不理解理解

文末にはすべて必ず(※個人の考えです)が付きます

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グッド・ナイト・ワールド アニメ化 おめでとうございます!
全然知らなかったのでびっくりだよ!!!!
5巻完結で良い感じに1クールに収まりそうだし、話の展開とか伏線とか現代向きだと思うので超嬉しい―――!
マンガワンがアニメ化に意欲的だからそのラインでなったのかな。ケンガンアシュラもNETFLIXだったし。
いや原作は言うまでもなく面白いしアニメ化向きだと私は思っているんですが!
ネットと現実の話でOPEDをにじさんじに担当してもらっているのもすごい意欲的だね~。
個人的に主人公のイチの喋り方がにじさんじ入る前のクズハっぽいなと思っていた記憶があるので主題歌担当していてちょっと面白かったです。

BAR ROBEL渋谷出張店 ~夕刻ロベルとおしゃべりよ!!!!!!!~ 』行ってきた!
お昼の部に行った。まさか当たるとは思わなかった。

以下ネタバレ感想

■総括
私はマスターのことを芸人だと思っているが、私たちは芸人じゃないんだぞ!!??!?とは思ったけど、ロベルさんの配信の雑談+コメント拾いを再現しようという形式だったし割と再現もできていたので意欲的というか不思議なイベントでした。
でも充実感は高かった。

■イベント内容
イベント当選した時にイベントの開始時刻が13時で特別チケットのイベント開始時刻が14時だったので「1時間のイベント!?」でウケていたのですが、「まぁ以前からリアルイベントで雑談みたいなのしたいって言ってたもんな~1時間雑談する感じのイベントかな♪」と思っていました。
なんだけどイベント会場に着いた時点でテーブルが班ごとに分かれている+机の上にスケッチブック+チーム名を書く紙が置いてあって嫌な予感はしたんですよ。
滅茶苦茶リスナー参加型イベントだった・・・・・・・・・・
参加者が大喜利をし、それに対してロベルさんが突っ込むという、ロベルさんのツッコミ力への信頼がないと出せないイベントでした。
そのうえでちゃんと全部の参加者グループについて触れているし、コメント拾いみたいに出身地について言及したうえで参加者に絡んでちゃんと落ちをつけてくれているのですげ~。ちゃんとロベルさんの配信っぽい~。
それはそれとしてあなたの配信にはコメントをする人とコメントと戯れているあなたを見ている人がいて、俺は後者後者後者後者~~~~!!!!!!!!!!!
マジできつかった…………私は学校のグループ行動とかグループ発表とかでウケ狙いを強要されるのが本当に嫌いなんです……大喜利するタイプのボードゲームに参加するたびに空気を終わらせ続けてきた人間……。
いい企画だとは思う!思うからもうこれに関してはnot for meだったとしか言えない。それもたぶんこれを配信で見ている分には楽しいだろうから、参加したのが誤りというあまりにも悲しい奴だね。私あんまりVTuberと双方向コミュニケーション求めてないし。なぜリアルイベントへ参加したのか?VTuberの単独イベント・ライブは特別な企画があったりして楽しいんだよぉ!
同席してくださった方がすごいいい人だったので良かったです。クイズも全問正解しました!すごい!
もうこの感想が学校のグループワークとか就活のグループディスカッションに対するあれだもん!!!!!!!!!!!ハァハァ……
でもロベルの空気感は良かったよ……。

■参加者について
これは私が趣味でやっているイベントの参加層に対するメモ書き。
参加者が男女比半々くらい!ホロスタなので女性が多いかなと思っていたけど、男性も多かった。6:4くらいかな?
リアルイベントなのでどんな格好の人が来るのか楽しみにしていたんだけど、ガチガチにロベル推しです!という人がそんなに多くないのが新鮮でした。私が行くイベント、服や髪をキャラクターの色にしたりバックにグッズバチバチにつけてたりする人が多い印象だったので割とライトだ!
クイズ大会自体も割とみんなワヤワヤだったので、ライトな感じのファンが多いのかもしれない。
あと参加しているほとんどがROM専のファンだったので、私の回ではにぎやかな机が画面端の2組しかいなくて笑った。
ロベルさんのファン層って、他のリッカさんとかアステル君とかと比較するとバラバラな気がする。

感想

今コンプリート・シャーロック・ホームズの人気作品 を軽く読んでたんだけど、まだらの紐が作者ファン共に一番人気なんだ!?!??!趣味合わないねぇ!!!!!!!!!

#game
#daigyakuten
漱石さんの事件を黄色い顔ってワトソンちゃんが言ってたけど黄色い顔こういう話だっけ。何も覚えていない。
そろそろちゃんとホームズシリーズを読もうかな。コンプリート・シャーロック・ホームズ の存在は前々から知っているので、気が向いたときにぼちぼちと。


私の性癖メジャーな物多いじゃん!って思ったけど男性向けジャンルだったね。
性別でこんなに結果変わるの面白いけど、どこに感情移入するかによるのかな。そう考えるとどっちも上位にランクインしている男性受け面白いな。

#eiga
ニューオーリンズ・トライアル 』見た!
陪審制度関わっているという話を聞いたので見た。
ただ今の私は集中力がまったくないので感想が短い。

以下ネタバレ感想

■総括
陪審員制度、改めて見るといくらでも悪いことが出来そうな制度で面白いな~。
丁度やっている大逆転裁判の正義って何?陪審員制度って何?と話がド被りしているので勉強になる。

■陪審員制度
悪いことがいくらでもできる制度だ……。
民主制も参加者すべてが健全で意欲的で論理的に考えられる優秀な人間であるという前提で成り立っているけど、陪審員もそれだと思うし摩擦は存在しない物とすると同じくらいの前提だね~と思う。
参加者すべてが意識的に思考して議論を行うというのが理想論だけど、一人意欲的な人間を投下すればそれで会話の主導権握って話誘導いくらでもできそう。絶対その場の雰囲気で流される人がほとんどだろうな。
とりあえずそれくらいふわふわしている上に陪審員が常に危険に晒されている制度なんだよ~という話をやっている。あんな風にテレビにガンガン流されたらプライバシーもクソもないしな……。
その上被告側は裁判無効になればめっけもんなのでいくらでも暴れられるのか~なんだかな~。
今作は陪審員自体はあくまで善良で無力な一般市民であるという感じで進んでいるので議論の内容自体は触れてもらえないんだけど、一番最後の陪審では「大事なのは感情ではなくどんな証言があったのか」について言及してくれているのはとても嬉しかった。

感想

#hon
科学者はなぜ神を信じるのか コペルニクスからホーキングまで 』読んだ!

以下感想

■総括
天才と言われている人たちの発想の飛躍の仕方、意味わからなさ過ぎてかっこいい~~!となったし、アインシュタインが漫画キャラにいたら私の性癖?というくらいの宗教との殴り合いをしていて可愛かったです。なんだこの感想。

■概要
世間的に相容れないと考えられがちな宗教と科学者との関係について、物理学量子力学天文学の進歩を簡単にまとめながら、著名な科学者がそれぞれ宗教に対してどのような姿勢を持っていたのかを注釈していく新書。
地動説と天動説の対立の流れにおいて宗教がどのような立場を取っていたのか、その後「光」「世界の始まり」というキリスト教における重要なファクターがどのように科学で解釈・研究されていったのかを簡潔にまとめている。
要所要所に挟まれる科学者と宗教の関係に関しては、世間で有名な逸話や新聞や本人の著作などを引用しつつ、筆者の思想を交えながらわかりやすく紹介されている。
それはそれとして最終的にどの著名人も神との関係は切っても切れないよね!何にせよ心惹かれているよね!に着地させており恣意的だなと感じる部分はないことはない。

■感想
宗教をベースに科学の話をするというよりも、科学の歴史をベースに宗教と合わせて解説するという感じの本だった。
有名な逸話や新聞の記事について、あくまで創作だと言われているとかのフォローアップがしっかりしていて良かった。
ニュートンのりんごが落ちるのを見て万有引力を発見した話は知っているけど、そこから「どうして月は地球から離れないのか?」で遠心力と同じ理屈を思いつくの意味が分からないよな。そもそもなんの知識もない状態で「目に見えない力が働いてりんごが落ちるんだ!」となるのも意味が分からない。
真面目に考えるほど気持ち悪くなってくる。面白。今まで気にしないように生きていた世界、意味が分からなくてウケる。というようなことを読みながらずっと考えていた。紹介されている例の人たち、みんななぜそこのたどり着けるのか……?となる例ばかりで良い。
そういう基礎知識何にも身についていないので全員「なんか……聞いたことある……!」となるけど何も思いつかない。この前「進化論を発見したのは?」と聞かれてガリレオガリレイ!と元気に答えた人間です。
進化論以前の人は生活と政治ががっつり宗教と癒着していたからたびたび神について悩むのは分かるんだけど、進化論以降・近現代になっても著名な人が神について言及するのは面白い。まぁそういう人をこの著者が選んでいるのかもしれないけど。
とりあえず著者がいいたいことは最後の章のまとめに全部書いてあるのでそこを読めばOk!
アインシュタインで萌えたとこ。宗教に反発していたアインシュタインが「特殊相対性理論」によって時間の不平等性・光の速さはどんな時も一定などを証明することで聖書で唱えられていたものを軒並み否定することに成功したと思ったのに、「宇宙はビックバンにより生まれ膨張し続けている」という「神は「光あれ」と言われた。すると光があった」を髣髴とさせる事象の証明に特殊相殺性理論が使われたり、最終的に仇とした量子力学を論破しようと作った「箱の中の時計」問答も特殊相対性理論で反論されたりした構造があまりにも寝取られで良かったです。何を言っている?

感想

英語版のてんがいちかくの実況プレイだ~

タイ語らしくリスニングが何もできないので動画書き起こしサービスかけてグーグル翻訳かけてみました。
コメントで由里タイガの見た目を褒めている人と由里タイガに厳しい人がいて嬉しい😊

■参考URL
YouTube動画の音声をGoogleドキュメントで自動的に文字起こしする方法
タイ語の文字起こし

#game
ゴーストトリック 』やった!

以下ネタバレ感想

■総括
シナリオが素晴らしく良いし、キャラクターモーションも可愛い~んだこれが!DSの3Dモデルってこんなに可愛く動いてたっけ!?すごい可愛い。
それでもやっぱり随一はエンタメ作品としてのシナリオの出来だろうな~。滅茶苦茶勉強になる~と思いながら読んでいた。

■シナリオ
開始5分で「私は何者か?なぜ死んだのか?を明らかにする」というプレイヤーに最終目的を提示したうえで、章毎の小目標、序盤中盤終盤の中目標を段階的にキレイに回収していくお手本みたいな構成でちゃんと面白いというのが脚本の力……!
それでいて全キャラ躍動でどのキャラクターにも愛着が持てるようになっているのが剛腕だ。割とポップな絵柄だったり面白が強い見た目なのに、最後はみんなカッコよくて愛嬌あって人間臭くて好きだ~~となる。シセルのあの面白い見た目で今全力でシセルさんはカッコいいんだ……!ってなってますからね!?!?
キャラクター名もみんな死が関係するのに人名っぽいのが楽しい~。やっぱり頓智気ネームは最高だぜ!ジョード刑事が好き。
伏線がちゃんとしているから、リンネちゃんが最初の復活で自分以外の人の姿になっちゃったのを見た時にシセルの見た目は別の人なんだろうな~展開的にたぶん動物だろうな~と思っていたんだけど、それ分かった上で次どうなるのかな?が十分楽しかったので脚本力~~~~~!とずっとなっている。
いやだって序盤で肉体が別の人ということが分かった時点でたぶんその別の肉体の人の死んだ時間まで戻って自分の死を回避するんだろうなまで読めるのに、それでしっかりプレイヤーが楽しくシナリオに乗れるんだからも~~素晴らしいもんな~~~どんでん返しはあくまでブースターであって、基盤のシナリオの面白さあってこそ倍掛けになるということが分かる~~~うぎ~~~~それはそれとしてどんでん返しは入れれば入れるだけ良い。クネリのこと誰だろうと思っていたけど、ミサイルだとは思っていなかったよ。アホで元気でうるさい犬が好きなので、10年…………犬……。
あとこのゲームが死の4分前という、犯人やトリックを開示してスタートする物語だから出来る密室殺人事件が超絶に好き。最初見た時爆笑しちゃった。証拠も残らないという凶悪な仕掛けは、こういう答え合わせからスタートするゲームじゃないと許されない。
それでいてその密室が最初から最後までシナリオの中心部にあるというのが嬉しいよ~~~!

■ギミック
謎解き部分はタイミングゲーな部分もありつつ時間停止で進められるのでやりやすかった。キャラクターのモーションも全部カワイイのでトリツクフェーズ大好き。
ただ元がDSのゲームだからか点が密集しているところは若干の操作しにくさを感じたので発売当時にどうしてやっていなかったんだ……!とちょっと思いました。
途中でミサイルが加わるところは嬉しかったな~!新しいギミックが追加されるとテンションが上がるのは今も昔も同じ。
その反復でヨミエルが加わるシーンも熱いよ~~10年前のヨミエルが「体が勝手に動いてよかった」と言っているのも良い。
シセルでフォーカスするとできるアクションが表示されるので、そんなにヒントなくても次に行けるのが良いね~。
そういうシステムをさっと理解するジョード刑事を描写することで敏腕刑事であることをわからせる手法も良い。
あと結論逆引きだからどんな「そうはならんやろ……!」を「なっとるやろがい!!」で通せるのが気持ちいい。もともとコメディタッチなのでそこまでのツッコミも不要という意識合わせができるのもある。
それはそれとしてZLボタンのキャラクター一覧開くのになんであんなに時間かかるんだろう。私が最後までボタンの位置を覚えなかったせいで、定期的にZLを押してしまい3秒程度待たされるという事象が起こって若干ストレスだったぜ!

■キャラクター
キャラクターがそれぞれ全員自分の意志で動いていることが一貫していて大変良かったよ~~~~!
リンネさんがかなり最後までシセルのことを信じずに利害関係の一致で手を組んでいるところが好き。ちゃんと考えて生きている。
割とタイムリープもので過去を変えるというのは途中の言説によっては私は「言ってることとやってること違うのでは……?」となりがちなのですが、も~ゴーストトリックはキャラクターたちが今までの出会いを積み重ねて積み重ねて今新しい未来を獲得するという筋で一貫しているので良い。
みんな後悔していることがあって、それをどうにかできるのなら自分の一生や命をかけることが出来る人々。意志が強い。そういうのを踏まえて人生の再生がテーマなのかな~と思う。
ヨミエルが好きだ………………。ヨミエル、どうやって終盤好感度稼ぐのかな~たぶん最後に手伝ってくれるのと身を挺して何かから庇ってくれるのはあるだろうけどな~って思っていたらシセルとずっと一緒だったのはヨミエルだったんだ!はあまりにも強すぎる。Save the catだ……脚本のお手本だ……。その上フィアンセがいたという情報までくるのでもう無敵。あぎゃ―――……。
あとほとんど出番ないけど刑務所のトランプタワーやってる人が好き。あの人は何。

感想

恋する男をRen’Pyで作るとしたら勉強しないといけない物についてまとめておく


■TIPS
【R】簡易TIPS
→Tips~style使えば背景に画像も置けそう。

Tips menu
→古いらしいけど一応メモ
こっちはTips一覧かな?

■ヒストリーに追加
選択した選択肢をユーザーに表示せずに履歴に追加する

■喋っている時ポポポポポと鳴る
Wiki
sound for the text in the textbox?
Adding sound to text like a typewritter

■3D
Ren'Py引擎从入门到放弃(23)——3D渲染1
→DEMOを動かしてみたところ、ちゃんと3D空間をカメラで見回す挙動ができているな~~~~
すげ~。

ワイドの表示でカメラでパンする方法
同様

もしかしたら参考になるかもしれないpythonとOpenGLでの球体描画の動画


できるか知らないけどとりあえずメモするだけメモはしておく……

メモ


わーい新作!
一気に雰囲気を変えたと思わせておいて、今までの曲の歌詞をがっつり引用してくるの滅茶苦茶格好いい!
人間の肉声で淡々と読み上げた後に、ボイスロイドの明るい声音をぶつけるとボイスロイドの無機物感が強調される構成で、さらにその後荒げた肉声を一発ぶつけてくるのも格好いいな~~~。

てんがいちかく英語版公開しました~やった~
結局Josei Jam2023 だけ参加して、Otome Jam2023 は参加見送りした。
理由としてはOtome JamのOtomeの定義に「Romance (You have to end up with one of the characters in some way)」が含まれていたからです。
結ばれないといけないので、てんがいちかくはアウトだな~と思った。プレイヤーがキャラクターと結ばれるの前提であのゲームをやった時あまりにも悲しいし……。
定義がない場合は私が「汝は乙女ゲーム!」と言ったらなんでもありなので、「乙女ゲームはキャラクターと結ばれる物」という前提の人とは前提が違いましたね!!!!!!で通すんですが、参加するイベント内でちゃんと定義がある場合は素直に「汝 is not OtomeGame!」で終わります。
ついでに私は乙女ゲームのことを「恋愛を主題とした、主人公が肉体か精神かそれ以外に女性としての認識を持つゲーム」くらいに思っているし、主人公がプレイアブルかどうかは問わないという緩い定義づけでやっています。ついでに「女性」の定義は主人公の自己認識に依るのでゲームによって異なります。振り落とされるなよ!!!!!!!1

#hon
奇巌城 』読んだ!
密室ミステリーシリーズ②

以下ネタバレ感想

■総括
乱歩後期味~!!!!!!!!!1
私は乱歩後期のエンタメ重視のどたばた冒険活劇がそんなに好きではないんですが(好きでないというより前期が大好きなので相対的に後期の評価が低い)、乱歩ってマジで海外のミステリーの流れそのまま汲んでるんだね!?となって面白かったです。
でも冒険活劇ものにしては比較的ミステリー味がして良かったです。

■密室
密室としては、隠し部屋がないことは証明できないが長期間人の出入りがなかった=2週間以上飲まず食わずにいられる人間はいないのでこの部屋の中に人がいるわけがないという密室の成立のさせ方なのかな?
共犯者がいた!は割と最初に除外される可能性だけど、今回はルパンとの知り合いは誰もいないはずという前提が心理トリックになっているのかな。

■ガイドブック
上の予想と大体同じで、ルパンが初対面にも関わらず登場人物を懐柔したというところが密室の鍵になっているという解説だった。
そのような事態は本来ならありえないが、ルパンというキャラクター性でそれを可能にしている点が密室の土台を揺るがす部分らしい。
新本格ばっかり読んでいるのでそれがありえないという前提に「へ~」という気持ちです。新本格は登場人物舞台装置になりがちなので、初対面で全面協力も全然ありだからな。私は新本格の舞台装置的登場人物読み味もとても好き♡
多分古典ミステリーの中でそれをやったということが前提条件の共有の観点で土台を揺るがすという話になるのかな。

■怪盗夜想
私の大好きな怪盗夜想曲というアプリゲームにもルパンが出てくるんですが、そのルパンが2回くらい「死んだと思ったら生きていた」ネタをやってくるんですが滅茶苦茶原作踏襲しているんだな……ということが分かって良かった。愛してるよ……。ついでに怪盗夜想の死んだと思ったら生きていたはびっくり要素だけでなくちゃんと入れ替わりトリックや双子ネタを絡めてくるのですごい良いです。
ガニマールもエルロックも出てきてウキウキしていたけどマジ物の噛ませ犬になっていて笑っちゃった。百歩譲ってガニマールは自創作のキャラだからいいけど、エルロックはダメじゃないですか!?!?
それはそれとしてルパンもホームズも真面目に読んできてなかったから、いつか真剣に取り組まなきゃな……。

感想

いや……ドラマCD系は感想を公開する気はなかったんだけどちょっとだけ感想を残したくて……。
年齢制限ありのドラマCD感想

謎解きはえっちの後で~桃色の脳細胞と湯煙殺人事件~ 』聞いた。

Q.なぜ買ったの?
A.探偵と助手だったので……。助手可愛かったです。

トリック部分は普通というか普通未満。
でも重要なのは「桃色の脳細胞」という一発ネタから思いのほかちゃんと解説パートがとられていることなんですよ。私はそういう真面目さが好きだよ……!!!!
笑いを取るでもなくマジの犯人の自供を1パートまるまる使っている。なぜ。
さらにそれが最後に来るので、視聴後感が不可解。訳が分からない。
でも嫌いじゃない……。

それはそれとしてホテルの公共の場所で……!という気持ちになるので面白い。

感想


根暗卑屈のもそもそ喋る可愛い系かな~?って思ってたら、初っ端から煙草番号で注文するタイプの嫌な客で笑った。
声音が優しいので脳みそが混乱する。
か、かわいい……とてもかわいいね……。

#eiga
岸部露伴、ルーヴルへ行く
ドラマ版は放送していた奴は全部見た。
ジョジョシリーズは原作の1部を読んだのと3部の古いアニメを軽く知っているくらい。
岸部露伴は4部に出てくるらしいことしか知らない。

以下ネタバレ

■総括
映画版としてボリュームアップしているんだけど、その方向性が私とあっていないゆえにかなりnot for me映画になってしまった感がある……。
これに関しては映画に求めるものが違うのと、ターゲット層から私が大きくずれているのが原因だと思われました。

■雑感
すいません滅茶苦茶眠かった……。
原因としては以下が考えられます。
①シナリオの主体が岸部露伴の過去回想
②情景を撮影する遠回しのカメラワークが多い
③無言の空間が多い
④全体的に暗い画面が多い

これらがnot for meになる原因としては、私の以下の性質が関係していると考えられます。
・岸部露伴をほとんど知らないので、過去回想に興味が持てない(小説や漫画における過去回想回が好きではない
・シナリオ展開が早い・事象や行為の描写を好む(左記の内容が充実している部分に加筆する形の情景描写は好む
・暗い画面が続くと視認性が悪くなり、画面から拾える情報が減るため集中力が途切れる

①シナリオの主体が岸部露伴の過去回想
これ岸部露伴が好きな人は楽しかったんだと思う!
私は岸部露伴のことなんも知らないから、岸部露伴の壮絶な過去!と言われても知らん……となる。でもあるキャラクターが語る過去の出来事みたいな形の漫画や映画は見れるので、なんなんだろうね。
それに過去の描写がしっとりゆったりじっとりしたひと夏の出会いみたいな奴をずっと見ることになるので……わからない……。
私岸部露伴のことドラマ版でしか知らないしついでに言うと1年目と2年目は好きだったが3年目の巻き込まれる側?としての性質が強くなった話がそんなに刺さらなかった側でした!
なんですがこの映画3年目っぽさが滅茶苦茶強い!
1年目と2年目の自分から事件に突っ込んでいって滅茶苦茶にしていく奴だと力関係が怪異≦岸部露伴だと思っていたけど、3年目は怪異>岸部露伴(抜け穴を見つければ打開可能)くらいという体感。
というか最初に岸部露伴が出てきた時点で「この演技、岸部露伴というよりいつもの高橋一生がよく振られる奴じゃね……?」ってなっていたんだけどそんなことない!?!??
ぱっと見へらへらしている/冷たいが実際付き合ってみるとこちらに内面全然提示してこない癖にそれなりの激情を抱えているいつもの高橋一生の奴じゃないですか?って思ったら最後直虎の時の高橋一生が出てきて笑った。
過去のお姉さんのことを思い出してアンニュイになっている岸部露伴はあまりにも高橋一生がよく振られるキャラクターになるんだなぁとおもいました。

②情景を撮影する遠回しのカメラワークが多い
③無言の空間が多い
もともと岸部露伴はこじゃれたカメラワークやたっぷりとして間の取り方が世にも奇妙な物語っぽくて好きだったんだけど、それを映画版にした結果風景や俳優の横顔をこだわったカメラワークで間をたっぷりとって無言の空間を多用することで情感たっぷり表現する!という感じになっていた。BGMもあんまりかからない。BGMはたくさん欲しかったな……岸部露伴の奇妙っぽさにかなり貢献しているのがBGMだと思っていたので……。
映画だから出来る潤沢な資金でのルーヴル美術館での撮影なので、美術館の異様な空気を表現することに重きを置いておりその方向に力を入れるのはシナリオとも合っていて良いんだと思う。
問題はそういうゆったりとしたテンポの映画をずっと見るのが私はマジできついということだけ……ッッ!オレが好きなのは驚くほどの速さで話が進みサクサク登場人物が死ぬ90分短編映画!!!!!!!!エンドロールが爆速で流れるとより最高!!!!!!!!の物語コスパ人間だから………………。
自分でもどうかと思っています。
そういう訳で、岸部露伴は映画作品としてのボリュームアップをきちんと文脈を揃えてやっているが、私がその方向性の作品が向いていないのでがっつりターゲット層から外れました。
最後の人がいっぱい死ぬシーンは良かったけど、もっと元気よく死んでも良かったんじゃないですか!?とちょっと思いました。
あとこれは私が情報見落としている気がするんだけど、血縁に含まれる後悔さえ想起させる呪いの絵画の話なのに、自分の記憶を消すとそれから逃げられるのはよくわかんなかった。
ヘブンズ・ドアーは記憶だけじゃなくて体に刻み込まれたしがらみさえ記述されているから、それを消せば血縁の呪いさえ断ち切れるのかな?

③暗い画面が続くと視認性が悪くなり、画面から拾える情報が減るため集中力が途切れる
これは暗い絵というテーマなのでもう仕方ないと思う……。
画面暗い映画いつも眠くなるんだけどどうすればいいんだろうね。ストロベリーナイトとかバッドマンとかの、雨とか夜とかが主題の映画で眠くならなかったことない。
全体的にテンポがゆっくりした作品で画面暗くなることが多いせいでそのコンボで眠くなります。助けてください。

感想

#eiga
リバー、流れないでよ 』見た!
2分間ループ物!『ドロステのはてで僕ら 』視聴済み!

以下ネタバレ感想

■総括
群像劇ものとしてもループ物としてもコメディとしても満足して見られる作品だった!
全員がループに巻き込まれる広がりに短時間という縛りをつけるとこんなに面白くなるのかと思って滅茶苦茶楽しかった。
ヨーロッパ企画であることを全く知らずに行ったので、最初ロゴが出てきた時点でびっくりしちゃった。
あと主人公が……可愛いよ……。

■ループ物
最初説明だけ聞いた時点で、2分間のループは精神的にきつすぎるけどどうやって楽しくするんだ……って思ってたけど同じ地域の人全員が巻き込まれると聞いて安心した。一人で2分間ループの孤独感閉塞感考えただけでキツイ。誰にも説明でいないもんな……。最近やったルーパーズがループ物の構造としては近いのかな。
みんなループとか初期位置とかの単語をポンポン出してくるので見やすい。そしてループとリープは何が違うの?みたいな話をしだす人とかいて気持ちわかる~と思いつつ滅茶苦茶邪魔な奴扱いされていて笑った。でもそうなるよな……。
ループの発端の部分に関しては、コメディ色強めだったけど何より「タイムパトロールさん!?!??!?!」という喜びの方が大きかったしそこは本論でないので良い。むしろこの話ですごい真面目なループ解析をやっている眼鏡の板前のお兄さんはツッコミ不在の異常存在だから……。
2分毎に初期位置に戻されるので「移動が面倒くさい」というのが最大のネックになるの大変人間臭くて好きだ。仕事中だから携帯を持っていない人が多いというのも利いていてよい。現代文明を殺すには時間の縛りを厳しくすれば良い。素晴らしい。
みんな爆速でループに慣れていくので、途中で捨てループが発生するのとか好き。思考がRTA走者になっていく。
話の構成も①世界観説明②ループ発生から状況確認③偽のループの原因を明かす④全員で協力してループを打開するという無駄のない脚本になっているのが大変綺麗だ。
短いループだからこそ、最初は最初はどう話を運ぶのかわからない興味が強く出るけど、段々次の起こることが予測できるようになるので中だるみが普通のドラマよりも早く起きやすいはずなんだけど、一連の話の中の山場を定期的に作ってくれるから滅茶苦茶見やすい~!
特に③が好き!ずっと主人公視点で行ったところで、主人公の印象がガラッと変わるので一気に雰囲気が張るし一度視聴者と主人公の突き放しをやってくれる作品が私は好き。
加えてただ突き放すだけじゃなくって、③の終盤で実はみんな自分が犯人なんじゃないかと思っていた(時間が止まればいいと思っていた)とすることで主人公も登場人物も視聴者もみんなそういう一面があるよねと拾ってくれる塩梅が滅茶苦茶丁寧で好きだ~~。
他人は自分の人生にとって脇役だが、本人にとっては自分自身が人生の主人公だもんね~可愛いしそれが当然だとしてくれるのが好き。映画みたいだ。
ループ物って大抵原因になる巨大な何かに選ばれた特別な物の話になりがちだけど、原因を完全に外部委託することでこういう話にさっと接続できるの滅茶苦茶好きだ。
全然描かれなかったみんなのループも見て観たかったな~となる作品なのでとても好き。ループの使い方としては作家先生が言うまでもなく好きです。
番外編が見れるなら眼鏡の板前のお兄ちゃんとチケット戦争していた千鶴さん?が見たいかも。

■主人公
ミコトちゃん可愛いよね……。
ループの原因は自分だと明言してからの挙動が本当に可愛い。中学生の夏休みの逃避行みたいで……。
私は周りのことどうでもいいよ!って言って自分の好き勝手やっちゃう自分を世界の中心だと思っている女の子も、そういう挙動をするわりにその結果人が死んだのを見た瞬間自分事だとやっと理解して心が折れる柔らかい視野狭窄も好きなので③のフェーズずっとにこにこしていました。
特に途中別のお店の板前さんが死んだとか交通事故で死んだ人とか喧嘩が始まったのとかは、本人視点どうでもいいと思っちゃっているところが大変良い。
最初に自分の言動が原因で人が死んだかもしれないというのを自覚して、次の瞬間目の前で作家先生が死んだのを見せられて状況を理解するところの流れとかがね~~物語の緩急をつけるためという作劇上の都合もあるだろうけどそれによって成立するキャラクターが可愛い~~。
こういう視野狭窄はジュブナイルものではよく見るんだけど、社会人のミコトちゃんでそれを見れるのが良い。
多分ループがなかったら彼女は最後まで言うことなかったと思うので、ループだからこそ表に出せた一面という話をやってくれているのが好きだ。
特に自分のことを「面倒くさいと思ってるんでしょ」って言いながらもループ打開の主導権を握っていると思っているから悪びれている感じが全然ないのとかカワイイし、その後原因が自分で無かったと明かされるところまで込みで本当に可愛いよ……。

周回ゲーム好き人間としてはいつかループ物作りたいと思っているけど、ループが成立する世界線となると今作っている創作世界とは別軸にならないといけないのでどうしようかな~と思っている。

感想

ニンダイ、スーパーマリオRPGの移植が大変大変嬉しい!!!!!!!!!
いろんな人のニンダイの反応を見る動画を見ているけど、お茶ナイトさんの動画はいつ見ても知識量と声のトーンと喜び方が素晴らしくて見ていてにこにこする。


ありがとう乙女剣武蔵……
もともと採算度外視とまではいかないけど、やりたいところまでやりぬきたいというインタビューを読んでいたのでなんというかありがとうという感情だ……。
私が好きなのは結婚告白幼馴染かつ武蔵絶対殺す人間の宝蔵院 胤舜君です!
恋心と殺意を同時に抱けるすごいあどべんちゃ乙女剣武蔵

#hon
モルグ街の殺人 』読んだ!
密室ミステリーシリーズ

以下ネタバレ感想

■総括
有名な最初の推理小説でいいんだっけ?
青空文庫だと古いからかオランウータンじゃなくて猩々って訳されるんだね。青空文庫読みにくいぜ!
思ったよりちゃんとミステリしていたというか、滅茶苦茶江戸川乱歩が参考にしたフォーマットの味がする……!と思って面白かった。

■推理
江戸川乱歩初期作品の、精神を推理するその道筋を描くことが目的のミステリーの味がする―!
乱歩滅茶苦茶参考にしているのが伝わる。さすが名前を勝手に借りるだけある。乱歩勉強してからしばらく経って読むポー面白い。
殺戮オランウータンが有名だしそっちの印象が強かったけど、窓辺りの密室作成部分とか参考人すべてが他国の人間の叫び声だと証言したとかの推理部分が思ったよりちゃんとしていてびっくりした。最初の推理小説だと考えると本当にすごい。
猩々と翻訳したせいでファンタジー感というか殺戮オランウータン感が強くなってしまったが……。
過去の私はホームズの『まだらの紐』などが苦手だったんだけど、今読み返したら受け取り方違う気がする。

■ガイドブック
最初の密室の座を他の小説に取られたという旨が書いてあって、確かに私も殺戮オランウータンの方の印象が強くてモルグ街の殺人のこと密室だとあんまり思っていなかったので申し訳ないぜ!
筆者が強めにモルグ街の殺人はちゃんとしたミステリーだぜ!と言っていたので良かった。
思ったよりさっくりとした解説だったので、これは本当に密室の論評というよりガイドブックって感じだ……。
この読み味だとガイドブック自体は1時間くらいで全部読めちゃうんだろうけど、それは私の本意ではないので索引代わりにいろんな作品読むようにします。

感想

密室ミステリガイドブック 』買ったので、それに合わせて密室ミステリを読んでいくぜ~

ときめきメモリアル Girl's Side 20周年記念展 ようこそ!はばたき市へ 』行ってきた!
うぉぉぉときメモGS!ありがとう!ありがとう!

以下感想。

■総括
楽しかった~。
特に新規情報とかはないけど、ときメモGSのためのイベントというだけで十分楽しかったので満足です。

■展示
①歴代の初回限定グッズ
入り口に並べられている時点でテンションが上がっちゃった。初めて実物みた。羽ケ崎学園の学生証って白かったんだね~!速攻で汚しそう。
でもGS3のPSPプレミアム版のミニフィギュアとかなかったな。まぁ全部並べているという訳じゃないと思う。
②キャラクターの下駄箱再現
学校に合わせて下駄箱の形が違ってよい。
古森君の靴が滅茶苦茶綺麗だったのを見て「学校来てないから綺麗だね……」って思いました。でも琉夏ちゃんの上履きの踵が潰れていないのはどういうことなんですか!?!?
学校の室内履きが運動靴ではなくちゃんと上履きだったので、彼らが全員これを履いていたのか……と思うと面白い。どんな台詞を言っていてもこのキャラクターが扶養に入っているんだなと思うと面白くなるのと同系統の感慨。
③大接近モード再現
大画面で大接近モードが見れる部屋。キャラクターがランダムで登場。一言台詞を残してからスライドして去っていく。
キャラクターによって歩く速度が違うんだけど、すごいゆっくり歩いている本田君を爆速で追い越していく鈴鹿君とかが見ていて面白かった。キャラクターごとに台詞が一つだけ設定されているようなので、それを聞くのも楽しかった。
参加者の人たち全員、新しいキャラクターが出てくるたびにそのキャラクターの名前を呼ぶという空間になっていたのは異様だったけど楽しいね!知っているキャラクターが出てきたら名前呼びたいもんね!
④フォークダンス再現
3台くらいの立てながらのモニターの前にボタンが置いてあった、ボタンを押すとランダムで体育着のキャラクターが出てきて(たぶん)好感度好きの時の台詞を言ってくれる。
その中にナンパ男がいたので「もしかしてフォークダンスにいなかったキャラも出てくるんですか!?」と思ったけどそんなことはなかった。なぜナンパ男はいたんですか!?
はばたき学園の体育着、最初は「HABATAKI」って書いてあったんだね。体育着新しくなって良かったねと思いました。
そしていろんなキャラクターがランダムで出てくると、主人公への好感度だだもれのキャラクターって可愛いよね……日比谷君のことですが……。

■雑記
好きなキャラクターはGS1は鈴鹿和馬と天童任、GS2は真咲先輩と古森君、GS3は琉夏ちゃんと設楽先輩、GS4は誰だろうね……という感じです。
一番長々と話せるのが真咲先輩なので写真撮る奴は真咲先輩と撮りました。花持ってるポーズが若干ハートポーズな気がしなくもない!そうかも!?
ブロマイドは1時間程度並ぶと聞いていたんですが、時間帯のうちの早い順番が当たっていたおかげかそんなに混んでいなかったです。後半の方は人が増えたようなのでタイミングがよかった気がします。
入場特典のブロマイドも最初は真咲先輩を貰う予定だったんだけど、並んでいる途中に「でもチェキを貰うなら琉夏ちゃんだよな……ハートポーズ決めててかわい子ぶってるしな……」と思って琉夏ちゃんを貰いました。私はかわい子ぶってくれる人間が大好きなので……。
特に琉夏ちゃんのかわい子ぶりに関しては、強がりとかかわい子ぶりとかみたいな言及が本編内であまりないのもあって滅茶苦茶好き。
グッズ買った時の特典ブロマイドでさっきの好きなキャラクター全員集まったので運が良かったです。すげ~!
なんにせよときメモGSの世界観が好きだな~と思ったので、こういうのが発端で新作に繋がってくれるといいな~。

感想

同人ゲームオブザイヤー2022にノミネートしてもらったので嬉しいタイムスタンプ記録


タイトルの読み方は質問してもらったときに「じゃあこれで」と決めた奴なので、好きに決めてください。
ギリギリにノミネート感想を書いて送ったんだけど、我ながら音読しにくい長文を送ってしまうね……。読みやすい文章を心がけましょう。

#eiga
ゴースト・キラーズ 血塗られた少女の謎 』見た!
Twitterで知らない人がおすすめしていたので配信で見た。

以下ネタバレ感想

■総括
何も考えなくていい非倫理的悪ふざけ映画を何も考えずに見るのは楽しいな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
既存のホラー作品のテンプレを擦る部分が多いのでいくらかホラーを見てからの方が楽しいと思う。
それはそれとして冷笑的な笑いが多く、そこらへんはあんまり好みじゃない。
滅茶苦茶汚いので食べ物を食べながら見ていたのは後悔しました。

■概要
幽霊退治のやらせYoutuberグループ「ゴースト・キラーズ」の四人組は資金繰りに困っているところ、ある学校の呪いを解く仕事を依頼される。
今回も適当なやらせ映像を作る気だったが、夜の学校に閉じ込められた上、霊感のある仲間が頭を爆破されて死亡したり自分が殺されかけりしたことでこれは本物の幽霊だということを確信する。
幽霊は無機物有機物に憑依し執拗に主人公たちを殺そうとしてくるが、グループ内のいじめられっ子がホラー作品で見たことのある封印の儀式を行ったところ封印に成功する。
生き残ったゴースト・キラーズは一時期幽霊退治成功者として有名になるが、施設内で死んだ人間を殺したとして摘発されて終幕。

■幽霊
幽霊がすごい元気に人を殺すのでスピード感があって大変良い。殺すときに意味が分からないくらい血でべたべたになるのとか、憑依するものが人間だけじゃなくてホルマリン漬けの胎児とかうんことかで意味が分からないので何も考えなくていいです。
ホラー映画あるあるの「少女の霊は虐められていた悲しさから人を殺していたのです!」を露骨に馬鹿にするラインで、基本構造は冷笑でしたね!
幽霊が自己申告してきた悲しい過去、信ぴょう性0だよなぁ!?!?という話なのでそこは大好き。第三者からの証拠がないと、自分が被害者面の語りは信用してはいけません!
それはそれとして個人的に過去に悲しい過去があろうとも人殺しは人殺しただろ派閥ではある。

■キャラクター
全員ろくでもないし、ホラーゲームやったことない人の挙動ばっかりするので見ていて面白かったです。
オタクキャラクターが最後まで一切顧みられないのは珍しい。
全員ろくでもないので全員ろくでもない目に遭います。そうだね……。
ただ霊感のある仲間だけはもうちょっとなんとかならんかった!?!?グループ内でも嫌なタイプのイジリを受けていたせいで割と一方的に嫌な目に合っていたよ。
本人的にはマジで霊力があるのでああいうことしかやってられないタイプなのか、思い込んでるタイプなのかわかりかねるし、そういうことをやりつつこれってコンプラ違反?笑なノリは好きではない。

感想

#eiga
パラノーマル・アクティビティ 』見た!
見てた実況動画で言及されているので配信で見た。

以下ネタバレ感想。

■総括
夜に配信で見るとちょうどいいし、夜見て部屋うろつくの若干怖くなって良い作品だった!
モキュメンタリーとしてよくできている~。

■概要
女性が幼少期からポルターガイストやラップ音に悩まされている原因を調べるために、恋人である男性は部屋に監視カメラを仕掛ける。
最初は女性を馬鹿にしていた男性であったが、カメラに映る部屋の様子がどんどんとおかしくなっていく。
原因は幽霊でなく悪魔であり、専門家に頼まないと解決できないと霊媒師に言われた2人だったが、男性は自力で問題を解決しようと悪魔との交信を試みる。
悪魔との交信によって得た在る女の子の名前を調べたところ、年代こそ違えど女性と同じ経験をした悪魔憑きであることが分かる。
悪魔が本物だと男性が本格的に慌てだしたところで、悪魔の憑依が完了したのか様子のおかしくなった女性によって男性が殺害・女性は行方不明になり終幕。

■彼氏
ホラー映画あるある、余計なことしかしないへらへらした彼氏!!!!!!!!!!!!!!!!!!
彼女がやめろって言っているのに撮影をやめない!せっかく来てくれた霊媒師に失礼な態度をとる!役に立たないのに高圧的!お前を守るって言うけど最後死ぬ!
様式美ですね。美しいね。
ただ悪魔憑きの話だと、彼氏にそういう性質が0だったとは言わないけど悪魔のせいでその性質が助長されている可能性もあるので面白い。
彼女がマジ切れしているのにカメラを止めない根性がすごすぎる。カメラを止めるな!

■定点カメラ
定点カメラだからこそのジャンプスケアが面白かった。来ると分かっているけどびっくりしちゃうね……。
あと彼女が変な方向にぶっ飛んでいく奴はどうやって撮影したのかわからなくてよかった。
最後の彼氏がぶっ飛んでくる奴も良い。

感想

#eiga
プラットフォーム 』見た!
以前勧められたので配信で見た。

以下ネタバレ感想。

■総括
久しぶりに気分が落ち込む良い映画だなと思いました。
それはそれとして食べ物を粗末にしたり切迫状態の非倫理的な言動だったり犬が死んだり、私はこういう物を見るとテンションが下がるんだな~というのが分かって面白かったです。

■概要
主人公は部屋の中心に穴が開いた部屋に知らない人間と2人1組で閉じ込められている。
この建物は一日に一度上の階から穴を通じて食べ物が乗った机が降りてくるが、すべての階層の人間が一つの机の食材を取り合うため下の階層に行けば行くほど机の上に残る食材は減り、状態は汚くなっていく。
階層は定期的に入れ替わることになっており、100層より下になると食材が一切手に入らないため、一緒に居る人間を食べることで生きながらえる者も出てくる。
主人公は一緒に居る人間を入れ替えながら、最終的にこの施設で最下層の人間にまで食べ物をいきわたらせようと決断する。
机に乗って下の階層に行くまで机の食材を守り抜こうとするが、道中この建物の管理者に抗議の意として一切手を付けられていない料理を上の階に返すことを思いつく。
死傷を負いながら料理を配り切りパンナコッタを守った主人公だったが、最下層近くに子どもが一人いるのを見つけパンナコッタを渡してしまう。
最下層まで来た主人公は、本来ならこの建物にいるはずのない子どもを送り返すことで、管理者になにかのメッセージを送れると信じ何もない最下層に1人残り終幕。

■犬が死ぬ
悲しい

■落ち込むところ
・食べ物を使って下の階層の人間に鬱憤を晴らそうとする人間が多いこと
・食べ物を踏む人がいること
・犬が死ぬところ
極限状態に置いて上の人から虐げられた経験から、自分より目下の人間に嫌がらせをすることで鬱憤を晴らす人が多いというのをずっと描かれるのでひたすらに悲しくなるね~。
作中で人に向けて話し合いや許しの気持ちを持つよう提案する人や宗教によって理性ある姿勢を求める人がいるんだけど、主人公は序盤それに看過されてある程度まで実践するんだけど速攻で挫折するのがまぁ……そうだよね……となる。
ただ宗教での理性的な姿勢を提案してきた人も「一回は話し合いをして言うこと聞かなかったら殴っていいと思うよ!」って寛容だったので、最低限こちらの寛容さは見せましたよ!という大義名分を獲得する姿勢滅茶苦茶わかる~!ってなりました。
私も基本的には話しあえよ!という人間なんだけど、それは社会に所属する生物で自分がい続けるため・相手と殴り合いになる前に自分は最低限の努力をしたのでこちらに非はないですと主張するためなので、こういう極限状態でそれを求めるのは利点があんまりないので酷だなと思います(カス
ただ下の人間に嫌がらせをするために机ぐちゃぐちゃにする奴らは元気だな……と思います。
下の人間に興味がない、くらいならわかるけど下の人間虐めるというのは教室内でカースト作って虐めするのとおんなじ感じなのかな。
やることがない状態だとしたの人間に嫌がらせをするのが楽しみになったりするのかな。
こういう思考実験的な作品を見ると、自分は何するんだろうなとなって悲しくなるね。

■社会構造
あんまり詳しくないけど格差社会の話なんだろうなと思う。
上の人たちは好きな物をいくらでも食べられるし、下の層への嫌がらせも出来るし自分の状況が悪いのは自分より上の層の奴らのせいだし、下の層の奴らは自分より下であるのでいくらでも虐げていいという姿勢が社会の縮図として提示されているのか。
今回嫌がらせする人間ばっかり映っているけど、多分嫌がらせはしないけど自分が満足するだけたくさん食べて下の人に残さないようにする人はいるだろうからむしろそっちの方が私は分かるな……。
最下層まで行った人間が初めて何かを見つけて、世界に何かしら訴えかけることが出来るというのがオチなのかと思うけど、割と最後はぼんやり終わったのでちょっとわからねぇ。

■ドン・キホーテ
主人公がドン・キホーテを建物に持ち込んでいたのは、途中で幻覚を見始める件で空想と現実の境界崩しやるためなのと、暴力よりも知性や理性を上とするためなのかな~。
全体的に示唆的+社会風刺な側面が強いけど私に知識がないため難しいぜ!

感想

#eiga
左様なら今晩は 』見た!
恋愛映画年間なんだ~と言ったら、これは見やすいのではと言われたので配信で見た!

以下ネタバレ感想

■総括
登場人物が須らく気持ち悪くてすごかったです。
多分なんでもかんでもなぁなぁに生きていた主人公が幽霊と恋をすることで成長するボーイミーツガールなんだろうな……。
両方とも社会人だけど、やっている内容をそのまま高校生にスライドしても大体成立すると思います。
いやでもこのぼんやりなぁなぁとしている優男感を強調するために社会人設定は必要なのかもしれない。わからない。

■概要
破局が原因で彼女との同棲を解消した主人公だったが、霊感の強い彼女がいなくなったことで部屋に憑りついていた地縛霊が見えるようになってしまう。
最初は幽霊の存在に困惑する主人公だったが、次第に二人は惹かれ合うようになる。
しかし、主人公の同僚が紹介してきた霊媒師によって、幽霊のせいで主人公の生気が抜かれ近いうちに死ぬ可能性があることが二人に各々伝えられる。
自分が死ぬことよりも幽霊と過ごすことを優先する主人公だったが、幽霊は主人公との初めての屋外デートを最後に部屋からいなくなってしまう。
数年後、成長した主人公は最後のデートで行くことの出来なかった映画館を訪れるが、そこで主人公の近くの席に座った女子高生が地縛霊だった幽霊の転生した姿であることを示唆して終幕。

■主人公
最後まで主人公が自己中心的な思考回路のままだったので、私はこの映画を一体どういう物として受け取ればいいのかわからなくて困惑しています。
ボーイミーツガールというには、最後に幽霊がいなくなった時に「なんで自分が死ぬ可能性を彼女につたえたんだ!俺はあいつといられるなら死んでも良かったのに!」と霊媒師の人にぶちぎれた結果「お前はそれでいいかもしれないけど彼女がそれでいいわけないだろちょっとは相手の気持ち考えろ」って怒られるシーンが入っている+冒頭で主人公が恋人に振られる原因も相手の気持ちを何も考えていないことが原因なんで、映画を通して主人公の性質があんまり変化してない。
まぁ別に主人公の成長がなきゃいけない訳じゃないとは思うんですが、それはそれとしてこの映画に関してはその成長しなさをどういう演出効果として狙っているのか全然わからない。
もしかして何事にも必死になれなかった主人公が、最後には必死に幽霊を探す姿勢を見せたこと自体を成長としているのかな……。
あと主人公が全体的に嫌な男かつ自分のことをかっこいいと思っていそうな男になっていて私向けじゃ無さすぎて辛かったです!
初対面の時点から相手に高圧的な態度を取るのはまぁ、相手が異分子かつ家賃も払っていない異形ということでまぁ、まぁ差し引きますけど。(いやでも主人公の高圧的な態度を取っている理由が自分に害をなさない見下してもいい存在だからっぽいんだよな……。嫌だな……)
仲良くなった結果二人称にお前を採用してくるとか、あだ名をつけるときに「犬みたいで呼びやすいから」で照れ隠しにふざけた名前つけたりとか、無許可で頭撫でてきたりとか、幽霊が部屋から出られないことを理解しているのに部屋に同僚を連れ込んで相手がモーション掛けてくるまましけ込もうとするとかの相手に丸投げするわりに上から目線の行動基準が私に合わなさ過ぎて見ていてつらかったです。
途中に挟まるギャグも雰囲気と採用タイミングが肌に合わなくて、全力で私向けじゃないぜ!と思って面白かったです。
もしかしたらあれらはギャグというよりラブコントみたいなものなのかもしれない。ラブコントを名乗るには男が中途半端に理性がなく中途半端に理性があるせいで飲み込むには私は喉が滅茶苦茶イガイガするんですが……。バカップルやりたいなら素直にバカになって私の頭を破壊して欲しい。
最後は悲恋に若干ハッピーエンドをにじませる感じなのでどの層向けなんだろう。

特にキモイ主人公の言動は幽霊が初めて登場した時の「ノーブラ?」です!
主人公以外だと幽霊が出ることを相談しに行ったときに大家さんが言う「若い女性と一緒に住んでると思えば生活に潤いが出るでしょ」です。

■幽霊
恋愛経験がなくて俺にしか見えなくてちょっと生意気だけど俺のことが好きで俺みたいな人と恋愛がしてみたかった、体のシルエットがくっきりわかるタイプの白いワンピースを着たノーブラの女。願望器?
幽霊設定、無理やり主人公と同じ空間で過ごすのと最後に消える理由付けにはなっているけど、後半主人公からも幽霊からも触れるし最後にはほかの人間からも見えるようになっていたのでウケちゃった。
「こんなのもう生きてるようなもんじゃん……!」って切ない文脈で主人公言ってたけどさすがに第三者からの認識入ったらその扱いで良いと思うよ。切なくもなんもないよ。
なんか生気吸われている設定もあったけど作中で主人公がダルそうにしている描写がまったくなく実害が主人公の心霊写真が黒ずむくらいしかないのも面白かった。
にしても主人公は「君のことが知りたいんだ!」って言ったわりに全く彼女の生い立ちとか死んだ背景とかを調べている様子をこちらに開示しないまま数年後……で墓参りに行ってしまったので、私幽霊のこと何にも知らないまま映画が終わった……。
途中まで生霊なのかな~って思っていたけど本当に死んでいたっぽく、大家さんに聞きに行く前に大島てるで調べろよと思いましたし、この主人公なら調べてないんだろうなという逆信頼が築けていて面白かったです。

感想

#hon
ドン・キホーテの消息 』読んだ!
神保町ブックフリマ で面白そうだったから買った。
探偵とドン・キホーテの組み合わせだったのでメタフィクション入ってそうで面白そうだった。

以下ネタバレ感想

■総括
哲学的SFだ!全然わからねぇ!
物語として語り手によって語られることは現実か空想か曖昧である(それは物語外の現実世界でも同様である)というのと
物語は語り手と読み手がいることで初めて成立するというメタフィクションをやっているような気がしなくもない!でも基本的には分からない。

■概要
ペット探し専門の探偵である主人公のもとに、裏社会を取り仕切っていたあるが痴呆になってしまった老人を探してほしいという依頼が舞い込む。
捜査していく中で、脱走した当時に老人が自身のことをドン・キホーテだと思い込んでいたらしき証言と証拠を見つけ、世の中では「ドン・キホーテの第四の遍歴」という街頭演劇に扮して劇場型犯罪が多発していることを知る。
それと並行して、400年の時を超えて復活したドン・キホーテはサンチョパンサの「自分を島の王様にするいった約束を果たしてほしい」という願いを受けて旅を始める。
探偵の一人称の語りでもう一人の語り手のドン・キホーテの冒険が現実に存在するテキストであることがわかる。
段々と探偵の語りは崩壊していき、ドン・キホーテは理性を取り戻しながら民衆を世界の崩壊へと導き、2人の語る世界は一つになる。
最終章では何者かわからない「わたし」が読み手である「あなた」がいたから最後の世界までたどり着くことが出来たと語り終幕。

■探偵とドン・キホーテ
探偵とドン・キホーテの組み合わせ、良いよね……。事実を暴く探偵と、事実は真実の敵であると語ったドン・キホーテの対比だけで満面の笑み。
ドン・キホーテ読んだのすごい前なのであんまり詳細覚えてないけどね!読み直すか……。
その上作中の探偵は、人間の探偵ではなくペットの探偵だから物語中の事件に追い越されることはないという理屈がすごい可愛いよ……。
だから事件の概要を全然解説してくれないので私は困惑したけども、探偵も困惑していたので可愛いねと思いました。完全に語り手としての機能しか期待されていない。この物語自体がただ語ることしか求めていないっぽいので、それで十分なんだと思います。最初から信用ならない語り手かつ信用できない世界を観測する語り手であることを要求されていて大変だなと思いました。
ドン・キホーテの「「わしを狂人とあざ笑うものは、自分の生きる現実ばかりが、ほんとうのことと信じ切っておる。だが現実というものはそんなに単純なものではない。正気と狂気がせめぎ合う場所、それがこの世だ」(p.222 l.8)がサビなんだろうな……。
ドン・キホーテに関しては、途中まで探偵が探している老人の一人称の語りかと思っていたら、老人は当分前に死んでいたこととドン・キホーテの語りが作中創作であることが明かされて宙ぶらりんになり、それからドン・キホーテの方が現実の語りなのではないかと読み手に思わせる手つきが好き。現実と空想の境目なんて存在しないんだよ!
途中サンチョパンサに民衆の愚かさを擦らせるパートが始まって面白かった。それと同じ分量で最終章の読み手肯定が入ってきたのでまぁ良いかと思いました。

■メタフィクション
ドン・キホーテを踏襲するならメタフィクションやるでしょう!と思っていたけど、最後に語り手と読み手の関係で着地したので良かったです。
若干唐突な感じはあるけど、観る人が現実と空想の線引きを行うという話に置いて語り手と読み手の関係は必須というところからここにきているのだろうな~というのはなんとなくわかるので個人的には良い。
「わたしはいまここにいる。あなたが読んでくれたおかげで。わたしはけっして一人ではなかった。長い遍歴の果てに、ようやくそのことに気がつくのでした。いままでどうもありがとう。けれどもここでお別れです。もういないわたしの代わりに、あなたが白い雪原を見る。残されたページの余白をじっと見つめて。ここから次の物語が始まる。」(p.267 l.5)
私は情景描写をそぎ落とした一人称の語りが好きなので、最終章の締め方が案外好き。いや全然わかんないんだけど。
ただ主人公であるわたしと一緒に行く読み手のことをサンチョのような従者と表現されて、作中のサンチョは衆愚とイコールとされていたしその部分が直近にあるのでウケちゃった。いや、私は衆愚なので何も嘘じゃないんですけど!?

■わからないこと
探偵の世界の曖昧になり方がどういうことかわからなかった。
途中で老人の担当医が別のキャラクターの宝探しが趣味という設定を引き継いでいたり、ドン・キホーテの街頭演劇が世間に流行っている件などがわからなかった。
あと女と探偵のセックスのシーンはなんだったのかわかりかねた。性欲の話?わからん。わからないところ、別作品の引用ネタだったりするのかな。
ドン・キホーテのことを世界の人が全然知らないという設定も、この世界とは別の世界ということを教えるための設定だったのかな。別の世界でも驚安のドンキはあるんだ……。
あとドン・キホーテ周りの黙示録の引用部分とかもよくわかんなかったな。途中からいろいろな有名作品のネタを引っ張ってきていたので、物語を空想と同じものと扱って現実か空想かわからないという話に接続させているのかな。
というか今回も黙示録出てきて笑った。最近の私の黙示録率高いな。


■フォント
作中のフォントが探偵の語りとドン・キホーテ語りで綺麗に別れていたのが、途中で段々混ざっていくところも境界線ずらしをしているんだな~と思って面白かったです。フォントで遊べるの良いな。
ゲームでもできそう~と思ったのでメモ。

感想

#game
Ori and the Will of the Wisps 』やった!
メトロイドヴァニアがやりたくてだいぶ前にセールで買って積んでいたし、どうやらこれ2作目だな?
Normalでクリア。

以下ネタバレ感想。

■総括
グラフィックは綺麗だったがイライラ棒と追いかけっこって需要あるの???????
多分ゲームとしての出来は良いはずなんですが、終わった後の感想が「やっと終わった……」になる程度にイライラするマップが多かったです!

■概要
森の妖精であるウィスプは友人であり行方不明になった梟を探しにある森を尋ねた。
やっとの思いで見つけ出した梟が死んでしまうが、妖精であるウィスプが力を無くした森の光を5つすべて集めれば、梟を生き返らせることが出来ると分かる。
光を集めていくうちに、その光はウィスプのような森の妖精が森に生命力を与えるための力を与える物だと分かる。
5つすべての光を集めたところで、ウィスプは森を守る樹に変身し、森と梟に生命力を与え、みんな幸せに森で暮らしましたとさ。

■謎解き
ギミックが多い!
というか途中で操作が難しくて大変なルートに行ったとき「難し~!でもこれで実績に絡むアイテム手に入るかな?」って思ったら正規ルートだったみたいなことが3回くらいあった。たまにゲーム内ヒントがまったくない状態で新しいスキルの変わった使い方の理解を要求されるからマジで?となった。

■ゲーム性
ホロウナイトの影響をとても感じるんだけど、ホロウナイトと差別化するための追加要素であるイライラ棒とか追いかけっことかのフラストレーションがたまりまくる……。
全体的に視認性が悪いというか初見殺し箇所が多かったりで、自然とそうなったなら仕方ないけどこれを難易度調整として意図的に設定しているなら製作者の性格が悪いと言わざると言えないマップが多くて!!!!!!!!11ウギィ!!!!1
死んだ後のリポップ位置が序盤だと対処に困る飛行突進する敵の湧きどころ+次の面に進むには一度もミスせずにジャンプで対岸まで行かないといけない場所だったり、迷路とかイライラ棒とか追いかけっことかは長い上に即死ポイントがあるのに中継地点がなかったり、ボスの中間セーブが体力と気力もセーブされるためたまに詰みセーブになったり、死ぬたびに「カスが……!」となりました。
私は割と死に覚えゲーが好きなんだけど、そういうゲームってちゃんと再チャレンジする際のフラストレーション調整がされていたんだな~と思えてよかったです。
あと操作性というか、ホロウナイトとかソルトアンドサンクチュアリとかのせいでダッシュに無敵判定がないのも嫌だ……。他にも着地した部分に主人公が挟まって死んだりとかするのが地味にストレス。死んだときに素直に自分の失敗だと感じにくい死に方をすることがたびたびある。いや私が悪いんですけどね!?!??!?!
でも敵の弾丸をはじくスキルの弾く対象に雑魚敵が入ることがあるのだけはどうにかしてくれ――――!せめて蜘蛛のボス戦でだけは雑魚にフォーカスするのやめてほしかった。蜘蛛の弾丸拾おうとしたときに雑魚にフォーカスが行って弾丸拾えないことが多すぎる。あと弾丸はじき返さないと大きいダメージ与えられない蝙蝠と蜘蛛に関しては逆に弾丸はじき返しのフォーカスを入れてほしい……。かなりの精度で綺麗に返さないと当たらないよ!
ボス戦も長いんだ……。
蜘蛛のボスの暗闇戦で、蜘蛛の吐く炎が発光物判定入らないのも意味わからないし、最後のボスの第三段階の背景が黒と紫の空中戦で敵が飛んでくる方向を示すエフェクトも黒と紫にしたのと画面上の雲の方向から飛んでくる時はオブジェクトの優先順位が雲の方が上なので見えなくなるとか本当に……何……!!!!!!!!!
イライラ棒もノーミス要求操作もマジで嫌いだったのでずっと悪口言えちゃうな……。
ついでにメインシナリオとサブクエスト終わったし、RTA系とかノーダメ系以外の実績集めようかな♪って思ったら、実績に絡むミニゲームでイライラ棒とスピードランのかけ合わせが出て来たのでキレながらやめました。

感想

#madamisu
ハムレット殺人事件 』参加した!
知り合いのやっていたマダミスに参加したのでこれも感想を書くぜ!

以下ネタバレ感想。

■総括
私の配役絶対狂人枠じゃん❤って罪被る気満々だったのに、私が守るはずの人があまりにも白だったのでただただ穏当に推理をしてただ犯人を詰めて終わりました。
一応私の役も黒要素はあったんだけど、アリバイがガチガチすぎて死因になった薬物を持ち込んだのに不動の白だったのでマダミスのアリバイ設定って難しいな~と思いました。

■概要
ある弱小劇団になぜか有名俳優が入団したのだが、ハムレットの公演が終わった時点でその有名俳優が胸に剣を刺されて出血した状態で死亡していたことが発覚する。
6人の劇団員は、劇団内で犯人を探し出さない限り警察には連絡しないとして、誰が犯人かを話し合うことにした。
その結果、劇団員①が有名俳優のストーカーだったこと・自分の幼馴染である劇団員②に冷たくした有名俳優を殺すために劇団員③が毒薬を持ち込んでいたこと・有名俳優に片思いしていた劇団員②が有名俳優の死体にナイフを突き刺していたこと・劇団員⑤が有名俳優の弟だったことが発覚する。

■配役
私は幼馴染に片思いしているけど、幼馴染は自分のことを友達としか思っていないので彼女が幸せならそれでいいと思っていたところ、幼馴染が有名俳優に冷たくされたのを見て激昂し毒薬を飲ませようとしたが途中で日和ってやめた上に毒薬を紛失した劇団員③です。ゲームの目標は本物の犯人を指摘することと幼馴染が犯人だった時は守り切ることですやった―――――――――――!!!!!!!!!!!
こんなん絶対狂人じゃん!!!!!!!!!!!って思っていたけど、序盤で有名俳優の死因が薬によるものだということが確定して連鎖的にアリバイが成立して幼馴染が白であることが確定したのでウケました。
私は幼馴染のためにない罪を被る気満々だったのに……。なんなら薬で殺害した可能性も考慮して幼馴染の部屋の持ち物全部押さえていたのに……。
ついでに途中までの私の想像していたシナリオは以下でした。
①幼馴染は有名俳優に邪険にされていたが、有名俳優の具合が悪そうなことに気付き何かの薬(私の配役も同様の薬を貰っている)を渡す
②有名俳優が常飲していた薬と幼馴染が渡した薬の飲み合わせが悪く死亡
③幼馴染は有名俳優を殺したことに気付いていないので、飲み合わせの情報を全員に開示せずに私が毒薬を有名俳優に飲ませたと証言する
幼馴染は自分が相手を殺したことに気付いていない+それに気づいた私が周りに気付かれないように罪を着る流れ、良いな……!!!!!!!!!!!
まぁ違ったのでなんでもなかったんですが!!!!!
本来なら密談を仕掛けるパートがあったんですが、幼馴染白確定したので密談もせずに普通に話し合いに参加していました。わはは。

■犯人
犯人側の目的で、なぜか私の配役に罪をかぶせないようにするが目標になっていたのでなんで!?!?ってなりました。
終わった後犯人側もなんで!?!?!?って言っていたので面白かったです。
シナリオだと、幼馴染黒めの状態で私が狂人ムーブをする想定なので犯人の負荷が高いんですよね~。

■キャラクター
ストーカーとか嫉妬に走る人とか何食わぬ顔で有名俳優の衣装と全く同じ衣装を自作して持ち歩いている有名俳優の親友などキャラが濃すぎて面白かったです。
ストーカー役の人がちゃんと最後まで自分のことをストーカーだと思っていない演技をしていて偉すぎる……!いいね……!
そして幼馴染のHO、私の配役に対して幼馴染としか書いてないし、終わった後に私が「庇いたかったのに……」って言ったら「なんで?」って言ってきて興奮しました。本当に興味がない!!!!!!!!!!!!!!!!♡♡♡

感想

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