不理解理解

文末にはすべて必ず(※個人の考えです)が付きます

No.20, No.19, No.18, No.17, No.16, No.15, No.147件]

ゴーストトリック、やりたかったけどやってなかったゲームなので楽しみ~!

#hon
ダークゾーン 読了!
私は将棋を題材にした漫画とか小説とか映画とか見るのが趣味なんですが、「将棋&バトル」と言われてので買いました。
「何だこれは!?」(KADOKAWA説明文)
何だったんですか!?

以下ネタバレ感想


総括としては、性格の悪い人が性格の悪いまま自分の世界に引き篭もって終わったので、そうだね~と思いました。

■最後まで変化しない主人公について
主人公の塚田が最初から最後まで性格悪いし嫌な奴だし内省しないし他責思考故の信頼できない語り手で面白かった。奥田君と理紗さんに謝ってほしい。
そしてその性質のまんま突っ走った結果ダークゾーンに居直ったという男なので、可愛いね♡
この可愛いね♡は全然褒めてない可愛いね♡です。
ダークゾーン2が出て、塚田が敵キャラとしてぼこぼこにされるのを見ないと許せないよ。
将棋指しで主人公という設定を負っているにも関わらず、ここまで嫌なキャラ初めて見たかも。
そして最後まで自分の性格の悪さや視野狭窄に言及せずに終わるのですごい。
永遠に理紗と一緒にいたいからあの世界を作ったよ!という最悪状態をネタ晴らしのフックにするなら、そりゃ主人公は成長しないよな。
まぁそこフックになっているかというと、読む前から「これ主人公(塚田)の精神世界っぽいですよね~」って言っていたので……。

塚田の成長のしなさ、自己世界で一人将棋(っぽいゲーム)し続けているだけで成長はないという話なんだろうか。
一人将棋も勉強になると思うけど、塚田君は性格が悪い他責思考だから自分が悪いと結論づけるのには難しいということなのかもしれない。
一応本編で理紗や教授や河野のアドバイスのおかげで自分の想定していなかった結果を得ることが出来たという側面があるから、何百回も続けて塚田の記憶の蓄積が続けば変わるかもしれないという余白はあるのか?
でもその閃きだってゲームルールに即した認識の変化であって、他人に対する印象はずっとそのまま(むしろ現実より悪い状態)だったから、あくまで自分の中にはある手法ではあるという解答であるなら、塚田君は一生あの中っぽい~。
でも「出て来なくていいよ……」よりも、「さっさと起きてごめんなさいしろ!」という気持ちなので、ダークゾーン2でぼこぼこにしてほしい。出ません!

■将棋
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これで将棋定義について言っていたけど、作品紹介で将棋&バトル!と言われているのに対して本文中で三回くらい「これ将棋と全然違くね?」って言われていて笑った。
違うよな!!!!!
ついでに本編では「完全情報ではない」って言われていたけど、個人的には以下では!?と思いました。
2人:×(コマが自立して戦っている)
零和:○
有限:△(ダークゾーンに手番という概念がない)
確定:×(出現位置がランダム)
完全情報:×(コマの位置もコマの役割も分からん)
最後の方にまた塚田君が「やはりこれは将棋!」って言い始めたのでもうなんでもいいです!
あと作中で突然まぁまぁ長尺で囲碁ディスが始まったのなんだったんですか!?
塚田、全然内省しないので囲碁ディスに対してのフォローを全然してなくてびっくりしたよ。
い、いいんですか!?

■塚田を取り巻く人たち
ダークゾーンを作ったのが塚田という前提の感想。
あそこにいる人たちは全員現実の人たちを塚田が受け止めた結果考えたコマたちなので、奥田の性格がクソ悪いのとかラミアの見た目が醜いのとか、理紗が超聖人風なのもそれは~!そう!嫌ッ
自分の見た目に対して理紗に「冗談でもかっこいいよって言えよ」って言ったくせに、理紗のプロポーション後にその姿を直視することができないとかいう+冗談でもきれいだよとか言わん精神性で、自分が嫌いな人たちの見た目が醜悪になってるの、ここここコイツ~^^っ
全く同じ役職の理紗と梓の見た目が全然違うのも、塚田が嫌いだからなんだろうしな。こいつ……。
にしても断章で梓のことを「蛇女」って呟いたのって、ダークゾーンが本当に別世界にあってその記憶が混線した結果時系列が混ざったのか、塚田のオリジナル言語なのかわからないな。
仮に後者なんだとしたら、塚田君オリジナル感覚で出ているのに自分でゲームっぽいと言及する(自分はこれがカッコよくないことをわかっていますよという防衛線を張る)という嫌なプライドの高いふるまいなので、可愛いね♡ポイントが高まる。
理紗が奥田君をかばうのは「塚田自身は本当は奥田が悪いと思っていないけど認められないのを理紗が代弁している」のか「理紗は人のことを疑わない聖女のような生き物だから、最後まで奥田のことをかばうだろうと塚田が信じている」のか「理紗は奥田のこと最後まで庇いそうだよな……アイツ奥田とデキてたもんな……と塚田が思っている」なのかどれでもないのか~。
理紗のプロポーションの見た目的に3つ目っぽそ~。
キャラクターの手触りから塚田の感性を見るの、面白いけどその対象の塚田が嫌な奴過ぎて普通に嫌だな。

最初は何を楽しんで読めばいいのかわからなかったけど、途中からこれB級映画のノリじゃん!と思ってからは一人でツッコミ入れながら読んでいました。
楽しかったです。
ダークゾーンは将棋ペンクラブ大賞 で特別賞を取っているんですが、「将棋というゲームの可能性を限りなく広めたもの」と書評されているぜ!
いろんな将棋の可能性を見よ!
ここまで

感想

ふるさと納税で生食の蟹が届いたんだけど、解凍のやり方が下手なのか感触のある水みたいになっている。
正解が分からないので、解凍のやり方が下手なのかもいまいちわかりかねている。解凍が下手って何?

小説内架空ゲームでそのゲーム性を「まるで将棋/チェスだ」と例えられるとき、
私は2人ゼロ和有限確定完全情報が守られてないと「トランプとかで例える方が適切では……?」と思う。
たぶんそれが用いられる時は2人の人間が戦略的なことを考えたり、相手の考えを読んだりするゲーム形態を指すんだと思う。
あと軍師職がボードゲーム強かったらアガるもんな。
言ってることはわかるんだけどそれはそれとして痒い~!!!!
将棋は将棋界隈が「サッカーは将棋!」「将棋は恋愛!」と言っているので、素直に比喩表現として受けとるべきです!!!!

CSS修正しました。フォントサイズに関してももうちょっと悩む~。

体調が悪い時に「おッ!体にガタが来そうだ!チキンレースしようぜ!」で追い作業する趣味があるんですが、今回は置かれている状態が悪い・フィットボクシング追加・作業に目標値があるで追いすぎたぜ!
愚ッ

呟き一個ずつ背景切り離すデザインにしないと、日記の終わりが分かりにくいな。
あと隠しを広げた時のラインをもっとわかりやすくしたいな。メモです。

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