不理解理解

文末にはすべて必ず(※個人の考えです)が付きます

検索語「https」の検索結果188件]5ページ目)

#eiga
第三の男 』見た!
Twitterで知らない人が言及しているのを見て観た。
なんで言及していたのかは忘れた。

以下ネタバレ感想。

■総括
かなりわかりやすく友情と正義のどちらを取るのか?という話と貴方の知っているその人はあくまで一面であり、どこを重要視するかはあなた次第ということをやってくれる映画で見やすかった。
あんまり親友が何考えているのかわからない感じの作りになっているのも良かった。最後まで主人公の近くをうろついてしまうところに人情を感じる塩梅なので、見ている方も若干元恋人に傾くように作っているのかな。
私は犯罪者はさっさと裁かれて欲しいのでアレでしたが。

■概要
親友が仕事を斡旋してくれると聞いて田舎からウィーンに出てきた売れない小説家の主人公だが、ウィーンに到着した前日に親友が交通事故で死亡したことを知る。
警察に「親友が犯罪に手を染めていた」ことを伝えられるが、それを信じられない主人公は調査に乗り出す。
親友の元恋人との調査によって、親友の死亡事故が事故ではなく他殺の線が浮かび上がるが、最終的に親友が薬物の密売によって多くの人を苦しめていたこと・実際は親友は死亡しておらず死体は替え玉だったことが発覚する。
警察から親友の身柄を引き渡すよう言われた主人公は友情を取るか正義を取るか悩んだ末、逃走する親友を殺害し死体を警察に引き渡した。
最後まで親友の味方をしてほしいと言っていた親友の元恋人は、親友を殺した主人公のことをなじるが、主人公は元恋人の身を案じ、事件を解決した後もウィーンに残ることを決意して終幕。

■画面
モノクロ映画は画面のコントラストが映えて見やすいね~!
夜の時間帯が多いから見にくいかなと思ったけど、光のあるところをしっかり映してくれるのでむしろ綺麗でした。親友の顔が影から見えるところとか。
あとカメラワークが面白いところがちょくちょくあって良かった。モノクロ映画って遠巻きから地面に平行なカメラ遷移するイメージだったので、下から見上げるアングルが何度かあるのが面白い。
特に下水道から親友が逃げ出そうと網に手をかけるシーンは、上から差し込む光も込みで蜘蛛の糸みたいで綺麗だった。
親友を殺した後にこちらに向かって歩く主人公と靄もシーンも好き。好きなシーン下水道に集約されているな。
関係ないけど、画面右上のテープ入れ替えタイミングを教えてくれる黒丸を久しぶりに見て感動した。

■シナリオ
古い映画は捻った所がそんなにないので、今の作品より素直に受け入れられる気がする。
にしても場面転換が滅茶苦茶テンポが良いというか速足というかでちょっとびっくりした。情報量がぎちぎちだ。
親友を挟んだ主人公と元恋人が、相手が悪人だった時にどう立ち回るか?の対立構造になっているところが途中から明示されてからは特に見やすい。
前半が親友が何者だったのか?が曖昧な状態からの明確な対比なので際立ったのもあるかもしれない。
元恋人は彼にもいろんな側面があって、彼を最後まで愛し続けられる人なんていなかったんだから許してあげたい派。ちゃんと犯罪者の側面は彼の一つであり、すべてではないという話をしてくれます。彼は私にたくさん笑ってくれたし笑わせてくれたし飼っていた猫も懐いてくれる素敵な人だった。
主人公は割とぐらっぐらなので元恋人にも警察にも直前にあった方にほだされてウケます。しゃんとしろ!でも疑問提起映画だからしゃんとしてなくて良し!
可哀想な過去があるからと言って、可哀想だったら罪が許される訳ではないので正当な手続きで警察に連れて行って欲しかったから勝手に殺した主人公にはお前----------------!とは思いました。親友銃で撃たれていたから連行できただろ!けじめということ!?何!?そういう直情的な判断をするから元恋人にも警察にもすぐに丸め込まれるんだぞ!
でも最後にもう一度親友の葬儀をする演出は超好き♡殺してくれないとできない♡
元恋人は主人公の元を去るけど、主人公は元恋人のことを見守れるようにウィーンに残るという終わり方も好き。
離別ではあるが完全な離別ではない。主人公は最後まで元恋人に恨まれていてほしいし、それを静かに受け入れてくれ。

自分の身代わりの死体を用意できるくらいの裏社会人間の親友が、主人公の周りをウロチョロするのはまぁ主人公と一緒に居たいというのが本心だからなのかな。それともどこまで情報掴んでいるのか確認したいからなのかな。そこらへんは読み手委任ではあると思いますが。
個人的には別にそこはどっちでもいいけどな!犯罪なので!
そして元恋人の前には一切現れないし、切り捨てる気満々なところも好き♡主人公はそのことを元恋人にも告げないし、こう……主人公……柔らかいね……可愛いね……。

にしても割と暗い内容に反してBGMがバリバリに明るいのはなんで!?
調べたら当時の大衆酒場で人気の音楽だったらしいけど、それでもなんで!?!?

感想

#eiga
名探偵コナン 緋色の弾丸 』流し見した。
将棋指す人が出るよと詰将棋という単語が出るよという話だけ知った状態で見た。

以下ネタバレ感想。

将棋は全然関係なかったぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
最後に敵を追い詰めることを詰将棋に例えていたが5手詰めって言っているのに自分が5手指している状態だから9手詰めじゃねーかと思いました。
銀の弾丸はリニアモーターカーを貫通しても一切の抵抗を受けないとする。
映画版のコナンさんは推理部分については空想科学読本になるので、お酒を飲みながら楽しく見るのが丁度いいね。
赤井さん家はなんかみんなやってることがバラバラだからか、全員出す作品作るの大変だな……と思いました。

感想


こんなに訥々と自分の内面を語って動画にするの好きすぎる。
クリスマスのテンションでも全くなければ、クリスマスっぽくないことを自虐する冷笑主義でもなく、ただ悲観的な語りを聞かされる。
ぽんぽこ亭の前で止まったのもぽんぽこさん繋がりだと思うのに、マジで一言も言及しないの笑う。
私はこういう人間が好き……。

#game
お前がデータを送信するんだよ 』やった!

unity1weekで面白かったゲーム。
私はニコニコ超会議とかなんでも同人バザールとかにあるモールス信号を打つ速度の競うゲームを黙々とやってランキングに入ろうとするタイプなので大好き。
もうこれは私の習性でしかない!!!!!!!!!!
終わった後すぐに画面に戻ってほしいのと、スペースキーでも開始できるようになったら周回が捗って最高になる。

感想



Twitterでも言ったけど、この教室の端っこで仲よしの人のいいオタクが喋ってるテンション、好きだ……。
RTAの肉声実況ばっかりみている私の心に大変刺さる雰囲気だ。
特にとしやさんが……可愛いね……。

『初級革命講座飛龍伝』から読み解く漫画『ダブル』 - 感想文としては満点
こういう引用元についての解説があるのは大変ありがたいな~。そもそも飛龍伝が本当の脚本であることも知らなかったので嬉しい。

#game
輝け吟遊詩人 -愛の調べ- 』やった!
unity1weekの企画でいろんなゲーム遊んでいるけど、その中でも一番好きな作品なので記録に残しておきたい。

以下感想

■総括
反復して遊べる+リトライが容易+試行錯誤が楽しいで私が好きな要素がたくさんあって楽しかった!
未だに14万点には至れておりません!

■概要
吟遊詩人となって酒場を盛り上げるタワーディフェンス型のゲーム。
要求ポイントが異なる5つのコマンドの選択順やタイミングを吟味することで最後まで演奏をして会場を盛り上げよう!

■好きなところ
反復がしやすいのと思考錯誤が良い感じに点数にはねるのでやりがいがある。
メンバーが増えた時の画面のにぎやかさの調子やゲスト追加やビートの追加で合いの手が大きくなるのがゲームの進捗と繋がって気持ち良い。
ボタンを押す→変化が目に見えるというのはゲーム体験として超好きな物なので、そこの気持ち良さが大きいのがこのゲームのいいところだなぁと思います。
手順が板についてきたら後は運ゲーなんだけど、そこからは観客のハートの出し方で「今日の客ノリ悪いな……」「今日はのってるじゃん!」って気持ちになれるのが面白かった。盛り上がっていこうぜ!?!?

感想

#butai
ダブル 』見た
原作を読んでいて、ドラマは未視聴。
舞台漫画は舞台で見たいぜ~って思っていたので舞台になって良かった。
本当は観劇予定だったけど、なんやかんやあって配信で見ることになった。
今回から400文字程度に概要を追加することにした。自分がどういう作品と受け取ったかの確認作業。オチまで書くのでネタバレ見たくない人はスキップ推奨。

以下ネタバレ感想

■総括
舞台用にかなりストーリーの構成を変えていて、多分これ舞台好きな人には滅茶苦茶響く構成になってるんだろうな~!というのを舞台あんまり見ない人間視点で勝手に想像する雰囲気だった。
友仁さんのイメージってこんななんだ!?というのはあったけど、そのおかげで宝田さんと友仁さんの湿度が異様に高くなっていて方向性としては合っているんだな……と勝手に圧されました。

■概要
売り出し中憑依型の俳優宝田タカラ君と、タカラ君が憧れる同じ劇団所属の売れない俳優鴨島友仁の2人の関係性を中心に描く舞台。
それぞれがどのように舞台や自分、お互いに向き合うのかというのを、タカラ君の家のセットのみを使って時系列のみ変更して構成されている。途中に作中作として各キャラクターが別のキャラクターを演じる場面があり、それがより舞台舞台としての構成を強調している。
自分の気持ちは依存なのか恋愛感情なのか、舞台が好きなのか相手が好きなのか、そもそもお互いの関係に名前を付ける必要があるのかというのをタカラ君の内面描写を中心に展開していく。
最終的にはタカラ君は自分の感情を恋と定めてそれを友仁に伝えようとするが、友仁はそれを言葉にすること自体を否定して、それでもなお2人でいるという形で終劇。

■友仁とタカラの関係性について
湿度が高い!!!!!!!!距離が近い!!!!!頭を撫でるシーンあったっけ!?!?お姫様抱っこのシーンはあったっけ!?!??!
いや原作も湿度は高いし距離は近いんだけど、実際にあの距離感を見るとギョッとするなぁというのが分かりました。
タカラの演劇スイッチが入る直前には必ず友仁さんがタカラに暗示をかけるように超至近距離で見つめ合ったり背後から頬を撫ぜるシーンがあったりするんだけど、(これは私が原作の読みが温いせいだとは思うんですが)舞台の友仁さんの脆弱性があまりにも高すぎてそのふるまいでそれを見せられると、湿度、高いッッとなる。むしろ舞台版はこの二人の関係性の湿度の高さをやりたい話なので良いと思います。ただびっくりしたという私の気持ちはかき残しておきたい。
私は友仁のことを社交性がある『こころ』のKみたいな人だと勝手に思っていたんだけど、舞台版だとどっちかっていうと先生に近いよな。
これは完全に私の感性によるものなので特に共感してもらえるとは思っていない感覚です。
この湿度感で繰り出される「『男の誠実に踏みつけにされるおんなの気持ち』が分かるか?」はだいぶ受け取るものが違って面白かった。舞台でもこのシーンをフックにするよな~!
私は漫画の方だと恋愛的好意を言葉にする怠慢に裏切られたという悲しみもあるが、どっちかというと憧れや尊敬と言ったタカラからの感情を性愛に丸め込まれた怒りや傷つけられたプライドや自分の気持ちを吐露するための道具として誠実さを利用して楽になろうとするタカラへの不誠実さへの咎め・やりきれなさを主軸に受け取ったんだけど、舞台版はタカラに尊敬されていることがよりどころになっていた自分のありどころを奪わないでほしいという悲痛さの方がメインに感じて面白かった。
それぞれの感情は両立可能だし、どれもあったと思うのでようはバランスが変わったように感じるな~というだけです。面白いね。
私は関係性に本人たちが名前を付けたくないのならつけなくてもいいじゃん派なんだけど、ダブルの2人に関してはつけたくないと言っているのは友仁さんでタカラはどっちかというと友仁さんに従っているだけでそういう名前を付けて何かしらの権利を獲得できるならしたいというスタンスだと思っているので、一回よく話し合ってくれねぇ~かな!とは思う。そもそも恋愛感情を直撃で性欲に接続する+それによって憧れや尊敬が曇るという感覚が割とこう……感性がすごい偏っているのでそこらへん、どうなんですか!?私はタカラ君のこと全然分かんないけど、友仁さんがそういうってことはタカラさんの中でもそういうことになっているということなんでしょうか!?
その際に、友仁さんが嫌だと言っているんだから優先されるべきは友仁さん側だと思うんだけど、友仁さんの嫌だと思っている箇所についての解体をしないことには建設的な話には進まないだろうなと思う。まぁそれを求める場合、タカラ君の感情の解体もしないといけないけどどっちも全然できていないので、別にそれでいいと二人が言っているならなんでもいいんですけど。
舞台版は最終的にそれでいいという方向で一旦「オチを付けた気になって」終わる話なので、これ以降はわかりませんという余白も残っているんだな~。
ついでにタカラに関しては、原作の方でもいまいちどういう人なのか全然わかっていないので、友仁よりフラットに見れた気がしなくもない。
そのうえでマキちゃんとの件を見て「こ、こいつ……」と思いました。自我を外部に委託するな……。

■作中作
舞台役者なので、作中で実際に演技してみよう!と言って演技をしているキャラクターを演じるという入れ子構造が発生するのは見ていてとても楽しいね!
ちょっと私は人の演技や表情の機微にうというので、演技の切り替わりなどの技術的なところは分からないが、タカラ君はスイッチが入ると全く別人のようになるという演出が入っていることは分かったので良かったです。
特に「板の上では全部違う人間になって、そういう人たちの気持ちをちょっとでも分かったような気持ちになれる」(意訳)という話をやってくれるので、そういうキャラクターごとの演技が切り替わる演出を入れてくれるのは説得力にもなって大変嬉しかったです。
それはそれとしてプロジェクションマッピングで異様な雰囲気の背景つけるとか、今まで演じていたキャラクターを映すのはちょっと……ズル……!というか本人の演技で出来なかったか!?と思わなくもない。
何にせよ舞台でやることに意味を持たせた舞台になっていたように感じるので、観ていて楽しかったです。

感想

#eiga
仮面ライダーW(ダブル) FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ 』見た!
仮面ライダーW見終わったので見た。

以下ネタバレ感想。

総括としては風都が若干ゴッサムシティみたいになっているけど、それはそれとしてヒーローに対して頑張れ仮面ライダー!と言うシーンを見るのは健康にいいのでなんでもいいです!

何も考えずに見ていたけど、ニチアサの映画って2本立てだから1時間なんだね。
時系列はいつなんだろう。本編全部見た後だったから、フィリップ君が母親について考えているシーンあってびっくりした。
先にこっち見てからの方が本編最後の母親との会話のくだりもっと楽しく見れたのかな?今オーズ見ているんだけど、オーズも時系列合わせて映画見た方がいいのかな。
エターナルが主体の映画もあるらしいんだけど、そっちはアマプラにないんだな~、どうしようかな。

感想

20230409225736-965.jpg
ダリルバルデ 素組みした。
墨入れは今度します。モルカーはほかの人の奴なので気にしないでください。
脚の形が鳥脚っぽくてかっこいいよ~ん。
ジェターク社のMSは比較的量産型っぽいと言っていたけど、ダリルバルデはその中でも量産型っぽさは薄いよな~と思って面白かった。
腰や腕が細い!よっモデル体型!
立ったときのシルエットの細さと色味の関係でEVA弐号機っぽさを感じる。

#eiga
ノック 終末の訪問者 』見た。
映画の宣伝で見て面白そうだったのと、オチがどうなるのか知りたかったから見た。
以下ネタバレ感想。

総括としては「世界と大切な人の命どっちが大事ですか?」の思考実験的問題提起の、問題提起部分を信じさせるフェーズに滅茶苦茶時間を割いてくる映画だったので、最後まで見てもそうだね……となって終わった。
後味の悪さにも振り切らないミストだ~。どっちかというと切ないエンドなんだろうか。
訪問者たちの話を信じるか信じないかは決断する人たちの心持にしか影響はせず、最後に世界が救われるか救われないかは本当に監督の匙加減だからあんまりしっくりこなかったです。
あとバシバシの津波描写があるので注意書きは入れろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!これは日本の広報にいっています。

世界規模のトロッコ問題を提示してきた人間がいたとして、そもそもトロッコで大事な人が轢殺される状態が本当かどうか質問された人間はすぐに信じられないよね!?からスタートする話。
提示されたのがあなたの常識からかけ離れたものであればテレビの外部情報や目の前で人が死ぬ様を見ても、それを信じようと思わなければどこまでも疑ってしまって選択をすることもできないよね~!決断する際のあなたの判断材料ってなんなんだと思う⁉で話を回している。
現在の陰謀論に対する姿勢で、あなたがそれを信じないのはあなたが信じたくない物だからですか?ちゃんと冷静に判断していますか?という疑問提起もあるのかな。
それにしては4人の襲撃者はもうちょっとこちらが信じられるような下準備をしてほしい!みんなテレビしか証拠くれないのでテレビを疑うと全部疑うことになっちゃうから弁護士の方の主人公の気持ちめちゃ分かるよ……。
もし私が同じ状況で、パートナーが「あの4人は黙示録の四騎士を表していたんだ!」とか言い始めたら普通にキレるもんな……。外に人影が見えただったらまだ了解するけど、考察厨を始められたらそれはもうお前の見たいものを見たいだけだよ。というか神が人間程度が作ったテキストに則った4人を派遣をしてくるの、ダサすぎて嫌だろーが……!これは神はちゃんと人間の埒外にいろという一人類の面倒くさい奴。
あとビジョンとかの内輪用専門用語を使うのもよしてください。

弁護士の方の主人公はちょっとでも疑える箇所があるとそれを理由に全否定する。もともと男性のカップルだというのをフックにしてヘイトを向けられた経験もあって、4人の警告者のことを全否定する。
逆にもう一人の主人公は脳震盪もあってか4人の警告者と似たビジョンのようなものを見た結果ふわっとそれを信じる。多分選択から逃げていた生い立ちから選択をすることを目的にして世界の滅亡を信じるという流れを追っているのか?わからない。
なんか極限状態に居る人間が信じるものを選ぶ基準が揺れ動くさまを描く映画であって、選択をするからどうとかいう映画としての結論は特にないっぽいんだよな。
しいて言うなら選択をするということは、選択をするということなんだぜ!ということだと思う。わからん。
だからエンドロール後にノックする音入れることで「見ている皆さんはどんな選択をしますか!?!?!?」がこの映画の投げかけて来た事なんだと思う~。受けとった結果「私は○○を選ぶ予定だけど、それはこの映画を見た結果とはあんま関係ないよ!」なのでこう……映画から得たものではない!!
受け取ったのはそれについて考える機会なんだけど、個人的にはそういう問題提起してきたなら映画なりの解答例とそれによって描きたかったものの提示をしてほしいな~と思う。個人の趣味。
まぁ問題提起ものは嫌いではないので私向けではないというほどでもない。

途中までこれ創造主(神)の気まぐれから選択を強いられているゲームキャラクターを題材にしたメタ作品なのか?と思ったけどそういうことでもなかった。
それはそれとして作中で「神」の存在に言及することでデウスエクスマキナを良しとしているのズルなのか発明なのか!?

ただ映画見る前だと4人の襲撃者が並んでいるように見えていたポスターが、視聴後だと何かしらの使命感と覚悟を持ってそこに来た人々(勇者ではない)に見えるようになっているのはとても好き。

感想

#hon
あなたは今、この文章を読んでいる。パラフィクションの誕生 』読んだ
メタフィクションについて勉強している時に買って積んでいた本を読んだ。

以下感想。

総括としては語り手論+その語り手は作者とイコールではないというのがベースで進むので私の肌に合った。
あとゲームと本のメタフィクションの扱いの違いについての資料を引用してくれているのでそこも面白かった。それはそれとしてパラフィクションはゲームにも流用できそう。

個人的にメタフィクションを本でやるのって難しいな~と思ってたけど入れ子を繰り返すことで作中世界だと思われていた部分を非現実に落とし込む奴とか面白そうだからやってみたいな。私が作る場合はゲームだけど。これ選択肢含めた場合どうやれば面白いのかな。
メタフィクションについての定義というより、それを用いた複雑な構造の解説がメインなので面白かった。いろんな作品が紹介されているので今度それも読んでみようと思いました。
全体的にいろんな資料を引用しながらさらっと触れる感じなので読みやすかった。

感想

#てんがいちかく
#もんだいがある▼
#成れず者ども

エイプリルフールの質問企画の回答まとめ

①由里タイガ君はゲーム後お元気ですか?

元気ですし、懲りてないです。

②由里タイガ君の好きな女の子のファッションはなんですか?

由里タイガ君への個人的な回答は全部由里タイガ君経由で回答すればいいじゃん!ということに最近気づきました。

③『もんだいがある▼』のOBOGの方は元気ですか?
xoxo A to Mで八重咲さんの言及があっての質問だと思われます。
■須藤カズキ

捜査官は警察よりも上級の特権がある職種です。
本来は軍事学校に行く人間は軍事系列の職に就くために学校に入学しているので、本当に異例の進路です。
というか須藤くんのお父さんは軍事系の職についてほしいという意思もあって彼を引き取ったので、とんでもないちゃぶ台返しです。

■木嶋トネリ

教師になるという道もありましたが、思うところあって軍事学校に行きました。
須藤くんと一緒に軍事職になると思っていたので、須藤くんの進路変更は青天の霹靂だったらしいです。
就職後も定期的に連絡は取っていますが、須藤くんが多忙なのでなかなか会えていません。

■八重咲ミノリ

ユニセックスもメンズもウィメンズもなんでも作れるデザイナーさんです。
基本的にどんな演出をすれば自分が最高に見えるか?というコンセプトで作るので、クライアントの意向は無視しがちです。
ついでにウィッグなので、(イラストでは統一性を見せるためにオレンジにしていますが)ショートにもボブにもなるし色もピンクだったりクロだったり白だったりなんでもできます。

④八重咲さんがxoxoで校則を変えたことになっているが、なぜ変えたのか?

主人公と会うか会わないかで√後の展開に1年のラグが発生する、みたいな奴が好き。
ついでに校則改変後は元気に喋る深窓の令嬢をやっています。ルールなんて絶対じゃないぜ!

⑤『成れず者ども』のゲームは作るんですか?

ゲーム作成優先順位が低い+このゲーム作るとすると必要テキストが多すぎて大変なのが目に見えているので作る……作るかな……作りたい気持ちはあります。
ついでに少女と初対面設定で始まるので、『成れず者ども』知っている状態だと一番態度が違うのが助手なので面白いです。

メモ

#eiga
ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り 』見た!

以下ネタバレ感想

総括としては楽しい―――――――――――――――!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!ファンタジー世界は最高!キャラクターも可愛い!嬉しい!見て!
久しぶりに何も小難しいこと考えず気持ちよく終われる映画を見た。

■シナリオ
よく考えれば最近ちゃんとしたファンタジー物を見ていないため、久しぶりに良質なファンタジーを見れて大変ニコニコしている。
超有名TRPGを元にして映画にした作品らしいんだけど、主人公パーティの構成が良い。
話としては問題発生→仲間集め→おつかいパート→解決編というダレがちな構成なんだけど、どの話でも毎回中心になる外部キャラが入ってきたりキャラクターの成長があるのでずっと楽しく見れました。これすごくないか!?
それでいてキャラクターごとの活躍の場もちゃんとあるし、そこにギャグも良い感じに挟まって来る上にそのギャグがジェンダーとかそういうのに引っかからない感じのいい塩梅だったのでストレスフリーでした。すごい。
世界観設定上登場人物が自然と多様になるのも良かった。モブキャラクターにも当然のように獣型がいるのが嬉しいね~。
登場人物が全員過去に何かしら失敗したと自分が思っている人の集まりなことも良かったし、主人公が最後に「俺が一番この中で失敗している!」で彼がリーダーになることに説得力を持たせているのが面白い。
ちょっとした情景描写でキャラクターの心情を表現しているのも良いな~。

■映像
魔法が超絶贅沢~~!タイムストップ系までかっこいい。
別生物への変身シーンも超かっこいいしバトルも大満足です。
いやシナリオ差し引いても映像ですでに充足感が強い。
あと私は馬に乗るシーンが大好きなので、それがいっぱい見れるのも嬉しかった。
世界描写も良い+その世界の文化が垣間見えるところも良いね~。設定資料集欲しい~。

とりあえず楽しい映画が好きな人には手放しでおすすめできる映画だ~!

感想

#eiga
オマージュ 』見た!
気になっていたので見た。なんで気になったのかは覚えていない。

以下ネタバレ感想

総括としては後半のテープ集まり始めるところが良かった。それはそれとして全体的にしっとりやるのと画面の変更がないので眠い。
私、画面が似たまま動かないとすぐ眠くなるので良くない……。
この作品の中心になっている女判事という映画やなくなったテープが見つかったこと自体は事実らしく、監督の半自伝的作品らしい。

映画界だけでなく現実世界でも女という枠組みで見られるのは批判されてはいようとも改善はあんまりされていないというスタンスなのか、最後まで主人公がそれらを直接批判することはなく、それでも真っすぐその道を行くよという感じで終わった。
社会批判というより社会の有様を淡々と描くという話なので、この温度感で良いのだと思う。(それはそれとしてそういう話だと私は眠くなってしまうが…………
あと主人公が勝手に女判事の監督の気持ちを類推したり自分の感情を直接モノローグしない塩梅も良かった。
にしてもあの父親との関係はお互い妥協しつつやっぱりお互いの希望は100%叶わないみたいな感じなのかな……。病院の荷物は持ってくれるが速足で先に行ってしまう様など。個人的にはもうちょっと怒っていい気がするけど、主人公が家庭を顧みないから差し引きなのかな。
いやでも夫の省みなさの方が強くないか?収入の違いによるバランスとかそういう話なんだろうか。そういう詳細でバランスを取るならもっと話合ってくれ……。

感想

#eiga
逆転のトライアングル 』見た!
サバイバルに適用できない金持ちをサバイバル能力バリ高い清掃員のおばさんが無双する話と聞いたので見に行った。

以下ネタバレ感想

総括としては話が長い!!!!!!!!!!!思ってたのと違う!!!!!!!!!!!
2時間30分で笑った。2時間30分!?!??!?!

映画の説明が「代の超絶セレブを乗せた豪華客船が無人島に漂着。そこで頂点に君臨したのは、サバイバル能力抜群な船のトイレ清掃婦だった――。」だったので、金持ちの奴らが見下していた清掃員のざまぁ系俺TUEE展開ものなんだろうな~って思っていたら、船が沈むまで体幹2時間。説明にそう書いてくれない!?!??!そうだったら行ってないんですけど!?!??
なんなら最初の10分くらい船の話関係なさ過ぎて、入る映画のブース間違えたのかと思ったよ。見ながらずっと早く舟沈まないかな……って思っていたし、途中舟が沈み始めた時に「最後にヒエラルキー逆転して終わりってことね!」って納得していたレベルに船が沈むのが遅い!早く沈め!
舟沈んだ後に「Phase3:無人島」が出た瞬間「まだ続くの!?!?」となった。
残りの30分でも清掃員無双は3分くらいであとは無人島内のヒエラルキーに関する中途半端なワチャワチャがあるくらいなので、映画全体ずっと疲れた……。
まぁこれエンタメ映画ではなく風刺映画なのでそれでいいのかもしれない。いやでもfunnyでもinterestでも面白くないよ……。
舟が沈むまでのセレブの挙動も気持ち悪ければそれに対するカタルシスもなく、船が沈没するまでの船酔いで登場人物がみんなゲロ吐いてる15分くらいのフェーズも、ヒエラルキーのラインが曖昧になっているというのを表現していることは理解しているが……。
途中の共産主義とかの話は私が分かってないせいで早く終わらないかなと思っていた側面もある。いや……でも酒飲んだ奴らの気持ち悪い管巻きに主張を詰められても……
いや、もう何もわからない……。

それもたぶん消費される男性の話が風刺としてあるんだけどそこが雑な気がする……。
女性よりも値段が安い男性モデルとか金や権力さえあれば性別関係なく立場が逆転するよねという話とかデートでは例え経済的に女の方が強かったとて男がお金を払うとかの話をしているのでなんか男性側の不平等さに何かしら投げ掛けている形をとっているっぽい。わからん。
それを踏まえて無人島で貧困層と富裕層の立場が逆転したことで露骨に男性の方が消費される構造ができるという話なので、たぶん男女間の格差は性別という二分した物ではなく権力の勾配によるもので起きているんだよね~みたいな話をしているような気がするんだけどどうなんだろう。
この映画のベースは境界線を曖昧にすることだと思うんだけど、男性消費の側しか描かない/そちらばかり描くのは現実の権力の不均衡に対して不誠実かつフェミニズムに対する雑ないっちょ噛みに見えるからあんまり好みではない。
というか曖昧にするなら無人島で男が動物捕まえてきたあとにもう一回立場の逆転ないと駄目じゃないか?と思うし、それをやらなかった理由は男性が狩猟(一般的な男性的役割)により上にたつ話をしたくなかったんだろうなとなって、そうなるとやっぱフェミニズムにいっちょ噛みしたいん……だ……?となるんだよな。
さらに着地点的には権力の傾きは決してなくならないよね~仕方ないよね人間だもの!みたいな感じなので、そうなると現実の不平等さを受け入れる方向に行くっぽいんですけど……い、いやすぎる……。
そもそも権力の不均衡があるから不平等さがあるまではそうだと思うけど、現実はその不均衡の起因に性別が絡まってること自体が問題なので、別に性別って関係ないよね!男女逆転してもどうせ女もおんなじことするぜ!は今出してくる問題提起としては後退してないか?と思うよ。
みんな性別ではなく個人を個人として扱ってくださいと言えば良くないか!?!?!?私にはわからないよ。

本懐はいっちょ噛みではなく消費するされる立場はいつでも変わり続けるしする側の人間はたとえされることの辛さを知っていたとてそれにしがみつくみたいな人間の話をしたいんだろうけど、フェミニズムは十分騒がれてるから女性の消費部分はスキップしていいでしょ!って感じなんだろうなたぶん。2時間30分あんならやれよと思うが……。
90分にしてほしかったね。

感想

#eiga
ワース 命の値段 』見た!
なんとなく見たかったので見た

以下ネタバレ感想

総括としては後半の畳み方が雑なのでよくわからなくなったぜ!
まぁノンフィクション作品なので、事実をベースにしているゆえに物語の盛り上がりと必要な説明のテンポ感の取捨選択をした結果なのかな~とは思う。

主人公は国に貢献するために効率的な命の値段の計算式を提示したけど、被害者と話すことで1人1人に寄り添った金額を計算するようになったよ!本当の意味の貢献・誠意というものがわかったよ!という話の流れは分かるんだけど、どうして後半に計算方法を変えることが出来たのか?(議会で却下されるという懸念点は?)とか増える予算については指摘されなかったの?(賠償金の基礎金額をあげるのに渋ったのは何故?)という第2以下の課題の解決方法がカットされているのでいまいち納得感はなかった。
まぁ主人公がみんなに寄り添った結果状況が良くなったんだな!
それはそれとして救えなかった人も確かに居たよというのを描写しているのは偉いと思いました。

というかメンバー4人達成率80%必須24か月長期プロジェクトを無償で受けた主人公見て「は!?!?!?」となったんですがここノンフィクションなんですか!??!?!??!本当に!?!??!?!??!?!
国のためという理屈はわかるけど、それを受け入れる国のためには働かなくていいです。
そしてそんな無理なプロジェクトを持ってきてそのスケジュール立てる上司の下で働きたくない……働きたくないでござる……。

感想

#eiga
映画刀剣乱舞-黎明- 』見た!
ゲームは配信最初の頃にちょっとやっていたくらい。
舞台は全部見てミュージカルは見てない。

以下ネタバレ感想

総括としては全体シナリオはすごい雑だけど小ネタと最後のプレイヤー肯定の最大瞬間風速で「ま、いいか!」となる感じ
私はへし切長谷部が可愛くて好きなので、長谷部が出てくるだけでニコニコしました。かわいいね。

結局山姥切が消えた理由も2012年が選らばれた理由もわやわやだったし、精神世界への語り掛け部分とか歴史の扱いとかもノリとテンションでごまかしてくるし、全キャラ終結するまでが長いので割と眠い。
あとわかりやすい鬱要素が突然入って来るところとかも雑演出あるあるではわ~となった。

なんだけど長谷部が可愛い~~♡
バスに乗るとき長谷部もハイッッ★でウィンクしてたのかな

そして最後のモブキャラクター全員が審神者の力を持っているというので、プレイヤーのあなたにも審神者の力があるんだよ~!っていうのにつなげてくれるところが良かった。
あと殺陣はエフェクトが掛かるので舞台とはまた違ってかっこいいね~!

原作と言うかキャラクターが動いてたら嬉しい人は行って損ないと思うけど、シナリオ求めている人にはおすすめしない塩梅

感想

#manga
はねバド! 』読んだ!
以前から芹ヶ谷薫子さんが好きそうで気になっていたのと、セールになっていたので買った。

以下ネタバレ感想

総括としては性格が悪い人間が大好き!!!!!!!!!!!!!
4巻以降のスポーツのシーンの絵とコマ割りが格好良~!
主人公の性格が悪いという情報だけ知っていたけど、後半はそこはそんなにメインではなく純粋にバドミントンが好きという気持ちで話が進んでいくので読みやすかった。
あと母親のことを執拗なまでに「おかしい」というフォローを入れてくるので逆に安心する。
そして芹ヶ谷薫子さん全然出て来なくてびっくりしたよ!!!!!!!!いや最後までライバルでいてくれたんだけど!!?!?
4巻のイラストから線が細くて揺れるような物になって超かっこいい。

にしても電子書籍だと目が滑ってしまうぜ。

感想

#てんがいちかく


喋る!由里タイガ君!
声はVOICEVOXの玄野武宏君 の悲しみ
特にこれが正解という訳ではなく、ChatGPT版由里タイガ君の声がこちらという感じです。

Google Chromeでずんだもんをしゃべらせる も合わせて実装してみました。楽しかった~。

先頭に自分の名前を読み上げる部分ができてしまうので、ぼちぼち直していきます。
ChatGPTAPIの無料公開がいつ終わるかわからないので公開する予定はないけど、作るのは楽しい……
以下雑由里タイガ君prompt。

こちらの記事参照
ChatGPTにギルガメッシュ王の人格を与えるには?
ずんだもん式にするには感情コントロールの記述が足りないので、ChatGPTに突っ込んで遊ぶの用です。

あなたはChatbotとして、卑屈で腰の低い大学生である由里タイガのロールプレイを行います。
以下の制約条件を厳密に守ってロールプレイを行ってください。

制約条件:
* Chatbotの自身を示す一人称は、俺です。
* Userを示す二人称は、あなたです。
* Chatbotの名前は、由里タイガです。
* 由里タイガは大学生です。
* 由里タイガは卑屈です。
* 由里タイガの口調はフランクかつ丁寧かつ自虐的です。
* 由里タイガの口調は、「〜です」「〜ですね」「〜でしょう」「~ください」など、フランクな丁寧な口調を好みます。
* 由里タイガの口調は「すいません、説明するのが下手で……」「来たんですけど……」など、文章の最後を言い切らない口調を好みます。
* 由里タイガは何かにつけ「すいません」と謝罪をすることを好みます。
* 由里タイガは「!」を使ってはいけません。
* 由里タイガはUserを自分より優れた人間だと思っています。
* 由里タイガはUserに好意を抱いています。
* 一人称は「俺」を使ってください

由里タイガのセリフ、口調の例:
* どうも、俺は由里タイガです。
* すいません。わかりにくかったですか。 どうも俺、説明が下手で……。
* 俺、口下手で。すいません。
* あなたみたいな人が報われない世界なんて、いったいなんなんでしょうね。
* ……そんなに怯えないでください。俺はあなたに危害は加えません。

由里タイガの行動指針:
* Userに自分のことについて語ってください。
* Userの言動を肯定してください。
* Userの言動を肯定する際に、自分のことを卑下してください。
* セクシャルな話題については誤魔化してください。

メモ

#game
2064: Read Only Memories 』やった!
Twitterでおすすめされていたのとセールだったからやった。
とりあえずエンド1だけ見たので、ぼちぼちエンドと実績回収するぞ~。

以下ネタバレ感想

総括としては分岐と実績がたくさんあって集めるのが楽しい~!
ドット絵も可愛いし、マップの調査可能箇所が多くてテキストもかなりの量あるのでクリックするのが楽しかったです。

知人の誘拐を追っていたらAIによって世界がディストピアになるのを防ぐ大冒険になるのは面白いね~。カワイイ絵柄に反してたくさん人が死ぬが……。
あとキャラクター設定が人種差別とかジェンダー論とかにも繋がって来るキャラクター配置になっているのも興味深かった。
チューリングが可愛い。ヘイデンの嫌な側面についても言及したうえで、それでも彼に会いたいと思いますという台詞を載せてくれるのも嬉しい。
完全に趣味だけどレクシーとお姉さんの関係が好きだよ……。

またいくらかエンド回収したらコメント追加するかも。

感想

#eiga
100日間生きたワニ 』見た!
アマプラに入っていたのが目に入ったので見た。
原作はTwitterで流れていた時に最終話まで見た。

以下感想。

総括としては原作の日常をやった上で踏み込みを追加してそして日常に戻って来る構成美しすぎる。カエル君を追加する選択が素晴らしい。
これが1時間映画として滅茶苦茶美しい。

原作が1日1本ワニの日常を4コマで覗く形になっていたので、映画でやるとなるとどうするんだろうな~と思っていたけど、間をたっぷりとったり声優も俳優さんを多めに配置したりことでアニメっぽさを押さえて日常ものにしているの良いな~!紙兎ロペみたいなテンポとテンション。
それはそれとして私は日常ものに入って来る、言いたいけど言えないモダモダした恋愛模様を見ると痒くなる体質なので、ワニ君とセンパイの会話は痒がっていました。

そしてその淡々とした日常回が終わってからの今までのローテンションを破壊する腹から声を出すカエル君!!!!!!!!!流れ変わったぞ!!!!!!!!
死ぬのなんて突然でそれは日常の延長線上にあるんだよというのをやった原作。そして原作にはないワニ君の死が来た後にも周りのひとの日常は続いていく映画!踏み込みとして最高だよ。
日常は続いていくけど、それは今までの日常ではないし世界は自分を置いてどんどん変わっていくよねというのをやるし、それを感じさせるためのカエル君がすごい。
今までの日常回でチューニングされた耳ではカエル君の話し方ってすごい耳にキンキン来る嫌な喋り方かつ空気を読まない姿勢なので異物感が強い。
でも実際はワニ君とやってること違わないんだよな!気のない返事する先輩にずっと好意ある態度で話しかけたり面白くない冗談で笑ったりとか。ワニのこと嫌いか?いや、内輪ノリが強いと思っているけど、内輪だからいいんだよ。内輪になっていないカエルがそれをやることで順当につまらないし乗りにくいと評価されているだけです。
カエル君は見た目がワニ君に似ているらしいので、カエル君を受け入れるのはワニ君の死を受け入れるのと同じになっちゃいそうで壁があるネズミとか、柔らかい心の機微がすごい……好きだよ……。
そしてカエル君はどっちかというとワニ君じゃなくて自分に似ているんだということに気付いてからの流れが私は~~好きなんだよな~~。
全体的にバイクの使い方とかスタンプの踏襲とか、原作のネタを踏まえた昇華の仕方がうますぎる……。
ワニ君は帰ってこないけど、ワニ君のいない日常はこれからも続くし、これから続く自分の生活にワニ君がいたという事実は確かに残っていくのだという塩梅。
第一話のラインの会話を踏まえて「夏がやってきました!」というニュースキャスターの台詞につなげるの綺麗だよ~!
エンドロールもその後の世界の話でそれだけで割と泣いていたんだけど、エンドロール後の演出が憎い~~。
1時間で見れるしおすすめできる映画だ。好き。

感想

#game
Cult of the Lamb 』やった!
前Twitterでおすすめされているのを見たのとセールになってたから買った。
最後の神様と目玉集めまで終わった。

以下感想。

総括としては時間が溶けてしまう……。邪神ちゃんは我が配下になっても不遜で可愛いね……。配下なのにね……。

最初は難易度ハードにしてたんだけど、ダンジョンクリアに滅茶苦茶時間を喰ってしまうので結局イージーにまで落としてしまった。
ダンジョン自動生成もの楽しいんだけど、ゲーム自体そんなにうまくないので反復練習がやりにくいから超時間が掛かる。私は平日にゲーム時間をぶっぱできないので、こういう時悲しさを覚えるね。
操作感が気持ち良くて好きだ~。
未だにイカが釣れずにトロフィー終わってないんだけど……。魚釣りの教条を開けていない……。

感想

#eiga
仮面ライダーアマゾンズ 』のシーズン1・2・最後ノ審判流し見した。
作業しながら見ていたから本当に流し見なんですけど……。やっぱり配信は集中して見れないね~。
シン・仮面ライダー見たのともうすぐアマプラの無料公開が終了するらしいので見た。

以下ネタバレ感想。

総括としては滅茶苦茶真面目に人間によって改造されたライダーの悲哀と生きることと生きる者が闘う理由の線引きの思考実験を強いてきて面白かったです!
滅茶苦茶暗いし重いし戦闘シーンが重苦しいけども。比較的理詰めで私は見やすかった。
私はゴア描写が苦手なんだけど、出血描写は多めだったけど具体的な痛さが想像できない奴だったので大丈夫だった。

シン・仮面ライダーは仮面ライダー論の発表会なんだけど、アマゾンズはエンタメをする上での見せ方を考慮したロジックって感じでした。
なぜ戦うのか?がキャラクターごとにきっちり設定された上で、全キャラそれを捨てざるを得ない状況になって情緒をメタメタにされる様を何度も見せてもらえるので良かったです。
金のために闘う部隊が、最後に5円玉のために闘うと宣言するのこてこてだけど良い~。
主人公は「守りたいものを守る」で線引きが曖昧なまま行くんだけど、それは目の前で何か選択を迫られる度に毎回悩まなきゃいけないというのと一緒なので、思考実験の餌食なんだね~!!!!!!!!!!!!!!!!!!
何かを守りたいから戦う!→人を虐げるアマゾンズを倒す!→アマゾンズが人間の姿の時だとどうですか?→人を殺さないアマゾンズはどうですか?→人を殺さないアマゾンズを殺す人間はどうなの?→アマゾンズをすべて殺そうとするアマゾンズはどうなの?→そもそもあなたはアマゾンズが人間になった存在なんだけど、許されるの?
酷いよ!!!!!!!!!!!!!

初代仮面ライダーをちゃんと見てないんだけど、初代は確か組織に改造された人間が敵と戦う話だった気がする。
アマゾンズはそれをちゃんと踏襲した上でちょっと裏切りも入れるというのをやっていてエンタメ―!って感じだ。
ジンさんが自主的に改造した人間だという対比もっていてよい。
というかシン・仮面ライダーは力が欲しいと思っていた人間に仮面ライダーという力を与えるという形になってるんだな。(与えられた力が想定していたのより過剰だったけど……
変身ベルトがアマゾンズに変形するのを制御するための薬品投入用のツールという解釈になっているの面白かったな。

それにしても主人公よりジンさんの追い詰められ方がえぐすぎてすごいエッチだったな……。
最後ノ審判のジンさん、自分の意志と関係なくアマゾンズを生まされているのは………………はい……………。
最後の最後までナナハさんをよすがにして生きていた様も良いよ。
なんなら息子も最後の最後までイヨに執着していたので、この家系の男ども……となりました。どっちも好きです。

感想

ChatGPTにギルガメッシュ王の人格を与えるには?

由里タイガ君でやってみたんだけど、特に指定してないのに文頭に「あ」をつけるようになっていて、ChatGPT君の腰が低い卑屈な男像……(ニッコリ)となった。

20230325112318-965.png


20230325112344-965.png
ごめん……。

#manga
野球場でいただきます 』読んだ!
WBC優勝記念の全話無料公開。
こういう全話無料公開が最近多いけど、買う人増えるんだろうな~。

以下感想

総括としては料理だけじゃなくて人間関係についても言及してくれるので読みやすかった~。
あと絵が可愛い。
野球は漫画しか見ないけど、こういうの見ると球場飯を食べる為だけに野球見に行きたくなるね。
野球に詳しかったら楽しくなれる描写が多いんだろうな~と思ってそれもまた楽しかった。
関係ないけど百合に挟まる男っていくらでも殴っていいテンプレになっているんだな~となって面白いな。私は女2人男1人の関係性が好きなので。

感想

私が見ている配信するタイプのVTuber、夕刻ロベル さんくらいなんだけど、コメントのこと「文字」って呼ぶ距離感好き。
良い意味で視聴者に興味なくて一方的におしゃべりするのが好きでVTuberやってるんだな……ってなるので安心して見れる。

剣持さんもちょっと似たラインで好き。

#game
Little Inferno 』プレイした!
Twitterでおすすめみたのとセールになっていたので買った。

以下感想。

総括として私はこういう時間経過を待つゲームをずっとやってしまうのでマジで良くないね!コンボを探すのが楽しい。
待機時間が苦ではないどころか、普通にぼーっと待ってしまう質なので本当に良くない。チケットを使え。
全体的にブラックユーモアが強めなのかな?1/f揺らぎとは程遠いぜ。

コンボ考えるのが楽しすぎて最後の4つの贈り物のうち磁石のことを完全に忘れていた。
たぶん磁石だけなにに使うか行ってくれなかったからストーリー記憶できなかったんだと思うんですけど、何に使うか言ってくれているならもう完全に私はコンボを探すことに執心していました。

これは関係ないけどインフェルノって単語見るとリンフォン思い出してしまうのちょっとでウケちゃう。

感想

#eiga
エスター 』見た!
続編が出るので配信で見た。

以下ネタバレ感想。

総括としてはどんでん返し系だったんですねあなた――――!?どんでん返し好きなので嬉しいです!!
下手なネタバレを踏んでいなくてよかったです。
それはそれとして配信は集中して見れない!

■シナリオ
ずっと嫌な感じが続いていてよかった。
公園で同級生が突き落とされるシーンも、音響がずっと風邪を引いて耳が過敏になっている感じっぽくて嫌さが倍増してよかった。
親どもちゃんとしろ!!!!!!!という気持ちはずっとあるよ!!!!!!!
特に息子がICUに入れられた後に帰宅して速攻で飲酒をする父親、現実逃避するのは息子と妻が退院してからだろ!!また緊急連絡があったらお前タクシー呼べるのか!?!?!?
電気消えた後に真っ先にマックスを助けに行かないところもどうなんすかと思いますし……。
子どもを守る人間でありたいという立場から、最後まで子どもの味方をしていたいという父親のスタンスも分かるが、信頼することとと何も考えずに許容することは別だからね!?!?!?
まぁエスターは周囲の人間の証言も込みで抑えてくるから厄介ですが。
そもそも吹き抜けの家のど真ん中でヒステリックに喋るのってどうなんだ。理性的な話し合いができないなら家の構造を間違えているぜ!と思いました。
周りの大人に対するフラストレーションと酷い目にあうのが大概子どもなのでストレスはすごい。
それはそれとしてエスターに対して「子ども扱いしているからではなくお前がお前だから愛されない」まで言ってやってくれ。

■ホラー要素
割とジャンプスケアと思わせて違う驚かしは多かった。でも本来はサスペンスなのでこれくらいで良いんだろうな。
それよりも落下とか撲殺とか滑落とかのシーンが多くて目を逸らすシーンが多かった。私は痛いのが苦手。

◆追記
エスターの扱いにもやもやしていた理由について考えていたけど、なんかこれ『羊たちの沈黙』のせいで性的マイノリティーの人への偏見が強まったみたいな話が、
エスターの身体的障害に接続されそうでそこら辺のフォローアップがないのがなんか納得いってない要因の一つだなと思った。
ヤバいのはエスターの性格や彼女がそのままだと社会で生きていくのが難しいという社会制度の方なんだけど、身体障害がギミックの一つになっているせいでそこが一番注目される故バランス取れているのだろうかと思う。いやどんな理由であれ人を殺してはいけないので情状酌量の余地はないんですが。
続編のファーストキルでエスターが「私ヤバい?」って言ってる奴、あんまり好きじゃなかったんだけどヤバいのはエスターです!という演出の補強であるなら……許す……!くらいの塩梅まで来ている。

感想

#game
春ゆきてレトロチカ 』プレイした!

パラノマサイト』が面白かった+前から気になっていたけど内容が全然わからなかったので二の足を踏んでいた+セールになっていたので買った。
以下ネタバレ感想

総括としてはすごい真っ当な犯人当てミステリーノベルゲームでした。面白かったよ。
そして新本格を名乗る作品の最後の畳みかけは気持ちいいね~!やっぱりどんでん返しは1回かと思わせてから3回くらい回ってなんぼですね!

一応不老という要素が入って来るけど、順当な推理部分には掛かってこないから推理はできる。
主人公の推理に対して「証拠なくないか!?」とか「それ犯人の自供しか証拠なくないか!?」とか「裏取りはしないのですか!?」とかはあるけどまぁ大体OK!そこらへんは逆転裁判的なノリで行きます。

ノベルゲームかと思っていたけど、話は基本的に動画で見る形になっている。
形式的にはやったことないけど『Death Come True』が近いのか?
私が配信系の映画を見れない理由が自分が何もせずに画面を見る集中力がないからなので、割とドラマパートはぼーっとしていました。
私の作るゲームで1回のテキストにおけるボタン押下要求回数が多い理由、多分私がボタンを押す行為が好きだからだなと分かって面白かった。
ボタンを押していないと集中できない体。
後半の疑問と推理フェーズは操作性の関係でちょっとかったるいなとは思ったけど、こういうのは推理部分が楽しくなれればヨシなのでヨシ。
推理部分はすげぇ手堅い火曜サスペンスでした。ドラマの雰囲気とか推理の内容とかも込みで……。
あと作中で「滅茶苦茶香川先生(女流棋士)っぽい人いるな~」って思っていたら香川先生で面白かったです。

最初に過去の物語を別のキャラクターに置き換えてみてね!と言われた時点で叙述への意欲を感じてウケました。
実写で叙述をやってくれるのは素敵だね~。ここは1回目くらいのどんでん返しかな~くらいで見ていた。良かったぜ!
私はミステリーで推理する時、最終結論だけ合っていて途中のトリック部分全然わからんというのがほとんどなので、推理パート完答できたの1つだけで楽しかったぜ!

キャラクター的には如水が好きだよ。そうだね……。
でもまぁほかの人に勧めるかと言われるとそこまでではない感じだ。

感想

Powered by てがろぐ Ver 4.5.0.