイガ君経由で回答すればいいじゃん!ということに最近気づきました。

③『もんだいがある▼』のOBOGの方は元気ですか?
xoxo A to Mで八重咲さんの言及があっての質問だと思われます。
■須藤カズキ

捜査官は警察よりも上級の特権がある職種です。
本来は軍事学校に行く人間は軍事系列の職に就くために学校に入学しているので、本当に異例の進路です。
というか須藤くんのお父さんは軍事系の職についてほしいという意思もあって彼を引き取ったので、とんでもないちゃぶ台返しです。

■木嶋トネリ

教師になるという道もありましたが、思うところあって軍事学校に行きました。
須藤くんと一緒に軍事職になると思っていたので、須藤くんの進路変更は青天の霹靂だったらしいです。
就職後も定期的に連絡は取っていますが、須藤くんが多忙なのでなかなか会えていません。

■八重咲ミノリ

ユニセックスもメンズもウィメンズもなんでも作れるデザイナーさんです。
基本的にどんな演出をすれば自分が最高に見えるか?というコンセプトで作るので、クライアントの意向は無視しがちです。
ついでにウィッグなので、(イラストでは統一性を見せるためにオレンジにしていますが)ショートにもボブにもなるし色もピンクだったりクロだったり白だったりなんでもできます。

④八重咲さんがxoxoで校則を変えたことになっているが、なぜ変えたのか?

主人公と会うか会わないかで√後の展開に1年のラグが発生する、みたいな奴が好き。
ついでに校則改変後は元気に喋る深窓の令嬢をやっています。ルールなんて絶対じゃないぜ!

⑤『成れず者ども』のゲームは作るんですか?

ゲーム作成優先順位が低い+このゲーム作るとすると必要テキストが多すぎて大変なのが目に見えているので作る……作るかな……作りたい気持ちはあります。
ついでに少女と初対面設定で始まるので、『成れず者ども』知っている状態だと一番態度が違うのが助手なので面白いです。
ここまで

メモ

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